【物語りVol.171】リーグワン第8節レビュー 「諦めない姿勢」を最後まで貫いて

結果を正面から受け止めて、前進を続けていきます。
NTTジャパンラグビーリーグワン2025-26 第8節、神戸S戦が26年2月15日に秩父宮ラグビー場で行なわれました。前節終了時点で、東芝ブレイブルーパス東京は5勝2敗の勝点24で4位です。神戸Sは勝点29の4位で、注目の上位対決となりました。
今節はホストゲームです。ルーパスガーデンは、開場から熱気に包まれました。オフィシャルグッズの販売ブースでは、セタ・タマニバル選手のサイン会が開かれました(参加に条件あり)。また、ファンクラブブースを、ティージェイ・クラーク選手が訪れました。こちらも写真撮影やサインに応じていました。
お馴染みとなっている『日本一のラグビー体験』は、この日もたくさんの参加者が集まりました。ラインアウトとスクラム体験では、山川力優選手、原渕修人選手、小林洋平選手、高城勝一選手、尹礼温選手が登場しました。濱田将暉選手、眞野泰地選手、金秀隆選手、田中元珠選手、岡村優太選手は、ハイボールキャッチやラグビーボウリング、ミニゲームなどで来場者と交流しています。パスターゲットのコーナーには、ネタニ・ヴァカヤリア選手が足を運びました。ラグビー体験の参加者には、ステッカーが配られています。

14時30分キックオフの試合は、難しい展開となりました。前半は7対20で折り返します。点差を拡げられていたなかで、39分にリーチ マイケル選手が自身2試合連続となるトライをあげました。リッチー・モウンガ選手のコンバージョンキックも成功しました。
後半も立ち上がりに点差を拡げられますが、高橋昴平選手、マイケル・ストーバーグ選手、ロブ・トンプソン選手がトライゾーンへ飛び込みます。コンバージョンキックはモウンガ選手が3本すべて成功させ、28対27とリードを奪います。ラスト10分からは再び追いかける展開となり、後半36分に石岡玲英選手のトライで33対34とします。モウンガ選手のコンバージョンキックは左タッチライン際の難しい角度で、惜しくも決めることはできませんでした。チームとして諦めない姿勢を最後まで貫きましたが、1点差のままで試合は終了しました。

佐々木剛選手は前半の展開について、「僕たちがアタックしていたなかで、ブレイクダウンにプレッシャーをかけられてターンオーバーというのがすごく多かった。そこで攻めきれず、ペナルティを取られて戻されて、強い大きい選手を当てられて、モメンタムを取られるということが多かった」と振り返ります。

松永拓朗選手も「セットプレーからのミスとペナルティで、自分たちがアタックで乗っていきたいところで乗りきれない。自分たちでゲームを難しくしている部分はありました」と前半の攻防をまとめます。同時に、「アタックは自信を持ってできている。こうやってアタックをすれば東芝は強いんだというDNAを、より良くしていく」と前を向きます。

リザーブからグラウンドに立った酒木凛平選手は、古巣との対戦となりました。「今日のメンバーのなかで、たぶん僕が一番勝ちたいと思っていたはずです。勝てる試合を逃したので、すごく悔しいです」と、言葉どおりに悔しそうな表情を浮かべました。
ここ3試合は、チーム内で「アルファ」と呼ばれるリザーブからの出場となっています。「どの立場でもできることがあります」としっかりとした口調で話し、日々の取り組みに眼を向けます。
「試合の入りで先制パンチを受けて、そのままズルズルいってしまうような試合が続いているので、練習の一つひとつの入りの部分を意識して、厳しく、丁寧に、やりきるようにしていきたいです」

同じくリザーブで途中出場した眞壁照男選手は、前節の三重H戦で50キャップを獲得しました。在籍7年目の29歳が、一つの区切りを迎えました。
「このチームを昔から見てきて、フロントローはやっぱりレベルが高い。日本を代表する選手が多いポジションです。そこでしっかりと50キャップを取れたのは、素直に嬉しいですね。プロップでは小鍜治(悠太)とか(木村)星南は、僕よりも早く50キャップを取っていますけれど、そういうことに対する焦りもなく、もっと苦労するかなとも思っていました。自分のなかでは、着実に積み上げてきた感じです」
神戸S戦の結果については、「いい場面、いいプレーもありました」と話します。そのうえで、アルファの役割を自覚します。
「アルファのメンバーも自分たちのプレーをして、後半にしっかり点差を詰めて逆転へ持っていく時間もありました。自分たちのプレーはできたかなと思いますが、それが勝利につながるようにもう一段、僕らがブーストできるように。そこは意識していきたいです」

神戸S戦がシーズン初キャップとなったのは、桑山淳生選手です。プレシーズンに筋肉系のケガを繰り返しましたが、焦らずに状態を上げていきました。
「これまでK9と呼ばれるメンバー外の立場で練習をしてきて、K9は相手チームを想定したものなので、東芝のアタックをやることはなかなかないんですけれど、そのなかでも自分が成長できるシーンはありました。そうやって自分の身体とも向き合いながら、状態が良くなってきたと感じていたので、メンバーに選んでもらえたのはすごく嬉しかったです」
自身のプレーについては、「自分の強みであるボールキャリーの部分を、なかなか生かせませんでした」と話しました。ディフェンスについても反省の弁を口にしましたが、この日得た気づきを次節以降の戦いへつなげていくのでしょう。

この日の結果を受けて、東芝ブレイブルーパス東京は勝点25で4位となっています。3位の神戸Sとの勝点差が「8」に開いた一方で、5位の東京SGが勝点4差に迫っています。
試合後の記者会見に臨んだリーチ主将は、「三重H戦、神戸S戦の負けから、何を学んで何を生かせるか」と、自らへ問いかけるように語りました。ライバルたちの分厚い包囲網を突き破り、再び上昇気流をつかんでいく。3連覇への道のりは険しくとも、誰ひとり視線を落とすことなく、次の試合へ向かっていきます。
(文中敬称略)
(ライター・戸塚啓)

次戦のホストゲームは、鹿児島県の白波スタジアムにて、ブラックラムズ東京と対戦します。
鹿児島県での開催となりますが、たくさんのONE LUPUSの皆さまのご来場をお待ちしております!!





























































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