試合結果
RESULT
2023-24シーズン プレシーズンマッチ第5戦
東芝府中グラウンド
HOST
東芝ブレイブルーパス東京
VISITOR
クボタスピアーズ船橋・東京ベイ
HOME
東芝ブレイブルーパス東京
VISITOR
クボタスピアーズ船橋・東京ベイ
T | G | PT | PG | DG | スコア | T | G | PT | PG | DG | ||
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
3 | 3 | 1 | 0 | 0 | 28 | 前半 | 14 | 2 | 2 | 0 | 0 | 0 |
4 | 1 | 0 | 0 | 0 | 22 | 後半 | 14 | 2 | 2 | 0 | 0 | 0 |
7 | 4 | 1 | 0 | 0 | 50 | 合計 | 28 | 4 | 4 | 0 | 0 | 0 |
登録選手
HOME 東芝ブレイブルーパス東京 |
TEAM | VISITOR クボタスピアーズ船橋・東京ベイ |
||
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No | 名前 | POS | 名前 | No |
1 | 木村 星南 | PR | 紙森 陽太 | 1 |
2 | 原田 衛 | HO | 杉本 博昭 | 2 |
3 | 眞壁 照男 | PR | 北川 賢吾 | 3 |
4 | ワーナー・ディアンズ | LO | ルアン・ボタ | 4 |
5 | ジェイコブ・ピアス | LO | JDシカリング | 5 |
6 | 伊藤 鐘平 | FL | アシペリ・モアラ | 6 |
7 | 佐々木 剛 | FL | ピーター・ラピース・ラブスカフニ | 7 |
8 | リーチ マイケル | NO.8 | ファウルア・マキシ | 8 |
9 | 杉山 優平 | SH | 藤原 忍 | 9 |
10 | リッチー・モウンガ | SO | バーナード・フォーリー | 10 |
11 | 桑山 淳生 | WTB | 木田 晴斗 | 11 |
12 | ロブ・トンプソン | CTB | 立川 理道 | 12 |
13 | セタ・タマニバル | CTB | リカス・プレトリアス | 13 |
14 | ジョネ・ナイカブラ | WTB | 根塚 洸雅 | 14 |
15 | 松永 拓朗 | FB | ゲラード・ファンデンヒーファー | 15 |
16 | 三上 正貴 | リザーブ | 海士 広大 | 16 |
17 | 森 太志 | リザーブ | スカルク・エラスマス | 17 |
18 | タウファ・ラトゥ | リザーブ | オペティ・ヘル | 18 |
19 | アニセ サムエラ | リザーブ | 青木 裕樹 | 19 |
20 | PJ・スティーンカンプ | リザーブ | デーヴィッド・ヴァンジーランド | 20 |
21 | シャノン・フリゼル | リザーブ | 堀部 直壮 | 21 |
22 | アサエリ・ラウシー | リザーブ | 玉置 将也 | 22 |
23 | 髙橋 昴平 | リザーブ | 土谷 深浩 | 23 |
24 | 眞野 泰地 | リザーブ | 古賀 駿汰 | 24 |
25 | 濵田 将暉 | リザーブ | 押川 敦治 | 25 |
26 | マイケル・コリンズ | リザーブ | 金 秀隆 | 26 |
27 | リザーブ | ハラトア・ヴァレイア | 27 | |
28 | リザーブ | テアウパ・シオネ | 28 | |
29 | リザーブ | 山崎 洋之 | 29 | |
30 | リザーブ | 島田 悠平 | 30 |
レビュー
<マッチレポート>
vsクボタスピアーズ船橋・東京ベイ(2023/11/25)
「S東京ベイを圧倒!! 全員で掴んだ価値ある一勝」
気温12℃と、寒さが身に染みる季節に突入。チーム拠点地となる東芝府中グラウンドにて、プレシーズンマッチ最終戦を実施した。相手は、昨季リーグワン王者に輝いたクボタスピアーズ船橋・東京ベイ(以下S東京ベイ)。プレシーズンの成果を確かめるためには、十分な強敵だ。
前半は、東芝ブレイブルーパス東京(以下BL東京)の認定トライでスコアが動く。その後は得点を取り合う展開が繰り広げられるが、全体の連携が光るアタックを披露し、14点リードで試合を折り返す。
後半も勢いそのままに得点機をものにし、トライを演出。試合終盤にも、長く続いたフェーズ攻撃から見事な得点が生まれた。最終スコア50―28で昨季王者を退け、プレシーズン最終戦を勝利で飾った。
前半は、BL東京が幸先の良いスタートを切った。前半5分、敵陣深くから押し込んだラインアウトモールがペナルティートライの判定となり、先制に成功する。直後10分には、守備の時間帯にキックで脱出を試みるがチャージされ、そのまま失点。しかし13分には、左サイドでのラックを起点に素早いパスワークを見せ、ボールはCTBロブ・トンプソンからWTBジョネ・ナイカブラへ。そしてナイカブラが敵陣22メートルラインから一気にギアを上げ、インゴール右隅に飛び込んだ。チーム加入後初出場となった、SOリッチー・モウンガも華麗なゴールキックを披露し、スコアは14―7と再びリード。
27分には、敵陣5メートル上でのマイボールスクラムから細かく右に展開し、モウンガが大きく放ったパスに
後半も、BL東京の勢いは止まらない。後半2分、ラインアウトを起点に連続攻撃を仕掛ける。CTBセタ・タマニバルがハンドオフで突破を図る中、右端へフォローしたナイカブラにオフロードパスがつながり、インゴールへ。続く15分、敵陣左22メートル内でのラインアウトから右に展開され、WTB桑山淳生のブレイクで深くに攻め入る。ゴール直前で形成されたラックからFLシャノン・フリゼルが即座にボールを持ち出し、来日初のトライを挙げた。
17分、26分にはディフェンスラインの綻びから連続でトライを奪われてしまう。しかし30分、S東京ベイのアタックからターンオーバーを勝ち取ったトンプソンが攻勢に転じ、右端を駆け抜ける独走トライで会場を沸かせた。それ以降は膠着状態が続き、互いに耐え凌ぐ展開が続く。そんな苦境を打ち破ったのは、試合終了間際、S東京ベイの展開を止めたWTB濵田将暉のインターセプトだ。そこから相手の粘り強いディフェンスに苦しむが、FW、BK共に奮闘を見せる。左右にポイントを形成するフェーズ攻撃ののち、松永が相手防御の裏に蹴ったボールをFBマイケル・コリンズが確保して中央にフィニッシュ。最終的には50―28までスコアを伸ばし、BL東京が快勝を収めた。
プレシーズン最終戦を勝利という最高のかたちで終えたBL東京。デビュー戦となったフリゼル、モウンガの活躍、彼らのひとつひとつのプレー精度の高さに驚いた観客も多いことだろう。それだけでなく、ここまで敗戦続きのBL東京であったが、セットプレーで優位に立つなど、随所での課題に修正が見られ、チーム全体で攻守共にファイトしていた部分も非常に印象的。新たな戦力が加わり、攻撃に厚みを見せている。
来たる12月9日には、「リーグワン優勝」を目標に掲げる戦いがいよいよ開幕。「今日勝ったことにとらわれずに、しっかりとやるべきことをやっていきたい」(モウンガ)。より結束を高め、日本一奪還に燃えるBL東京が重要な一戦にまもなく出陣する。
(ライター:谷口 花)
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