【物語りVol.165】3連覇を目ざすシーズンが幕を開ける!!

■ブレイブルーヴの2選手と業務委託契約を締結
12月5日、東芝ブレイブルーパス東京は定例記者会見を開きました。NTTジャパンラグビー リーグワン2025-26の開幕がいよいよ迫り、薫田真広代表取締役社長兼GM、トッド・ブラックアダーHCが出席しました。
薫田社長からは、いくつかの報告がありました。
まずは新スタッフ加入の発表です。女子ラグビーチーム『Brave Louve(ブレイブルーヴ)』に所属する選手兼スタッフの中村紘子選手(写真左)、青柳双葉選手(写真右)と、11月から業務委託契約を結んでいます。
その背景について、薫田社長はこう説明します。
「女子ラグビーの発展、ブレイブルーヴの強化、アスリートとしての支援といった観点に立ったものです。我々の施設を使ってトレーニングをしてもらうとか、コーチングなどのリソースを提供します。また、営業部に所属してもらい、ブレイブルーヴを持続可能なクラブとするために学んでもらいます」
2選手からも抱負が聞かれました。中村選手が爽やかに意欲を表わします。
「自分たちがブレイブルーヴの運営をしていて、その際にスポンサーさん、パートナーさん、地域の方々と協力していきたいと考えています。営業部でノウハウをしっかり学んで、持続可能なチーム作りをしていけたらと思います」
青柳選手も、瑞々しい思いを伝えます。
「アスリートとしての支援もしていただいているので、自分たちの目標の達成へ向けて業務と両立できるようにしていきたいです。ブレイブルーパスがチーム一丸となっているように、私たちブレイブルーヴもONE TEAMとなれるように、ふたりで頑張ってここで務めていきます」
東芝ブレイブルーパス東京は事業と強化を両輪としながら、日本ラグビーの発展を後押しすることを使命としています。今回の女子選手との業務委託契約も、その具体策のひとつと言っていいものでしょう。

■12.14開幕節でディアンズ選手があいさつを
12月14日に行なわれるリーグワン開幕節のホストゲームで、東芝ブレイブルーパス東京は4万人の動員を目ざしています。レギュラーシーズンでは、どのチームも到達したことのない数字です。
薫田社長は5日の会見当日時点で、「発券では4万人を超えました」と明かしました。ドッグシートの発券も、150匹分を数えています。愛犬と一緒にラグビーを観戦できる機会の創出には、「やっと一緒に観ることができる」といった喜びの声が届いています。
東芝ブレイブルーパス東京は事業会社として、有料入場者数にこだわってきました。そのスタンスは変わりませんが、今回は「ラグビーをもう一度知っていただく、ラグビーのポテンシャルを世の中に知っていただく」ことを優先し、「次につながる投資」として戦略性を持った招待も実施しています。
埼玉パナソニックワイルドナイツとの開幕節は、『ONE FESTIVAL』と題してユニークなイベントが用意されています。ラグビー体験にはOB16人の参加が予定され、キッチンカーは実に52台(!)が集まることになっています。
また、試合後にはワーナー・ディアンズ選手のセレモニーが開催されます。来年2月開幕の2026スーパーラグビー・パシフィックに、ハリケーンズの一員として参戦するディアンズ選手が、来場者にあいさつをすることになりました。
薫田社長が言います。
「日本代表のキャプテンも務める選手ですから、クラブとして、日本ラグビーとして、しっかりと送り出したいと思います」
グラウンドにも、オフザフィールドにも「日本一」が詰まった12月14日の『ONE FESTIVAL』は、特別な観戦体験を約束してくれるでしょう。

■「自信を持って送り出せる選手が増えている」
薫田社長に続いて、トッドHCが登壇しました。
11月29日のプレシーズンマッチ最終戦を終えたチームは、2日に川崎市の株式会社東芝を訪れ、関係各所にあいさつをしました。翌3日は府中事業所にて、社員のみなさんと交流しました。29日のクボタ戦後には、スポンサー様との決起集会も開かれています。こうした行事を通して、トッドHCは「自分たちが何を代表して戦っているのか、改めて認識する機会となりました」と、表情を引き締めました。同時に「これだけの応援を受けているという責任感」に強く目覚めた、とも話しました。
プレシーズンのトレーニングでは、チームの底上げを意識してきました。
「昨シーズンは起用した選手の数がリーグワンのなかで一番少なかった。つまりメンバーを固定して戦っていた。『K9』と呼ぶ控えメンバーの練習試合で、ひとつも勝利がなかったという事実もあります。チームが次のステージへ向かっていく柱として、いわゆる『B戦』でしっかり勝ち、そこにいた若手が公式戦のジャージーに手をかけられるかどうか。そこでプレシーズンは、緊張感のある展開でも自分たちの求める基礎スキルを発揮できるか、若手だけでなく全員のレベルの差を縮めていくことにフォーカスしました」
プレシーズンでは6つの試合を消化しました。結果は4勝2敗で、11月22日の東京サンゴリアス戦、同29日のクボタ戦に敗れましたが、トッドHCは「シーズンに入ってから手痛い敗戦で学びを得るより、プレシーズンの適切なタイミングで学べたのは良かった」と位置づけます。
開幕節で対戦する埼玉WKについては、「例年どおり質の高いチーム」とリスペクトし、「チームが積み上げてきたものに、自信を持っています」と語気を強めました。そのうえで、「各チームとも選手層の厚みに取り組んでいる。リーグ全体の質が上がって、いままでにない高いレベルの戦いになるのでは」と展望します。
もちろん、東芝ブレイブルーパス東京もチーム力を高めています。トッドHCは「自信をもって送り出せる選手の数は、去年のシーズンより増えています」と胸を張ります。
リーグワン史上初の3連覇へ。楽しみな戦いが始まります。

■リーチ選手は今シーズンもフル稼働を目ざして
5日の定例会見に先駆けて、2日には『NTTジャパンラグビーリーグワン2025-26』の開幕前メディアカンファレスが開催されました。全チームの選手が勢ぞろいし、東芝ブレイブルーパス東京からはリーチ マイケル選手が登壇しました。
リーグワン3連覇に向けたポイントを聞かれると、「自分たちのスタンダードをもう1回引き上げる」と答えました。「試合に出るメンバーだけじゃなく出ていないメンバーも含めて、自分たちが何を目ざしているのかを、もう一回考え直してやらないといけない」と続けました。
原田衛選手、ワーナー・ディアンズ選手が抜けたことについては、新加入の外国人選手への期待をその答えとしました。
「ロックにはマイケル・ストーバーグが入ってきて、彼は経験があってリーダーシップを発揮できる。ラインアウトのマネジメント、練習のマネジメント、どちらもすごくレベルが高い。カラム・マクドナルドも入ってきて、彼のフジィカルは東芝に合っています。フッカーにはアンドリュー・マカリオが入った。彼も経験とリーダーシップがあり、フロントロー全体をサポートできています」
若手選手について聞かれると、在籍2年目のアフ・オフィナ選手、ヴェア・タモエフォラウ選手、石岡玲英選手、在籍1年目の木戸大士郎選手の名前をあげました。「彼らだけでなく色々な選手の出番が増えると思います」と、期待を込めて話しました。
自身は昨シーズンに続き、フル稼働を誓います。
「若い選手にはもちろん出てきてほしいけれど、(ポジションを)譲るイメージはないですね」と力強く話します。トッドHCはプレータイムをコントロールする可能性にも触れていますが、「それは知らないです」と笑顔でかわし、「去年のシーズンよりもパフォーマンスを上げないといけない」と決意を語りました。
「リーグワンは毎シーズン、レベルが上がっている。今シーズンも楽しみにしています」
37歳の頼れるキャプテンは、今シーズンもチームの先頭に立って戦います。
(文中敬称略)
(ライター:戸塚啓)


































































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