試合結果
RESULT
プレシーズンマッチ 第7戦
府中朝日フットボールパーク
HOST
東芝ブレイブルーパス東京
VISITOR
東京サンゴリアス
HOME
東芝ブレイブルーパス東京
VISITOR
東京サンゴリアス
T | G | PT | PG | DG | スコア | T | G | PT | PG | DG | ||
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
3 | 2 | 0 | 0 | 0 | 19 | 前半 | 12 | 2 | 1 | 0 | 0 | 0 |
2 | 0 | 0 | 0 | 0 | 10 | 後半 | 10 | 2 | 0 | 0 | 0 | 0 |
5 | 2 | 0 | 0 | 0 | 29 | 合計 | 22 | 4 | 1 | 0 | 0 | 0 |
登録選手
HOME 東芝ブレイブルーパス東京 |
TEAM | VISITOR 東京サンゴリアス |
||
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No | 名前 | POS | 名前 | No |
1 | 藤野 佑磨 | PR | 森川 由起乙 | 1 |
2 | 橋本 大吾 | HO | 中村 駿太 | 2 |
3 | 小鍛冶 悠太 | PR | 中野 幹 | 3 |
4 | ワーナー・ディアンズ | LO | 小林 航 | 4 |
5 | ジェイコブ・ピアス | LO | 辻 雄康 | 5 |
6 | シオネ・ラベマイ | FL | 飯野 晃司 | 6 |
7 | マット・トッド | FL | 箸本 龍雅 | 7 |
8 | 佐々木 剛 | NO.8 | ショーン・マクマーン | 8 |
9 | ジャック・ストラトン | SH | 齋藤 直人 | 9 |
10 | 中尾 隼太 | SO | 田村 煕 | 10 |
11 | 松岡 久善 | WTB | テビタ・リー | 11 |
12 | ニコラス・マクカラン | CTB | トニ・アロフィポ | 12 |
13 | セタ・タマニバル | CTB | 村田 大志 | 13 |
14 | ジョネ・ナイカブラ | WTB | 成田 秀平 | 14 |
15 | 桑山 聖生 | FB | 尾崎 晟也 | 15 |
16 | 森 太志 | リザーブ | 呉 李依典 | 16 |
17 | 大内 真 | リザーブ | 祝原 涼介 | 17 |
18 | 眞壁 照男 | リザーブ | 石原 慎太郎 | 18 |
19 | 深村 亮太 | リザーブ | セミセ・タラカイ | 19 |
20 | 梶川 喬介 | リザーブ | 金井 健雄 | 20 |
21 | ヒュー・パイル | リザーブ | 片倉 康瑛 | 21 |
22 | 伊藤 鍾平 | リザーブ | ツイ ヘンドリック | 22 |
23 | 藤田 貴大 | リザーブ | トム・サベッジ | 23 |
24 | 杉山 優平 | リザーブ | 下川 甲嗣 | 24 |
25 | 辰野 新之介 | リザーブ | 小澤 直輝 | 25 |
26 | 松永 拓朗 | リザーブ | 桶屋 宗汰 | 26 |
27 | 森 勇登 | リザーブ | 大越 元気 | 27 |
28 | 松延 泰樹 | リザーブ | ジョシュア・スタンダー | 28 |
29 | 豊島 翔平 | リザーブ | 仁熊 秀斗 | 29 |
30 | リザーブ | 中野 将伍 | 30 | |
31 | リザーブ | 森谷 圭介 | 31 | |
32 | リザーブ | サム・ケレビ | 32 | |
33 | リザーブ | 中鶴 隆彰 | 33 | |
34 | リザーブ | 塚本 健太 | 34 |
試合経過
- トライ
- ゴール
- ペナルティゴール
- ドロップゴール
- 入替・交替
- イエローカード
- レッドカード
東芝ブレイブルーパス東京 | 東京サンゴリアス | |||
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シオネ・ラベマイ | 6’ | |||
中尾 隼太 | 6’ | |||
セタ・タマニバル | 13’ | |||
中尾 隼太 | 13’ | |||
17’ | テビタ・リー | |||
シオネ・ラベマイ | 32’ | |||
38’ | テビタ・リー | |||
38’ | 田村 煕 | |||
ハーフタイム | ||||
松永 拓朗 | 15’ | |||
20’ | 祝原 涼介 | |||
深村 亮太 | 34’ | |||
36’ | 下川 甲嗣 |
レビュー
「NTT JAPAN RUGBY LEAGUE ONE 2022」開幕まで1カ月を切ったこの日、府中朝日フットボールパークで府中ダービーが行われた。東芝ブレイブルーパル東京(以下BL東京)の相手はもちろん、同じ府中に本拠地を置く東京サントリーサンゴリアス(以下東京SG)。この試合には府中市民およそ300人が招待され、選手たちの激闘を見守った。
試合開始直後、BL東京は幸先良く先制点を奪うと、その後も確実にトライを重ね、19−12で前半を折り返す。
後半は東京SGに何度もゴールライン前まで迫られるが、要所は抑え逆転を許さない。終わってみれば、スコアは29−22と1トライ差。この試合で1度もリードを許さなかったBL東京が、東京SGに勝利を収めた。
BL東京は序盤から敵陣に果敢に攻め込む。前半5分、テンポ良くボールを回して徐々に前進すると、FB桑山聖生の浮かせたボールをWTB松岡久善が、地面に足をつけずにFLシオネ・ラベマイへとパスしてトライ。このトライで勢いづいたBL東京は前半14分、敵陣5メートルでラインアウトを獲得し、ラックから出たボールをCTBセタ・タマニバルが角度をつけてうまく走り込んで受けてグラウンディング。
前半27分には、自陣ゴールライン前で東京SGにモールを組まれピンチを迎えたが、コンタクト面で当たり負けせずトライは許さなかった。その後、両チームとも1トライを追加し、19−12と7点リードで試合を折り返した。
後半も先に得点をしたのは、BL東京だった。後半16分、敵陣中央ゴール前でスクラムを得ると、CTB中尾隼太から内側で待つSO松永拓郎にパスが渡りトライ。
この勢いそのままに、BL東京が東京SGを突き放すと思われた。しかし後半20分、LOジェイコブ・ピアスがシンビンをもらう。
後半61分、BL東京は1人少ない状況の中、右ラインアウトからモールで前進されトライを許した。
そこから東京SGに何度もゴール前まで迫られ、あわや失点の場面も見られたが、フェーズを重ねる相手に粘りのディフェンスでトライラインは越えさせない。すると後半35分、右サイドで待っていたWTBジョネ・ナイカブラが自慢のスピードでゲインすると、PR深村亮太がパスを受け、インゴールに飛び込んだ。その直後、東京SGに1トライを返されたものの、それ以上の反撃は許さず、ここで試合終了のホイッスル。BL東京サイドのベンチからは歓声が上がった。
見事、府中ダービーを制したBL東京。後半は東京SGにトライチャンスを多く与えたものの、一度もリードを許さなかったこの試合は、まさに粘り勝ちと言えるだろう。この日ゲームキャプテンを務めた中尾が「しっかりボールをスペースに動かせた」と語るよう、序盤からフィジカルを生かしてBL東京らしいラグビーを展開できたことが、府中ダービーで白星を勝ち取れた理由だ。
全9試合と例年よりも多くの試合が組まれていたプレシーズンマッチも、残すところあと1試合。「一貫性を持って、どんどん積み重ねていくようなチームになっていきたい」(中尾)。年内最後の実戦ともなる次戦でも、一つ一つのプレーを積み重ね、新リーグ開幕に向けて勢いをつけたいところ。
リーグワン・初代王者になるために。BL東京の挑戦はもうすでに始まっている。
~インタビュー~
■中尾隼太(SO)
Q.今日の試合を振り返っていかがですか
スタートから良いスタートがきれて、自分たちのラグビーを信じてやれたことがよかったと思います。しっかりボールをスペースに動かせたので。
Q.今日のテーマは
今日は『フィジカルバトルで勝つ』ということがテーマでした。そこができたので、勝利がつかめたと思います。
Q.プレシーズンが長いですが、今までのシーズンとの違いは感じていますか
今シーズンはプレシーズンが9試合あるのですが、まだ自分たちもリーグワンがどのようなものになるか分かりません。その中でタフに戦うことができるメンバーがそろえば、必ず勝てると思います。
Q.昨年までの違いは感じられますか
試合をたくさんしているので、いろいろな選手がプレータイムを稼ぐことができ、ゲームの中で成長していけるという部分が違うと思います。
Q.府中ダービーでしたが、来場された方々にメッセージを
たくさん赤い服を着て来場してくださって、僕らはその人たちを「笑顔にしたい」「良い影響を与えたい」と思ってトレーニングに励んでいるので、それがまさにこのゲームだと思います。このゲームを通して市民の方々を一つにしたいですとか、みんなにBL東京を応援したいと思ってほしいです。
Q.東京SGはやはりライバルなのでしょうか
同じ府中市にいるので、そこはもちろんBL東京を応援してもらいたいという思いはあります(笑)。このような試合で勝っていくことで、BL東京のファンは増えるのかなと。絶対負けたくないという気持ちはいつも以上にあります。
Q.今積み重ねるべきことと今できていることは何ですか
自分たちのスタイルをできているかできていないかというところに関係なくやり続けることは必要だと思っています。それは今できているか、できていないかということよりもやり続けることで得られるものは必ずあるので、それをあきらめずにやり続ける。そこに全員が向かうということが重要だと思います。
Q.今一番力を入れていることは
戦うファイターであることですかね。それがプレーにも表れると思うので一番は気持ちですかね。
Q.次戦への意気込み
来週は埼玉ワイルドナイツさん(が相手)で、とても強いチームです。今日良いパフォーマンスができたので、これをレベルアップさせてまた次の試合にいく。一貫性を持って、どんどん積み重ねていくようなチームになっていきたいので、来週も良いプレーをしたいと思います。
■ワーナーディアンズ(LO)
Q.今日の試合を振り返っていかがですか
FWとして体を張れたと思っていますし、みんなで勝つことができて良かったです。
Q.今日のテーマについてはいかがですか
同じくFWもフィジカルで勝つことができました。
Q.長いシーズンの中で、ご自身の成長はどのように感じていますか
自分のマインドセットだと思っています。プレシーズンの前から、このレベルで戦えるかなということは思っていました。その中で代表の合宿に行き、試合に出ることで、体(の大きさ)で戦えると感じるようになりました。
Q.ファンの方については
赤い服を着ている姿などを見て、すごく嬉しかったです。力になっていたと思います。
Q.次戦への意気込み
埼玉ワイルドナイツも強いチームなので、フィジカルで勝ちたいです。
イベント
府中市公式YouTubeチャンネルでライブ配信実施予定!
試合は府中市の公式YouTubeでライブ配信を実施。BL東京 大野均アンバサダーと 東京SG 平浩二氏が務めた。
https://www.youtube.com/user/fuchucitytokyo
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