試合結果

RESULT

2022-23シーズン プレシーズンマッチ 第3戦

府中朝日フットボールパーク

26

14 前半 7
12 後半 0

7

HOST

東芝ブレイブルーパス東京

東芝ブレイブルーパス東京

26

-

7

14 前半 7
12 後半 0

VISITOR

ブラックラムズ東京

ブラックラムズ東京

HOME
東芝ブレイブルーパス東京

VISITOR
ブラックラムズ東京

T G PT PG DG スコア T G PT PG DG
2 2 0 0 0 14 前半 7 1 1 0 0 0
2 1 0 0 0 12 後半 0 0 0 0 0 0
4 3 0 0 0 26 合計 7 1 1 0 0 0

登録選手

HOME
東芝ブレイブルーパス東京
TEAM VISITOR
ブラックラムズ東京
No 名前 POS 名前 No
1 木村 星南 PR 西 和磨 1
2 原田 衛 HO 大西 将史 2
3 タウファ・ラトウ PR 千葉 太一 3
4 高城 勝一 LO 柳川 大樹 4
5 伊藤 鍾平 LO ハリソン・フォックス 5
6 德永 祥尭 FL 田中 真一 6
7 佐々木 剛 FL ブロディ・マクカラン 7
8 山本 浩輝 NO.8 アマト・ファカタヴァ 8
9 杉山 優平 SH 山本 昌太 9
10 松永 拓朗 SO 堀米 航平 10
11 ジョネ・ナイカブラ WTB 栗原 由太 11
12 眞野 泰地 CTB 磯田 凌平 12
13 森 勇登 CTB 池田 悠希 13
14 桑山 聖生 WTB 西川 大輔 14
15 豊島 翔平 FB マット・マッガーン 15
16 大内 真 リザーブ 佐藤 康 16
17 藤野 佑磨 リザーブ 谷口 祐一郎 17
18 山川 力優 リザーブ 眞壁 貴男 18
19 橋本 大吾 リザーブ 笹川 大五 19
20 金 寛泰 リザーブ 柴田 和宏 20
21 眞壁 照男 リザーブ 山本 秀 21
22 梶川 喬介 リザーブ 湯川 純平 22
23 ヒュー・パイル リザーブ 髙橋 敏也 23
24 ジェイコブ・ピアス リザーブ 南 昂伸 24
25 藤田 貴大 リザーブ ラズロー・ソード 25
26 髙橋 昴平 リザーブ ネタニ・ヴァカヤリア 26
27 辰野 慎之介 リザーブ 中澤 健宏 27
28 松延 泰樹 リザーブ 28

試合経過

  • トライ
  • ゴール
  • ペナルティゴール
  • ドロップゴール
  • 入替・交替
  • イエローカード
  • レッドカード
東芝ブレイブルーパス東京 ブラックラムズ東京
タウファ・ラトゥ → 山川 力優 7’    
桑山 聖生 9’    
松永 拓朗 10’    
    15’ ブロディ・マクカラン
    16’ 堀米 航平
ジョネ・ナイカブラ → 松延 泰樹 26’    
ペナルティトライ 28’    
ハーフタイム
木村 星南 → 藤野 佑磨 0’    
原田 衛 → 大内 真 0’    
高城 勝一 → 梶川 喬介 0’    
伊藤 鐘平 → ヒュー・パイル 0’    
德永 祥尭 → ジェイコブ・ピアス 0’    
山本 浩輝 → 藤田 貴大 0’    
杉山 優平 → 髙橋 昴平 0’    
佐々木 剛 → 伊藤 鍾平 18’    
眞野 泰地 → 辰野 新之介 20’    
山川 力優 → 真壁 照男 20’    
大内 真 22’    
大内 真 → 橋本 大吾 26’    
豊島 翔平 33’    
森 勇登 34’    

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レビュー

<マッチレポート>
vsリコーブラックラムズ東京(2022/10/22)

「BR東京に白星! 結果、内容共に満足のいくゲームに」
プレシーズンマッチ第3戦、東芝ブレイブルーパス東京(BL東京)は、ブラックラムズ東京(BR東京)と対戦した。この試合は今シーズン初めての、BL東京のホストゲームだ。会場である府中朝日フットボールパークには、招待された両チームのファンクラブ会員らが集まった。
 前半から、BL東京は常に敵陣でプレーすることで、ゲームの主導権を握る。その勢いに乗り、セットプレーからBKにボールが渡って先制。その後、トライを奪い返されるものの、BKの連携で相手のペナルティを誘い、認定トライを得る。14-7で前半を終えた。
 後半も着実にフェーズを重ね、攻め続けるBL東京。伝家の宝刀とも言えるモールトライで得点を追加する。BR東京の激しいアタックにも屈せず、試合終盤にはインターセプトからの速攻で、ダメ押しの7点。後半は1トライも許さず、24-7でB R東京に勝利した。

 BR東京は、今シーズンBL東京と同じディビジョン1のカンファレンスAに所属するチーム。シーズン中も2度対戦するチームである。
 試合開始直後、BL東京は果敢に攻め込み何度も敵陣でセットプレーを得るが、トライ間近のところでペナルティを取られ、アタックを得点に結びつけることができない。しかし、前半10分に好機が訪れる。敵陣左サイドの22メートルライン上でラインアウトを得ると、BK陣が右サイドに展開し、最後は大外で待つWTB桑山聖生がインゴールを駆け抜けた。
 ところが、その後は自らのペナルティなどでたやすく相手にボールを奪われ、前半17分には反則が重なりトライを許す。それでも、それぞれの選手が接点で強さを見せ、BR東京を簡単に自陣に入れさせない。前半31分にはFB豊島翔平WTB松延泰樹のベテランコンビの連携から、相手の反則を誘い、このプレーが認定トライと判定。14-7と1トライリードで試合を折り返した。
 
 後半、BR東京の強固なディフェンスを破れず、敵陣でフェーズを重ねながらもトライを取りきれない時間が長く続く。しかし、後半24分、敵陣ゴール前でラインアウトを得ると、モールで押し切り、待望の追加点を奪取。前半よりもBR東京に自陣でプレーされる時間が長くなるが、トライは許さない。後半36分にはSO松永拓朗が、自陣でのインターセプトからコートの半分以上を駆け抜ける。相手ディフェンスを自分に引きつけたところで、左サイドをフォローで走っていたFB豊島翔平にボールが渡りトライ。そのままホイッスルが鳴り、26-7で試合を終えた。

 「自分たちのやりたいことができていた」とNo.8德永祥尭ゲームキャプテンが話すように、結果的にも内容的にも、納得のいくゲームだった。何よりの収穫は「先週学んだことをしっかり生かせたこと」(トッド・ブラックアダーHC)だ。ディフェンスでの強さ、アタックのテンポ、ともに前試合からの成長が見られた。ハンドリングミスなどの課題も挙げられるが、プレシーズンの現時点では十分な完成度とも言える。
 さらに、プレシーズンマッチにはもう一つの目的がある。それは選手層の構築だ。「若手中心のチームになっていて、選手層の厚みができてきている」とトッドHC。若手が育ち、ベテラン選手との良い相乗効果が生まれているようだ。
 次戦は、鹿児島合宿中に行われる九州電力キューデンヴォルテクス戦だ。慣れない相手と、慣れない土地での対戦。BL東京はどのような戦いを見せるのか、次の試合も注目したい。(ライター:内海日和)

<試合後コメント>
■トッド・ブラックアダー(HC)
Q.今日の試合を振り返っていかがですか。
 基本的にはすごく結果は良かったと思っています。特にうれしかったのは、先週学んだことをしっかり生かせたことですね。そこがうまく今日の試合にシフトできたかなと思っています。早いペースでプレーできたこと、フィジカルでいけたことが良かったかなと。当然完璧ではないですが、ある程度満足できています。

Q.トッドHCがチームにきてからボールを動かすラグビーになり、今年はさらにそこに磨きがかかっているように思います。
 私たちの強みとしては、良い選手がたくさんいることです。足が速くフットワークのある選手ですね。だからこそ、コンタクトする場所をシフトして、うまく避けることができれば、もう1フェーズいけると思っています。若手が育ってきているので、スキルも持っているからこそ、生かすことができるかなと思いますね。あとは、ラインアウトやスクラムなどのセットピースについても、そこは伝統的な強いFWというところは大切にしていきたいです。バックラインは良いスキルを持っているので、良いテンポでプレーをすることは可能だと思っています。その準備はできると思いますね。

Q.先週からの成長について詳しく教えていただけますか。
 一番はディフェンスの部分ですね。ブレイクダウンのところで、なかなかフィジカルでいけておらず、ディフェンスのコネクションが切れてしまっていました。イグジットも効果的にできませんでした。遂行するということもあまりできていなかったので、そういった部分では満足のいかない試合でした。
ただ、トレーニングになるとできてはいるので、今日はトレーニングでできている部分をいかに生かすかというところに焦点を当てていました。まだシーズンの開幕まで時間があるのですが、良い変化が見られたということは良かったと思います。自信もついたと思うので、継続してそこはやっていきたいですね。

Q.細かいところは、まだプレシーズン中に詰めていけるということですか。
 準備は開幕までにしっかりとできると思います。ご存知の通り、ラグビーにパーフェクトはないので。あと4週間ほど時間はあるので、しっかりとクリアにしていきたいです。また、今の時期は選手層の構築に費やしています。若手中心のチームになっていて、スキルはしっかりと持っているので、選手層の厚みが構築できているかなと思いますね。

Q.若い選手が活躍している中で、今日はベテランの豊島選手の活躍も見られました。
 今日は素晴らしかったです。松延泰樹(WTB)も良かったですし、桑山聖生(WTB)も良かったです。経験のある選手もしっかりプレーしてくれます。あとは、杉山優平(SH)髙橋昴平(SH)、10番の松永拓朗(SO)ら若手もしっかりとプレーしてくれました。

Q.中尾隼太(SO)選手も帰ってきますが、BKはどのように組まれる想定なのでしょうか。
 チーム内で競い合うことができるというのは望んでいることです。当然ケガなどもありますし、全員がチャンスを得た時にそれをつかめるようにしてほしいです。だからこそ、良い意味での、『頭痛の種』ですね(笑)。そこは求めているものです。

Q.プレシーズンマッチでターゲッティングしているチームはありますか。
 特別この試合というのはありません。試合ごとに明確なゴールを決めています。特にFWですね。彼らにはセットピースで成長してほしいと。また、今日の試合ではテンポも出せました。後半はしっかりとイグジットできないとペースを落としてしまうので、そこは改善していかなければなりません。そこができれば、プレーしやすくなると思います。シーズンのこの時期の目的はここですね。今日はファンの皆さんも見られたということも嬉しかったですね。

■德永 祥尭ゲームキャプテン(No.8)
Q.今日の試合を振り返っていかがですか。
 自分たちのやりたいことができている部分はありましたね。課題を挙げるとすれば、もう少しディティールにこだわらなくちゃいけないなと。もっとタックルを絞られずに、できるのではないかと思うシーンが多々ありました。

Q.ブラックラムズ東京のディフェンスをもう少し崩したかったと。
 そうですね。テンポで順目にいけていたところで、もっとスキルを使えれば、もっと簡単に出るシーンがあったのに、自分で当たりにいってしまいました。また、前半は特にボールをポロポロ落とすミスがあったと思います。
(味方の)名前は呼べているのですが、それがパスなのかキャリーなのかという声がないので、そこまでこだわっていけるようになれば、もっとつなげていけると思います。受け手側はキャリーで出しているのに、持ち手側がボールをもらわなければいけないと思い、待ってしまっていて、そこでうまくつながっていないシーンがありました。全体としては、すごく良いアタックができていますし、キッキングゲームもそんなに悪くなかったです。

Q.かなりボールを動かすアタックになっていると感じましたが。
「日本で一番おもしろいラグビーがしたい」、「見ている人が楽しめるラグビーがしたい」というのを思ってやっています。ファンを取り込むためにそういうことをしなければいけないということもありますし、そっちの方がみんな良いスキルを求められるので。もし仮にですが、ここから代表に行った時に、そちらの方がよりフィットしやすい状態になると思っています。キャリーだけ強くても代表は難しいと思うので。チームからどんどん日本代表に行く選手がいれば、もっと盛り上がるというのもすごく感じています。

Q.FWのハンドリングが昔より良くなっているように見えますが。
 それは僕も感じます。すごくレベルが上がっていますし、やるラグビーも変わっていると思いますね。そこのスキルは全体的に高くなっていますが、そこでも得意不得意があって、受け手がパッシブな受け方になると、相手に詰められるので、そこはこだわっていきたいなと。

Qベテランの豊島翔平選手は良かったですね。
 そうですね、相変わらずいやらしい走りを(笑)。裏のカバーも早かったです。みんなしんどい練習をやっている分、ゲームにうまく生かせているかなと思います。
ここからですね。僕たちはかなり長い期間プレシーズンをやっていて、休みがない状態が多かったので、次の鹿児島合宿が終わったら1週間休みがあるので、そこでしっかりリフレッシュすることが大事かなと思います。ずっとラグビーに集中してしまうと、燃え尽きてしまうので。そうなってしまっては元も子もないので、うまくそこもチームとして休ませるようにしたいと思います。

■豊島翔平(FB)
Q.今シーズンの自分のコンディションやテーマについて教えてください。
 昨シーズンの最初からメンバーに入れなかったので、そういう意味では悔しい結果ではありました。途中から、チャンスがあったらそこで生かそうという準備はできていたので、それを今年はスタートからできるような準備をしたいなと思っています。

Q.昨年はプレシーズンの時期はあまり良くなかったのですか。
 良いパフォーマンスができてなかったですね。ケガはなかったのですが、なかなか自分の思うようなプレーができないということは攻守ともに、周りにも言われた通り、自分でも思っていました。

Q.それはチームのスタイルも関係しているのでしょうか。
 チームではなく、自分自身の試合へのモチベーションなどですね。

Q.今のスタイルはボールを動かすからこそ、アウトサイドバックスはやりがいがあるのではないですか。
 そうですね。入社当時に比べれば、ボールを持つ機会が増えました。あの時に比べればラグビーも変わりましたね。あの時はあの時の楽しさがありましたが、今は今で楽しいです。すごく楽しくやれています。

Q.去年よりもボールを動かすラグビーが身についているように思いますが、いかがですか。
 今年はラグビー自体が少し変わって、スペースにボールをどんどん持っていきます。その持っていくためのスキルが必要ということは全員に共通していて、一貫していますね。

Q.これだけ同じポジションで若い選手が出てくる中で、今やっているモチベーションはどこにあるのでしょうか。
 本当にいつの間にかBK最年長になっていて(笑)。昔いた同年代がいなくなって、ただ若い年代と一緒にラグビーをするのも、ロッカールームでしゃべったりするのも、楽しんでいますね。

Q.練習の負荷などの部分で感じることは変わりましたか。
 昔はコンタクトが多くてきつかったですが、今は1週間のランニングがGPSでコントロールされていて、それが正直きついですね。ランニングの部分では今の方がはるかにきついですし、自分も変わってきているので。ウエイトも昔は重量を上げることに焦点が置かれているのが、今は変わっていて。

Q.どれくらいランニング量は増えたのでしょうか。
 倍弱くらいですかね(笑)。

Q.リーチ マイケル選手(FL)がここにきて、恐ろしい復活を遂げていますが、それについてはどう感じていますか。
 僕は全試合見られていないのですが、周りからその話はすごく聞きます。同期で大学からずっと一緒にやっているマイケルがと。「自分も頑張らないと」ということはありますね。調整する練習をしたい、という事は一切感じず、やるからには第一線でやり続けたいと思っています。

Q.リーチ選手とは今シーズン一緒に練習されましたか。
 まだ一緒に練習はできていないですね。でも楽しみです。それよりも中尾(中尾隼太SO)の方が楽しみですね。マイケルより(笑)。

Q.入部した当初の中尾選手の印象はいかがですか。
 最初は今ほどスキルはなかったですが、体をぶつけたら細い割には強かったです。スマートで賢かったですね。自主的に自分でラグビーのことを勉強しているから、できるんじゃないかなと思います。

イベント

<プレシーズンマッチ第3戦 観戦方法について>

本試合は、東芝ブレイブルーパス東京及びブラックラムズ東京のファンクラブ会員を対象に公開します。
詳しくは下記をご覧ください。
【2022-23シーズン ファンクラブ有料会員限定】プレシーズンマッチ10月22日(土)vsブラックラムズ東京観戦についてのご案内

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