試合結果
RESULT
2023-24シーズン プレシーズンマッチ 第1戦
東芝府中グラウンド
HOST
東芝ブレイブルーパス東京
VISITOR
三重ホンダヒート
HOME
東芝ブレイブルーパス東京
VISITOR
三重ホンダヒート
T | G | PT | PG | DG | スコア | T | G | PT | PG | DG | ||
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
3 | 3 | 0 | 0 | 0 | 21 | 前半 | 19 | 3 | 2 | 0 | 0 | 0 |
4 | 4 | 0 | 0 | 0 | 28 | 後半 | 12 | 2 | 1 | 0 | 0 | 0 |
7 | 7 | 0 | 0 | 0 | 49 | 合計 | 31 | 5 | 3 | 0 | 0 | 0 |
登録選手
HOME 東芝ブレイブルーパス東京 |
TEAM | VISITOR 三重ホンダヒート |
||
---|---|---|---|---|
No | 名前 | POS | 名前 | No |
1 | 藤野 佑磨 | PR | 藤井 拓海 | 1 |
2 | 金 寛泰 | HO | 李 承爀 | 2 |
3 | 眞壁 照男 | PR | 星野 克之 | 3 |
4 | 伊藤 鐘平 | LO | テトゥヒ・ロバーツ | 4 |
5 | アニセ サムエラ | LO | 土井 暉仁 | 5 |
6 | イオセファツ・マレコ | FL | ワイマナ・カパ | 6 |
7 | 李 聖彰 | FL | 古田 凌 | 7 |
8 | アサエリ・ラウシ― | NO.8 | ヴィリアミ・アフ・カイポウリ | 8 |
9 | 杉山 優平 | SH | トレーニングメンバー | 9 |
10 | 中尾 隼太 | SO | 朴 成基 | 10 |
11 | 濵田 将暉 | WTB | 山本 悠翔 | 11 |
12 | 眞野 泰地 | CTB | ダーウィッド・ケラーマン | 12 |
13 | ロブ・トンプソン | CTB | クリントン・ノックス | 13 |
14 | 松延 泰樹 | WTB | 河野 孝太郎 | 14 |
15 | 豊島 翔平 | FB | トレーニングメンバー | 15 |
16 | 葛西 拓斗 | リザーブ | 肥田 晃季 | 16 |
17 | 林 琉輝 | リザーブ | 赤平 勇人 | 17 |
18 | 森 太志 | リザーブ | マティウス・バッソン | 18 |
19 | 山川 力優 | リザーブ | 田嶋 グン | 19 |
20 | 高城 勝一 | リザーブ | 秋山 陽路 | 20 |
21 | PJ・スティーンカンプ | リザーブ | 辻 惇朗 | 21 |
22 | ジェイコブ・ピアス | リザーブ | 服部 航介 | 22 |
23 | 佐々木 剛 | リザーブ | 山路 健太 | 23 |
24 | 山本 浩輝 | リザーブ | テビタ・リー | 24 |
25 | 髙橋 昴平 | リザーブ | フレイザー・クワーク | 25 |
26 | 田中 元珠 | リザーブ | 川合 カイト | 26 |
27 | 森 勇登 | リザーブ | トム・バンクス | 27 |
28 | 桑山 淳生 | リザーブ | 28 | |
29 | 桑山 聖生 | リザーブ | 29 | |
30 | 岩渕 誠 | リザーブ | 30 | |
31 | 宮上廉 | リザーブ | 31 |
レビュー
<マッチレポート>
vs三重ホンダヒート(2023/10/14)
「プレシーズン開幕!三重Hに勝利し、白星発進!!」
秋晴れが広がる東芝府中グラウンド。対戦相手に三重ホンダヒート(三重H)を迎え、東芝ブレイブルーパス東京(BL東京)のプレシーズン初戦が行われた。今シーズン開幕がBL東京のホストゲームとなったこの日、両チームの幅広い年齢層のファンが多く集い、試合開始前から会場は活気あふれていた。
試合序盤、先制点を挙げたのはBL東京。セットプレーから素早くボールを展開し、先制に成功。その後は競り合う試合展開が繰り広げられる。一時は三重Hにリードを許したものの、徐々に修正を図り、21-19で前半を終えた。後半は接点で競り勝ち、着実に得点を追加。終盤にも鋭く刺さるディフェンスが光り、幾度のピンチを脱す。最終スコアは49-31で、三重Hから勝利を挙げた。
初戦の相手となった三重Hは、今季ディビジョン1に昇格を果たしたチーム。BL東京とは、シーズン中も2度の対戦が見込まれている。
前半、ゲームは早速動く。敵陣左22メートルライン付近でのマイボールスクラムを起点に、左右を広く使ったパス回しで一気に深く侵攻。連続攻撃ののち、左サイドでの三重Hのディフェンスを崩し、弧を描くように切り込んだCTB眞野泰地が中央に先制トライ。しかしその後の8分、BL東京のパスミスが響き、自陣に戻されてしまう。三重Hに主導権が渡り、相手WTBにトライを許した。21分にも、ターンオーバーからブレイクされ、失点。我慢の時間を絶ったのは、直後の25分だ。敵陣深くのラインアウトからFW陣が押し込み、モールトライ。31分にも、敵陣でのラインアウトからBK陣が巧みなパス回しを見せ、最後はWTB濵田将暉が隙を突いてインゴール中央付近に飛び込む。以降は一進一退の攻防となるが、最後は点差を守り切り、21-19で試合を折り返した。
後半も互いに得点を取り合い、試合は拮抗する。好調な滑り出しを見せたのはBL東京。マイボールスクラムから左にパス展開し、FB豊島翔平とWTB桑山聖生のコンビの連携から、最後は左サイドを駆け抜けた豊島が華麗なトライを挙げた。直後7分にはこぼれ球に反応した三重Hにボールを奪われ、そのまま追加得点を許すが、19分、敵陣深くでのセットプレーからBK陣が細かくパスをつなぎ、眞野がゴールポスト左へトライ。続く24分にも、NO.8佐々木剛が相手のディフェンスラインを抜け出し、勢いよくインゴールに押し込んだ。30分には失点したものの、36分、三重Hのハイパントキックをものにした豊島がギャップを突き、敵陣深くまで好走。その後、アシストしたSH田中元珠がトライに結んだ。SO森勇登のコンバージョンも成功し、7点追加。スコアを49-31とした。その後は、一人一人が接点で強さを見せ、三重Hの反撃を抑えるBL東京。ラストワンプレー、相手の猛攻も阻止し、試合はノーサイドへ。初戦を白星で発進した。
前半は、「規律の部分を修正していかなければいけない」(LO伊藤鐘平)と話すように、自身のミスから好機をつぶす場面や相手の猛攻に苦しむ時間が見られたものの、後半戦では徐々に修正を見せた。ハンドリングエラーなどの課題は残るが、自陣深くの厳しい局面で見せたディフェンスでの強さは、今試合BL東京の大きな自信となっただろう。
ハーフタイムには、先日のW杯で活躍を収め、帰国したLOワーナー・ディアンズ、NO8リーチマイケル、WTBジョネ・ナイカブラら3人の日本代表選手も登場。それぞれがファンへのメッセージやフランス滞在の感想を語り、会場を大いに盛り上げた。試合後にも、ファンクラブ会員との盛んな交流が行われ、グラウンドには笑顔が多く見られた。ファンからの声援を後押しに、優勝への自信に繋ぐべく、チーム一丸となって一戦一戦を戦い抜いていく。
(ライター:谷口 花)
<試合後コメント>
■眞野 泰地(CTB)
Q.前半外に散らされた印象だったのですが、後半修正できた要因は
ディフェンスでしっかり上がろうという話はしていて、外を抜かれる分には仕方ないので、そこはもう割り切りました。後半は前に出てしっかり止められたので、それが良かったかなと思います。準備していたことが出来ていた部分もあったのですが、やはり細かいミスであったり、やられてやったりで苦しい戦いにもなりました。
Q.個人としては
個人としてもまあ良い部分もありましたが、もっとコントロールできるかなと思いますね。12番がコントロールしないとアタックにつながらないので、その点をもっと伸ばしていきたいなと思います。
Q.個人としては2トライ取れましたね
良いとこ取りですね(笑)でもサインプレーが決まったりして、自分たちが準備したもので成果として出せたかなと思います。
Q.今季個人として試合に出続けるために意識されていることは
やることは去年とは変わらないです。あとはケガをしない、自分の身体のコンディションを整えるということは意識しています。いつでも(試合に)出られるように、いつでもチームに貢献できるようにしています。今年はメンバーが揃うと思うので、絶対に優勝を狙えるというチームの力にしていきたいです。
Q.どういう風に気持ちを整えたりされていますか
視野がせまくならないであったり、リラックスするということが大事だと思っています。広く見ること、リラックスして80分試合に出続けてゲームメイクするということにフォーカスしています。
Q.今日は先発で出られましたが感覚はいかがですか
そうですね。やはり試合に出ないと学べることも少なくて、去年試合に出たことで自分が通用するということも分かりましたし、ここを伸ばしていけば良いなという風にも分かったので、自信にはなりましたね。
Q.今季スローガンである『BE THE ONE』に込める意味は
「ONE」というのは、「それ」。「〇〇になる」というのは、自分たちの可能性を決めて、これができないではなくて、何にでもなれるよという。優勝するチームも『BE THE ONE』の「ONE」だし、ハードワークも『BE THE ONE』の「ONE」。優勝するうちの一人になるであったり、ハードワークするうちの一人になるというような意味があります。
Q.眞野選手にとっての『BE THE ONE』は
なんですかね(笑)やっぱり一番は、優勝する時の一員になるということは、僕にとっては一番大きいですね。
Q.先日のW杯をご覧になっていかがでしたか
すごいプレーが起きるし、学べることも多かったので、良い刺激を受けました。あの舞台に立つことが僕の一つの目標でもありますし、リーグワンでしっかり試合に出てアピールしていくことがチャンスにつながると思います。
■伊藤 鐘平(LO)
Q.試合を振り返っていかがですか
ディフェンス面やブレイクダウンの部分は、自分の持ち味を出せたかなと思うのですが、アタック面では個人的には悔いが残るプレーがあったので、そこを改善してディフェンスもアタックももっと伸ばしていきたいですね。2列にしても、3列にしても熾烈な争いなので、途中から入ってきた選手も良いプレーしていましたし、(チーム内で)良い競争ができているので、プレシーズンは自分の色を出していけたらなと思います。
Q.初戦ということでどのような心境で臨みましたか
意外とそんなにプレッシャーもなく、いつも通りにやれました。やはり4年目なので徐々に慣れつつあるのかなと思います。普段通りのマインドで試合に臨めたので、そこはこれからも継続していきたいですね。
Q.試合の日のルーティンはあるのですか
試合前日にスパイクを磨くくらいですかね(笑)あとは、試合の日にお風呂入ったりするとか。
Q.前半、昨シーズンの課題の一つにもなっていた規律の部分が悪かった印象が
そうですね。そこはもったいないので、練習から意識していくしかないので、次の試合はディシプリン(規律)の部分を修正できるようにチーム全体で行っていきたいです。
Q.後半直せた要因は
自分たちの流れでディフェンスができると、そこは修正されました。前半は、向こうのペースに持っていかれたり、そういう時間が増えてくると自分たちも苦しくなってきますし、オフサイドも出てくるので、短いフェーズでシャットアウトしていきたいです。
Q.ポジションについて
去年から6番もやってみるぞという風に言われていました。練習試合からバックローをやっていたので、その結果、去年も割と何試合も出れていましたし、ロック、バックローどちらのポジションでもハイクオリティでできたら、それは僕の強みにもなると思います。
Q.そこはスッと受け入れられているのですね
そうですね。サイズが2メートルあるわけじゃないので、幅広くポジションをカバーできるような選手になっていきたいです。
Q.そのためにどういう風に取り組まれているのですか
運動量のところは自分の強みだとおもっているので、それにプラスしてゲームを理解して、チームのルールをしっかりと頭に入れて落とすということ、ロックとバックローも戦術面で全然違うので試合日の前にしっかりと準備してかつ自分のパフォーマンスも上げていくことですね。
Q.京産大時代は
京産の時は、シンプルでしたね。しかもずっと6番をやっていて、特にアタックのサインバリエーションがあるわけでもなかったです。でも京産の時代があったので、頭から突っ込んでいくプレーとかそういうのは今でも全然怖くないので。
Q.京産でのプレーを含めてBL東京だからこそのこだわりは
フィジカルバトルには共通している部分があるので、FWで負けないように圧力をかけ続けていくとBKも楽になると思うので、そういった試合を見せていきたいですね。
Q.練習中におけるチーム内での互いに高め合い方や普段いつもやっていることは
基本的には戦術面です。きつい練習の時は強度が上がったりするのですが、ユニット練習とかでは、バチバチにやっていますね(笑)そこはプライドでもあるので。
Q.同期にキャプテンが多いですが
ミーティングが開かれた時に、自然と喋る人が多いです。そういうところは、やはりキャプテン経験者なのかなと思いますね。
Q.今シーズンに向けて
去年以上にスタメン争いが熾烈になってきますので、まずしっかりと競争に勝つこと、ケガをしないということは僕の中でターゲットにしていきたい部分です。一試合一試合良いプレーを重ねて、コーチからの信頼も得て、チームに貢献していきたいです。
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