試合結果
RESULT
2022-23シーズン プレシーズンマッチ 第4戦
鹿児島市内
HOST
九州電力キューデンヴォルテクス
VISITOR
東芝ブレイブルーパス東京
HOME
九州電力キューデンヴォルテクス
VISITOR
東芝ブレイブルーパス東京
T | G | PT | PG | DG | スコア | T | G | PT | PG | DG | ||
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
2 | 2 | 0 | 0 | 0 | 14 | 前半 | 24 | 4 | 2 | 0 | 0 | 0 |
0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 後半 | 19 | 3 | 2 | 0 | 0 | 0 |
2 | 2 | 0 | 0 | 0 | 14 | 合計 | 43 | 7 | 4 | 0 | 0 | 0 |
登録選手
HOME 九州電力キューデンヴォルテクス |
TEAM | VISITOR 東芝ブレイブルーパス東京 |
||
---|---|---|---|---|
No | 名前 | POS | 名前 | No |
1 | ファイアラガ 望 サムエル | PR | 藤野 佑磨 | 1 |
2 | 安里 大吾 | HO | 森 太志 | 2 |
3 | 猿渡 康雄 | PR | 小鍜治 悠太 | 3 |
4 | 石松 大空 | LO | 高城 勝一 | 4 |
5 | 園中 良寛 | LO | 梶川 喬介 | 5 |
6 | 高井 迪郎 | FL | 伊藤 鍾平 | 6 |
7 | 小原 渉 | FL | 藤田 貴大 | 7 |
8 | ウォーカー・アレックス拓也 | NO.8 | 德永 祥尭 | 8 |
9 | 竹ノ内 駿太 | SH | 辰野 慎之介 | 9 |
10 | 松下 彰吾 | SO | 松永 拓朗 | 10 |
11 | 山田 彰仁 | WTB | 松延 泰樹 | 11 |
12 | フィル・バーリー | CTB | 眞野 泰地 | 12 |
13 | サム ヴァカ | CTB | 森 勇登 | 13 |
14 | 髙屋 直生 | WTB | 桑山 聖生 | 14 |
15 | 金堂 眞弥 | FB | 豊島 翔平 | 15 |
16 | 徳永 一斗 | リザーブ | 大内 真 | 16 |
17 | 鎌田 慎平 | リザーブ | 金 寛泰 | 17 |
18 | 中村 元気 | リザーブ | 眞壁 照男 | 18 |
19 | 木村 丈博 | リザーブ | 橋本 大吾 | 19 |
20 | 中島 謙 | リザーブ | 三上 正貴 | 20 |
21 | 松永 辰哉 | リザーブ | 山川 力優 | 21 |
22 | 山田 有樹 | リザーブ | ジェイコブ・ピアス | 22 |
23 | 小森 光太郎 | リザーブ | ヒュー・パイル | 23 |
24 | 中尾 康太郎 | リザーブ | 山本 浩輝 | 24 |
25 | 上里 貴一 | リザーブ | 髙橋 昴平 | 25 |
26 | 磯田 康成 | リザーブ | 杉山 優平 | 26 |
27 | ヴィリアミ・レア | リザーブ | 佐々木 剛 | 27 |
28 | 古城 隼人 | リザーブ | ジョネ・ナイカブラ | 28 |
29 | 早田 健二 | リザーブ | 29 | |
30 | 中靏 憲章 | リザーブ | 30 | |
31 | 本田 佳人 | リザーブ | 31 |
レビュー
<マッチレポート>
vs九州電力キューデンヴォルテクス(2022/10/29)
「強力モールで九州KVを圧倒! 鹿児島合宿での成長を見せつける」
プレシーズンマッチ第4戦、東芝ブレイブルーパス東京(BL東京)は、九州電力キューデンヴォルテクス(九州KV)と対戦した。毎年この時期恒例となっている鹿児島合宿中の対戦。
BL東京は前半早々と九州KVに先制され、相手を追いかける展開となる。しかし、焦ることなくBL東京は1本ずつトライを奪い返し、前半終了間際に逆転。24-14で試合を折り返す。後半は相手にボールを持たれる時間が続くが、得点は与えない。さらに、BL東京は前半の勢いそのままにモールトライを量産。後半は無失点の43-14で、九州KVに勝利した。
九州KVはディビジョン3に属するチーム。普段対戦することのないチーム相手にどこまで自分たちのプレーができるかがキーポイントとなる。
試合開始直後、BL東京は自陣インゴール前でのラインアウトから、一人のプレイヤーに抜け出され、九州KVに先制点を奪われる。しかし、前半5分、BL東京は敵陣でボールを大きく動かし、九州KVを翻弄(ほんろう)。ディフェンスの穴をLO伊藤鐘平が抜け出しトライを奪う。その後は互いに主導権を渡さず、攻守が目まぐるしく移り変わる時間が続いた。
再度九州KVに得点を許したものの、前半33分には相手インゴール前でラインアウトを得て、モールトライ。さらに得点を追加した前半終了間際の41分、BKがいくつものオフロードパスを重ね、SO松永拓朗がグラウンディング。24-14で試合を終えた。
後半最初の20分も両者一歩も譲らず、得点は動かない。BL東京は自陣でプレーする時間が長くなるものの、トライラインは越えさせなかった。ゲームが動いたのは後半27分。相手ゴール前でラインアウトからこの日3つ目のモールトライを奪う。さらに、後半33分にもラインアウトモールを起点とし、最後はこのプレシーズンマッチで絶好調のLOジェイコブ・ピアスがトライ。終了間際にもFL佐々木剛がトライし、試合は終了のホーン。終盤たたみかけるように得点を奪ったBL東京は、後半は相手に得点を奪われることなく、43-14で九州KVを下した。
まさに『BL東京と言えばモール』ということを体現できた上に、2試合連続で後半無失点という堅守も際立った。前半こそ相手に先行されたが、後半にかけてモールなどを中心に相手を圧倒できたことは、鹿児島合宿を経たチームの大きな自信となる。セットピースも試合を重ねるごとに安定感が増してきている。しかし、課題が残るのも事実。今試合、スクラムでは常に安定して相手に圧力を与えられていた一方で、ラインアウトではミスが目立った。残すところあと4試合となったプレシーズンマッチで、どれだけ修正が加えられるか注目である。
次戦はプレシーズンが始まって初めてのバイウィークを挟み、日野レッドドルフィンズと対戦する。1試合ずつ目標を決め、それを達成することで、少しずつ積み上げていくことが重要になるこの期間。シーズン開幕までのおよそ1カ月半でどれだけチームを仕上げられるか、BL東京の成長に期待したい。(ライター:内海日和)
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