試合結果
RESULT
2022-23シーズン プレシーズンマッチ 第8戦
クボタ船橋グラウンド
HOST
クボタスピアーズ船橋・東京ベイ
VISITOR
東芝ブレイブルーパス東京
HOME
クボタスピアーズ船橋・東京ベイ
VISITOR
東芝ブレイブルーパス東京
T | G | PT | PG | DG | スコア | T | G | PT | PG | DG | ||
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
2 | 2 | 0 | 0 | 0 | 14 | 前半 | 7 | 1 | 1 | 0 | 0 | 0 |
6 | 1 | 0 | 0 | 0 | 32 | 後半 | 14 | 2 | 2 | 0 | 0 | 0 |
8 | 3 | 0 | 0 | 0 | 46 | 合計 | 21 | 3 | 3 | 0 | 0 | 0 |
登録選手
HOME クボタスピアーズ船橋・東京ベイ |
TEAM | VISITOR 東芝ブレイブルーパス東京 |
||
---|---|---|---|---|
No | 名前 | POS | 名前 | No |
1 | 海士 広大 | PR | 木村 星南 | 1 |
2 | スカルク ・エラスマス | HO | 原田 衛 | 2 |
3 | 松波 昭哉 | PR | 小鍜治 悠太 | 3 |
4 | ルアン ・ボタ | LO | ジェイコブ・ピアス | 4 |
5 | デーヴィッド ・ブルブリング | LO | ヒュー・パイル | 5 |
6 | トゥパ フィナウ | FL | 伊藤 鐘平 | 6 |
7 | 玉置 将也 | FL | 藤田 貴大 | 7 |
8 | 末永 健雄 | NO.8 | 德永 祥尭 | 8 |
9 | 藤原 忍 | SH | 小川 高廣 | 9 |
10 | 押川 敦治 | SO | トム・テイラー | 10 |
11 | 近藤 英人 | WTB | 桑山 聖生 | 11 |
12 | 立川 理道 | CTB | 中尾 隼太 | 12 |
13 | テアウパ シオネ | CTB | セタ・タマニバル | 13 |
14 | 根塚 洸雅 | WTB | 濵田 将暉 | 14 |
15 | 島田 悠平 | FB | 森 勇登 | 15 |
16 | 大熊 克哉 | リザーブ | 橋本 大吾 | 16 |
17 | 加藤 一希 | リザーブ | 藤野 佑磨 | 17 |
18 | オペティ ・ヘル | リザーブ | タウファ・ラトゥ | 18 |
19 | ヘル ウヴェ | リザーブ | 森 太志 | 19 |
20 | 堀部 直壮 | リザーブ | 山川 力優 | 20 |
21 | 青木 祐樹 | リザーブ | 梶川 喬介 | 21 |
22 | 岡山 仙治 | リザーブ | ワーナー・ディアンズ | 22 |
23 | 土谷 深浩 | リザーブ | 高城 勝一 | 23 |
24 | 谷口 和洋 | リザーブ | リーチ マイケル | 24 |
25 | 岸岡 智樹 | リザーブ | 李 聖彰 | 25 |
26 | 木田 晴斗 | リザーブ | 杉山 優平 | 26 |
27 | ライアン・クロティ | リザーブ | ジャック・ストラトン | 27 |
28 | 中田 翔太 | リザーブ | 髙橋 昴平 | 28 |
29 | リカス ・プレトリアス | リザーブ | 松岡 久善 | 29 |
30 | 金 秀隆 | リザーブ | 豊島 翔平 | 30 |
レビュー
<マッチレポート>
vsクボタスピアーズ船橋・東京ベイ(2022/12/03)
「S東京ベイに完敗 開幕を前にして課題が明確に」
リーグワン開幕を2週間後に控え、東芝ブレイブルーパス東京(BL東京)は、クボタスピアーズ船橋・東京ベイ(S東京ベイ)と対戦した。今シーズン最後のプレシーズンマッチ。代表メンバーもチームに戻り、現時点でのベストメンバーに近いかたちで、シーズン開幕前最後の実戦に臨んだ。
前半開始直後、 BL東京は相手ゴール前でチャンスを得るも、反対にカウンターを受けて先制を許す。スクラムで押し勝ち、流れをつかんだかに思われたが、徐々にペナルティが増えS東京ベイに追加点。7-14で前半を終えた。
後半は立ち上がりから流れを失う。ペナルティがかさみ、続けてトライを奪われた。インターセプトから1本トライを奪い返したものの、あとは防戦一方に。40分を通して精彩を欠き、21-46で試合を終えた。
前半、BL東京は早々と相手陣内に攻め込みゴールラインに迫るが、接点の強いS東京ベイに押し返され、トライを取り切ることができない。前半6分、自陣でボールを奪ったS東京ベイがキックで一気にラインをあげ、ペナルティをもらった後にクイックリスタートで一気に仕掛けてトライ。BL東京は早々と失点する。
しかし、前半14分。スクラムで押し勝ってチームが盛り上がると、試合開始直後と同様に敵陣ゴール前にまで迫り、最後はCTBセタ・タマニバルが強引にインゴールに押し込んだ。
試合を振り出しに戻したBL東京は、一人一人が1対1のタックルで強さを見せ、なんとかS東京ベイの猛攻を防いでいたものの、後半25分にはモールトライを奪われる。徐々にペナルティが重なり、流れをつかむことができずに7-14で試合を折り返した。
後半開始直後は我慢の時間が続いた。上背のあるS東京ベイのFW陣にラインアウトから流れをつくられ、3連続トライを奪われる。反撃の兆しが見えたのは、後半20分。敵陣でのチャンスをペナルティで失ったかに思われたが、相手のパスをセタがインターセプトしてそのままトライ。
ここから巻き返しを図ったBL東京。ところが、ブレイクダウンの部分でS東京ベイに圧倒され、立て続けに失点する。
残り時間があとわずかになったところで、BL東京は LOワーナー・ディアンズとFLリーチマイケルを投入。すると、後半40分にワーナーがラックから飛び出して、ボールをグラウンディングする。代表選手が存在感を見せて、試合は終了。21-46とS東京ベイに完敗した。
終始S東京ベイに圧倒されたゲームだったが、課題も明確になった。「ラインアウトとブレイクダウンが課題。コンタクトの中のフットワークも足りていなかった」(トッド・ブラックアダーHC)。これらの課題を見つけられたことはシーズン開幕に向け、チームを修正していくための良い材料となる。
また、ワーナー、リーチ、CTB中尾隼太ら代表合宿に参加していた3人もチームに合流した。試合終了間際のワーナーのトライに驚きと可能性を感じたファンも多いだろう。
2週間後の12月17日に、いよいよリーグワン2年目のシーズンが開幕する。相手は昨年の王者・埼玉ワイルドナイツ(埼玉WK)。決して簡単な相手ではないが、シーズン初戦は必ずものにしたいところ。
計8試合に及んだプレシーズンマッチ。これらの試合で積み上げてきたものを発揮できるか。開幕の時は刻一刻と近づいてきている。
(ライター:内海日和)

<試合後コメント>
■トッド・ブラックアダー(HC)
Q.今日の試合を振り返っていかがですか。
少しがっかりしました。しかし、がっかりしつつも、しっかりと解決方法は見つけられると思っています。自分たちが修正すべきものは、逆に分かりました。それが開幕戦ではなく、プレシーズン最後で分かったことは良かったと思いますね。
Q.具体的にはどこが課題なのでしょうか。
ラインアウトとブレイクダウンですね。また、コンタクトの中のフットワークも足りていなかったと感じています。
Q.代表合宿に参加していた選手が帰ってきましたが、雰囲気に変化などはありましたか。
まあまあですね。戻ってきたということはすごくうれしいことです。中尾隼太に関しては、代表であまりゲーム時間がなかったので、そういった意味では戻ってきて、プレーできて良かったと思います。そして、ワーナーとリーチはチームの一員ということで、交代してから時間が少なく、できることは限られていたと思うのですが、試合に出てくれました。
Q.森勇登選手がFBになったり、中尾隼太選手がSOになったり、そのようなポジションについてはどのように考えているのでしょうか。
「できるかぎり長いゲーム時間を与えたい」ということと、「今後のため」ということを頭に入れていました。「ケガがあった時にどうしようか」ということですね。複数のポジションをこなせる選手は、重要になってくると思います。
Q.シーズンへの意気込みを教えてください。
ここまでプレシーズンでとても長い時間を過ごしてきました。これからまずは1試合1試合にフォーカスしていきます。まず初戦は埼玉ワイルドナイツにフォーカスできるといった意味で、やりやすくなるかなと思いますね。選手層を広げる意味で、プレシーズンはいろいろな選手にプレー時間を与えていたのですが、今後はフォーカスを絞ってやっていきたいと思っています。

■森勇登(FB/SO)
Q.今日の試合を振り返っていかがですか。
とても久しぶりにFBをやったのですが、裏のスペースのところで個人的にミスが多くて。そこは修正したい部分ですね。
Q.FBをやるはいつぶりですか。
高校の春の、最初の1カ月以来ですね。
Q.この試合でFBをやることはいつ決まったのですか。
本当は拓朗(松永拓朗)がやるはずだったのですが、今週の最初の月曜日にやることが決まりました。個人的には楽しみでしたが、まだまだでしたね。拓朗やトヨさん(豊島翔平)に教えてもらって、今日の課題を修正したいです。
Q.チームとして、今日の試合を振り返るとどんなゲームでしたか。
1on1で個人タックルをしっかりするというディフェンスの部分を目標に掲げていたのですが、まだ甘い部分が多かったです。そこはここからプレシーズンが終わって、シーズンに入るまでに修正しなければいけないと思います。
Q.どこのポジションで出たいのか、希望はあるのでしょうか。
SOで出たいのですが、トム・テイラーさんとか、隼太(中尾隼太)さんとか、リーダー的存在の人がいるので。今は他の部分、CTBなど、どこでも入れるように準備はしておきたいと思っています。
Q.シーズンへの意気込みを教えてください。
自分の持ち味はフットワークでスペースを作ることです。その持ち味を生かしてチームに勢いを与えて、ファンの皆さんに楽しんでみていただけたら良いなと思います。

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