【物語りVol.169】リーグワン第6節レビュー「らしさ」全開で激闘を制す!!

この試合へ向けたアタックテーマを、鮮やかに遂行しました。
NTTジャパンラグビーリーグワン2025-26 第6節、S東京ベイ戦が26年1月24日に秩父宮ラグビー場で行なわれました。前節終了時点で、東芝ブレイブルーパス東京は4勝1敗で4位です。
この試合は今シーズン3度目のホストゲームで、秩父宮ではシーズン初となります。
試合前のルーパスガーデンは、いつもどおりの賑わいに包まれました。ラグビー体験にはONE LUPUSのみなさんはもちろん、S東京ベイを応援するオレンジアーミーのみなさんも行列を作り、メンバー外選手と交流しながらタックルやラインアウトなどを楽しんでいました。デジタルトレカ『猛勇浪士録』のラリーや、書籍『狼たちのラグビー』の御朱印スタンプも、試合前の楽しみとして定着しつつあります。

試合はS東京ベイのペナルティキックで動きます。それでも前半19分、マイケル・ストーバーグ選手が2試合連続のトライを決めます。前半40分過ぎには敵陣正面での相手ペナルティでショットを選ばず、ラインアウトからトライを狙います。東芝らしい姿勢にスタンドから歓声が沸き上がり、モールで押し込んで高橋昴平選手がトライをゲット。前半を12対3で折り返します。
風下に立たされた後半は試合の構図が変わり、追いかける展開となります。後半33分に桑山聖生選手のトライで17対17の同点としますが、同37分にペナルティゴールを喫し、17対20とビハインドを背負います。
ここで、猛勇浪士のスピリットが発揮されます。
佐々木剛選手は「僕たちはアタックしたいチームで、残り少ない時間で逆転されてアタッキングマインドに火がついた」と話しました。試合の最終盤は、敵陣でアタックを継続していきます。トライライン前の攻防が繰り返され、18フェーズ目でリッチー・モウンガ選手が相手守備網をくぐり抜け、突き刺すように右手一本でグラウンディング!! ラストプレーとなるコンバージョンキックも成功させ、24対20で東芝ブレイブルーパス東京が勝利を収めました。

試合後の記者会見には、トッド・ブラックアダーHCとゲームキャプテンの松永拓朗選手が出席しました。通常はHCから試合を振り返りますが、この日は松永選手が先にマイクを握りました。その理由についてトッドHCは、「1週間の準備から今日の試合まで、素晴らしい姿勢でチームを引っ張ってくれましたので」と、隣に座る松永選手を笑顔で讃えました。
その松永選手は、「勝ち切れたことは誇らしく思います」と切り出しました。前半については「相手の陣地でラグビーをする、ボール持ってプレーするところはすごく良かった」とまとめました。後半については「なかなかボールを持てない時間もありましたが、ディフェンスでみんなが我慢して、粘り強さを見せられたところにチームの成長を感じました。最後はみんなが同じマインドを持ち、トライを取り切って勝てたことが良かった」と、チームのパフォーマンスを評価しました。
トッドHCは「チームとして掲げている『ボールを動かす』ということを信じて、やり切ってくれました」と語りました。指揮官の言葉に、木村星南選手が頷きます。
「今週の僕たちのアタックテーマは『ムーブ・ザ・ボール』で、最後のトライはまさにそのテーマに沿ってできたと思います」
杉山優平選手も「これが東芝というものを、示すことができたんじゃないですかね」と言います。この日は後半22分から出場し、アタックのテンポアップを実現しました。
「自分たちが2連覇しているとかは、僕は忘れていましたし、みんなもそうだったと思います。相手はここまで5連勝していて、僕たちより強いと思われている。その相手にどう戦っていくのか、というマインドで全員が臨めた。それが良かったですし、そうなったのはたぶん、初戦の大敗があったからだと思います」
佐々木選手も、埼玉WKとの開幕節に触れます。
「僕たちは初戦で打ちのめされましたが、そこから1戦ずつ積み重ねていって。去年の決勝で対戦した相手にこういう試合ができたのは、自分もそうですしチームにとってもすごく自信になります。進んでいる道は間違っていないし、これからさらに積み重ねていけば、シーズンの最後にはもっといい景色を見られると思っています」

これで通算成績を5勝1敗としました。順位は前節終了時と変わらずに4位ですが、首位の埼玉WKと勝点5差、2位のS東京ベイと勝点2差、3位の神戸Sとは勝点1差です。トップ3の背中が、はっきりと見えてきました。
ここまで消化した6試合では、新加入選手や在籍年数の短い選手が、初キャップを獲得したりキャップを重ねたりしています。ケガ人の不在を感じさせず、チーム全体で東芝ブレイブルーパス東京らしいラグビーを表現できています。
リッチー・モウンガ選手が、チーム全員が共有するメンタリティを明かしました。
「チームのみんなが今日の自分より明日の自分がより良くなる、ということにのみフォーカスしています。埼玉WK戦の敗戦は大事な学びになっていますが、今日の試合も含めてより良くなる、ということが自分たちのモチベーションになっています」
杉山選手もモウンガ選手の思いに同調します。
「勝っても満足しないことが大事です。修正点はたくさんあるので、そこはきちんとレビューする。ホントにその繰り返しです」
勝利した試合からもしっかりと学びを得て、細部までこだわって修正や調整を重ねていく。受け継がれてきたカルチャーが、チーム全体の成長を促していきます。
(文中敬称略)
(ライター:戸塚啓)

次戦のホストゲームは、2/15(日)に秩父宮ラグビー場にてコベルコ神戸スティーラーズと対戦します。
皆さまの熱いご声援で会場を盛り上げましょう!!ご来場をお待ちしております!!





























































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