【物語りVol.83】「最高のひと時」をBRAVERとともに

■選手たちが企画した「大運動会」

 たくさんの、たくさんの笑顔が広がりました。
 4月23日、22-23シーズンのファンクラブ有料会員限定イベント『BRAVER FESTIVAL第1部』が、東芝府中グラウンド(人工芝)で開催されました。
 9時半の開始を前に、たくさんのBRAVERがグラウンドに集まりました。その数はおよそ500人です。グラウンド脇には東芝ブレイブルーパス東京、パートナーの『カンタベリー』のグッズショップが展開されました。さらに、選手たちが試合後に食べている『リカバリーフード』が、この日限定で販売されました。
 フェスティバルの冒頭、ルーパス会(選手会)会長の三上正貴選手があいさつをしました。
「今シーズンも熱い応援、ありがとうございました。選手たちが企画してイベントを、みなさんぜひ楽しんでください」
 フェスティバルは大運動会から幕を開けます。東芝ブレイブルーパス東京の選手とスタッフが、「猛チーム」、「勇チーム」、「狼チーム」、「士チーム」に分かれ、綱引き、スプーンリレー、借り物競争に挑みます。
 選手たちは日々のトレーニングから4つのチームに分かれてポイントを競っており、この日の大運動会のポイントも反映されるとのことです。選手たちはリラックスした表情をのぞかせていますが、いざ勝負になると本気モードへシフトアップしていきました。
 4つのチームにはBRAVERも加わり、選手たちと一緒にそれぞれの種目に挑みます。まずはチーム内の親睦を深めようということで、5分間のトークからスタートしました。その後はストレッチをして身体をほぐし、いよいよ綱引きの開始です!
 綱引きに参加するのは選手10人とBRAVER10人ずつで、子どもはふたりで一人分にカウントされます。オフィシャルマスコットのルーパス君も、チームをまたいで参加します。
 チーム対抗戦では「猛チームが」優勝し、4ポイントを獲得しました。さらに、選手12人とスタッフ15人によるエキシビションマッチも行なわれました。スタッフチームが勝利したのですが、多くの子どもたちが加わっていたとの疑惑が。選手たちがTMOを求めると、BRAVER も拍手で盛り上げました。

■温もり溢れるホスピタリティが

 続いてスプーンリレーです。各チームの選手とBRAVERが、ピンポン球をスプーンでリレーし、そのスピードを競い合います。強い風にボールをあおられる場面がありつつも、4チームすべてが無事にゴールしました。
 リレーの行列は長く、一人ひとりが関わる時間は短ければ数秒、長くても数十秒といったところです。それ以外の時間はピンポン球の行方を見つめることになりますが、そこは選手とBRAVERが間近で触れ合えるFESTIVALです。即席のサイン会や撮影会が、そこかしこで開かれています。選手とBRAVERが、にこやかに談笑する光景も見られました。
 運動会には参加していない荒岡義和代表取締役社長や薫田真広GMの周りにも、BRAVERが絶え間なく訪れます。温もりに溢れたホスピタリティは東芝ブレイブルーパス東京ならではで、それがこの日のグラウンドにアットホームなムードを作り出していました。荒岡社長は「プレシーズンマッチに続いて、リーグ戦終了後にBRAVERのみなさんをお迎えすることができました。たくさんの笑顔を見ることができて、とても嬉しく思います」と話しました。
 イベントの最後は借り物競争です。各チームからふたりずつ選手が出場し、お題に合ったBRAVERを探してゴール地点へ走ります。
 このお題がゲームを盛り上げます。「レプリカジャージを着ている」、「選手と同じ誕生月」、「ルーパス塾に通っている」などから、「東芝の府中事業所で働いている」、「ホストゲームを全試合生観戦した」、「髪の毛を三つ編みにしている」、「学生時代に生徒会をやっていた」などのやや難易度の高いお題でも、条件に合ったBRAVERがきちんといるのです。
 ゴールした選手が自分のお題を発表するたびに、選手とBRAVERからは歓声が上がりました。また、小さな子どもたちを軽々と担いで走る選手たちのたくましさには、驚きの声が上がりました。

■お馴染みの演出でBRAVERをお見送り

 運動会終了後は結果発表です。優勝は「士チーム」でした。最初の綱引きは4位に終わりましたが、借り物競争で多くのポイントを獲得した結果です。
 ここからはサイン会と撮影会です。選手たちとBRAVERは大運動会の間も交流していましたが、改めて時間が設けられました。
 そして、BRAVERお待ちかねのサイン入りグッズの抽選会です。
 小川高廣・德永祥尭共同主将やワーナー・ディアンズ選手のサイン入りグッズ、さらには全選手のサイン入りボールなどがプレゼントされ、当選者は笑顔いっぱいにグッズを受け取っていました。
 BRAVERから選手たちにも、プレゼントがありました。たくさんのメッセージが書き込まれた寄せ書きを、小川共同主将が受け取りました。チームとBRAVERが、双方向でつながっていることが分かる一コマでした。
 最後に東芝ブレイブルーパス東京を代表して、トッド・ブラックアダーHCがステージの上に立ちました。
「BRAVERのみなさんの笑顔を見ることができて、私たちも嬉しかったです。今シーズンもかけがえのないサポート、ありがとうございました。来シーズンはさらに一歩進んでいきたいと思っています」
 11時までの予定を大幅に過ぎる盛り上がりを見せて、『BRAVER FESTIVAL第1部』は終了しました。最後はホストゲームでお馴染みとなったあの演出──BRAVERファミリーロードです。選手とBRAVERがハイタッチや握手をして、新シーズンの再会を誓います。
 心地良い余韻とともに、最高のひと時が幕を閉じました。

(文中敬称略)
(ライター:戸塚啓)


【連載企画】東芝ブレイブルーパス東京 「物語り」
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