試合結果
RESULT
NTT JAPAN RUGBY LEAGUE ONE 2022 第10節
秩父宮ラグビー場(東京)
HOST
東芝ブレイブルーパス東京
VISITOR
クボタスピアーズ船橋・東京ベイ
HOME
東芝ブレイブルーパス東京
VISITOR
クボタスピアーズ船橋・東京ベイ
T | G | PT | PG | DG | スコア | T | G | PT | PG | DG | ||
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
2 | 2 | 0 | 0 | 0 | 14 | 前半 | 26 | 4 | 3 | 0 | 0 | 0 |
2 | 2 | 0 | 0 | 0 | 14 | 後半 | 17 | 2 | 2 | 0 | 1 | 0 |
4 | 4 | 0 | 0 | 0 | 28 | 合計 | 43 | 6 | 5 | 0 | 1 | 0 |
登録選手
HOME 東芝ブレイブルーパス東京 |
TEAM | VISITOR クボタスピアーズ船橋・東京ベイ |
||
---|---|---|---|---|
No | 名前 | POS | 名前 | No |
1 | 三上 正貴 | PR | 北川 賢吾 | 1 |
2 | 橋本 大吾 | HO | 杉本 博昭 | 2 |
3 | 小鍜治 悠太 | PR | オペティ・ヘル | 3 |
4 | シオネ・ラベマイ | LO | 青木 祐樹 | 4 |
5 | ワーナー・ディアンズ | LO | ルアン・ボタ | 5 |
6 | 德永 祥尭 | FL | トゥパ フィナウ | 6 |
7 | マット・トッド | FL | 末永 健雄 | 7 |
8 | 山本 浩輝 | NO.8 | ファウルア・マキシ | 8 |
9 | 小川 高廣 | SH | 谷口 和洋 | 9 |
10 | トム・テイラー | SO | 岸岡 智樹 | 10 |
11 | 桑山 淳生 | WTB | 根塚 洸雅 | 11 |
12 | 中尾 隼太 | CTB | 立川 理道 | 12 |
13 | セタ・タマニバル | CTB | ライアン・クロッティ | 13 |
14 | ジョネ・ナイカブラ | WTB | 山崎 洋之 | 14 |
15 | 松永 拓朗 | FB | ゲラード・ファンデンヒーファー | 15 |
16 | 森 太志 | リザーブ | 大塚 健太郎 | 16 |
17 | 藤野 佑磨 | リザーブ | 山本 剣士 | 17 |
18 | 深村 亮太 | リザーブ | 松波 昭哉 | 18 |
19 | 伊藤 鐘平 | リザーブ | デーヴィッド ・ブルブリング | 19 |
20 | リーチ マイケル | リザーブ | バツベイ シオネ | 20 |
21 | ジャック・ストラトン | リザーブ | 藤原 忍 | 21 |
22 | ティム・ベイトマン | リザーブ | テアウパ シオネ | 22 |
23 | 豊島 翔平 | リザーブ | 金 秀隆 | 23 |
試合経過
- トライ
- ゴール
- ペナルティゴール
- ドロップゴール
- 入替・交替
- イエローカード
- レッドカード
東芝ブレイブルーパス東京 | クボタスピアーズ船橋・東京ベイ | |||
---|---|---|---|---|
6’ | 岸岡 智樹 | |||
8’ | ゲラード・ファンデンヒーファー | |||
小川 高廣 | 10’ | |||
トム・テイラー | 12’ | |||
15’ | ファウルア・マキシ | |||
17’ | ゲラード・ファンデンヒーファー | |||
21’ | 根塚 洸雅 | |||
22’ | ゲラード・ファンデンヒーファー | |||
ジョネ・ナイカブラ | 32’ | |||
トム・テイラー | 33’ | |||
36’ | ライアン・クロッティ | |||
37’ | ゲラード・ファンデンヒーファー | |||
ハーフタイム | ||||
0’ | 青木 祐樹 → デーヴィッド ・ブルブリング | |||
三上 正貴 → 藤野 佑磨 | 14’ | |||
橋本 大吾 → 森 太志 | 14’ | |||
山本 浩輝 → リーチ マイケル | 14’ | |||
14’ | 北川 賢吾 → 山本 剣士 | |||
14’ | 末永 健雄 → バツベイ シオネ | |||
14’ | 谷口 和洋 → 藤原 忍 | |||
14’ | 山崎 洋之 → 金 秀隆 | |||
17’ | 根塚 洸雅 | |||
18’ | ゲラード・ファンデンヒーファー | |||
19’ | ライアン・クロッティ → テアウパ シオネ | |||
トム・テイラー → ティム・ベイトマン | 21’ | |||
小川 高廣 → ジャック・ストラトン | 21’ | |||
24’ | ペティ・ヘル → 松波 昭哉 | |||
小鍜治 悠太 → 深村 亮太 | 25’ | |||
シオネ・ラベマイ → 伊藤 鐘平 | 25’ | |||
28’ | ゲラード・ファンデンヒーファー | |||
28’ | 杉本 博昭 → 大塚 健太郎 | |||
森 太志 | 35’ | |||
中尾 隼太 | 36’ | |||
38’ | 金 秀隆 | |||
39’ | ゲラード・ファンデンヒーファー | |||
松永 拓朗 → 豊島 翔平 | 39’ | |||
マット・トッド | 41’ | |||
中尾 隼太 | 41’ |
レビュー
<マッチレポート>
vsクボタスピアーズ船橋・東京ベイ戦(2022/03/19)
交流戦第5戦目(第10節)
「S東京ベイの圧力を受け敗北 今シーズン初の3連勝ならず」
前節、今季初めての連勝を手にした東芝ブレイブルーパス東京(BL東京)。秩父宮ラグビー場で行われるホストゲーム3連戦の最終戦となる今節は、クボタスピアーズ船橋・東京ベイ (S東京ベイ)と対戦した。試合開始直後、BL東京は前節の課題に挙げられたスクラムでペナルティを奪い、主導権をつかみかけたものの、ディフェンスが噛み合わず、流れに乗りきれない。12点ビハインドで迎えた後半は、再三のチャンスを自らのミスで逸し、徐々に点差が広がっていった。試合終了間際にトライを奪ったが、反撃もここまで。28 − 43で、S東京ベイに敗北を喫した。
S東京ベイはフィジカルの強いチーム。「フィジカルバトルで受ける前に仕掛けていこうというのが、今日の試合でフォーカスしていたこと」とSH小川高廣共同主将が話すよう、ファーストスクラムでは相手のペナルティを誘発し、幸先の良いスタートを切る。長いパスを相手にインターセプトされ先制を許したBL東京だったが、その4分後の前半10分、細かくオフロードパスをつなぎ、最後は小川が自らインゴールに飛び込み、トライ。ゲームを振り出しに戻した。
これまでの試合では、相手と距離を保ったディフェンスを展開していたBL東京だったが、今節はCTBセタ・タマニバルを中心に前に出るディフェンスで相手に圧力をかけていった。ところが、ディフェンスが前に出ることでできた裏のスペースにパスを通され、自陣を守り切ることができず、2連続トライを奪われる。前半32分には、ハーフラインでボールを受けたWTBジョネ・ナイカブラが鋭いステップで、7人ものディフェンスを鮮やかに抜き去り、グラウンディング。なんとかS東京ベイに食らいつき、14 − 28と12点ビハインドで試合を折り返した。
後半も、BL東京はスクラムで相手を圧倒し、チャンスの場面を何度も迎えるが、ブレイクダウンでS東京ベイの圧力を受け、肝心なところでミスやペナルティ。なかなか得点することができず、じわじわと点差を引き離されていった。後半35分と41分に、HO森太志とFLマット・トッドがそれぞれトライを奪うが、ここで試合終了。28 − 43とS東京ベイに完敗した。
ホストゲーム3連勝とはならなかったこのゲーム。「ディフェンスの部分で結構受けてしまったところがある」(小川)という言葉の通り、攻守ともに相手の圧力に屈してしまった点が悔やまれる。しかし、前節の反省が生かされている場面も多くあった。前回、横浜Eに圧倒されたスクラムでは、何度も相手のペナルティを誘発。また、今シーズンのBL東京らしさであるテンポの良いアタックが展開できている場面も多くあった。「毎週築き上げているものはある」(SOトム・テイラー)。
次戦は交流戦、最終戦。相手はコベルコ神戸スティーラーズだ。今シーズンも残り6節。残りの試合で、どれだけのものを積み上げられるか。BL東京の真価が問われる。(ライター:内海日和)
<試合後コメント>
■トッド・ブラックアダー(HC)
Q.今日の試合を振り返っていかがですか。
多くの部分でよくできていた部分もありました。どのようにプレーするかという部分では、ただエクスキュ―ション・実行する部分を持ち合わせていないだけだと思います。そこで追いかける場面になって必要以上のことを試みようとし過ぎてしまいました。ディフェンスの面ではボールをスローにするディフェンスができなかったと思います。ただテンポを出してプレーするというのはよくできていましたし、最後にトライを取った部分に関してはシンプルに、ダイレクトにプレーするところがうまくいっていました。
また、今までの弱みだったスクラムを今日は強みに変えられたかなと思っています。細かい部分に関しては、自分たちにツキがなかったかなという部分もありました。厳しいところはありましたが、それは学ぶ部分でもあると思います。いい試合になったと思います。
Q.スクラムに前半は苦戦しましたが、何が原因だったのでしょうか。また、どのように修正したか教えてください。
とても個人的な部分になりますが、フロントローの選手の中で、自分だけでやろうとしている部分がありました。先にその選手がプレッシャーをかけてしまうことによって、後ろの選手とのコネクトが切れてしまっていました。ハーフタイムにその話をして、交代で橋本大吾を出して、しっかりとそういうところを修正することができたと思います。そこに良い学びがありました。プレッシャーのかかった時に、そのようになることが多いですので、しっかりと修正を実行できたことをうれしく思います。
自分たちのスクラムの部分がうまくいかず、それによって勢いを出せなかったところはあります。そこになかなか苦労しましたが、修正することができたので、今後もしっかりとそのような部分を修正できるようにしていきたいと思います。
Q.WTBで先発起用した桑山敦生選手の評価について。
敦生は自分でできるベストを尽くしてくれています。若手の選手ですが、この経験を活かしてどんどんよくなってくれると思います。このレベルでこのプレッシャー下でプレーすることについては、松永拓朗(FB)も同じプレッシャーを感じていたと思いますし、そういった経験を繰り返すことでどんどん良くなっていくかなと思っています。
Q.前に出るディフェンスが効いている時と、その分裏側を通されている時もありました。それを受けてディフェンスのシステムを今後どうしていきたいかお考えがあれば教えてください。
やはり相手がアタックして勢いをつけている時は、自分たちのファーストタックル、セカンドタックルで仕留め切れていませんでした。ラインスピードをしっかり出せている時はゲインラインの前で相手を止められていたと思います。そのため、ファースト、セカンドタックルの部分をもっとしっかりやっていきたいと思っています。
相手はキックを蹴ってきましたが、その時にフィールドを埋めるようにスペースを取り切れなったので、そういった状況に対応できるようにしていきたいです。今回の試合はラインスピードをしっかり出したいと臨んで、それができていた部分もありましたが、タックルの部分で自分たちの必要なレベルを決めきれなかったということに関しては継続して取り組んできたいと思います。
Q.今日の試合ではスクラムがうまくいっていましたが、フロントローの三上正貴(PR)選手の評価ついて、また選手交代に関しての意図を教えてください。
スクラムに関しては、三上だけではなく橋本大吾(HO)、小鍛冶悠太(PR)の3選手が、プレッシャーがある中でしっかりやってくれたおかげだと思っています。三上に関してはすごくよくプレーしてくれていますし、一貫性があるプレーをしてくれているのが素晴らしいです。彼の品格をしっかりパフォーマンスで見せてくれたと思います。
小鍛冶選手もスクラムによく取り組んでくれていますので、今後が楽しみなスーパースターになると思っています。体の大きな相手のFWに対してよくやってくれていました。交代に関しては特別パフォーマンスが落ちたわけではなく、あとの25分を戦うにあたってフレッシュな状態にしたかった、疲れていない選手でエネルギー上げたかったということで選手を入れ替えました。
■小川高廣(SH/共同主将)
Q.今日の試合を振り返っていかがですか。
フィジカルバトルで受ける前に仕掛けていこうというのが今日の試合でフォーカスしていたことでした。最初のトライはアンラッキーなところもありましたが、ディフェンスの部分で結構受けてしまったところがあります。特に自分もアタックのエクスキュ―ションの部分は良くなかったですし、リーダーとしてドライブできなかったと思っています。また来週も同じようにフィジカルバトルになると思うので、そこでもう一度スイッチを入れることができるように、一週間また準備していきたいです。
Q.22メートルラインに入ってからの精度はまだ改善の余地がある印象でしたが、それについてはいかがですか。
テンポの部分で勝てる部分もあったのですが、その分、自分たちの形ができないままセットが遅くなり、それによって正しい判断ができなかった部分があったのかなと思います。
■トム・テイラー(SO)
Q.今日の試合を振り返っていかがですか。
前半すごくいい流れをもってプレーできた部分もあったので、相手がスコアした後に自分たちがスコアして、というフラストレーションがたまる試合ではありました。ハーフタイムになる前はフラストレーションがある状態でも自分たちの流れを引き寄せられた、自分たちがよくプレーできていたという認識はありましたが、全体としてミスがやはり多すぎました。
また、ボールを維持して相手にプレッシャーをかける時間が十分ではなかったです。ディフェンスの面では、簡単に取られてしまったところがありました。ただポジティブな面もあって、毎週築き上げているものはあります。特にこの試合ではセットピース、スクラムは良かったと思うので、学ぶことをしっかり学び、状態を整えて次の試合に臨むことが大事だと思います。
Q.ゲーム出るにあたって、どんな役割を自分に課して、遂行したのですか。
まずは自分自身がゲームプラン通りにディフェンスをしっかりやれるようにという役割を課しました。特に先ほど言ったフラストレーションがたまったという点については、プランではもっとボールを維持したかったのですが、十分な時間維持することができませんでした。ブレイクダウン含めて自分たちがミスをしてしまい、パフォーマンスがしっかり出せなかったというのがあります。
Q.後半にトライを取られたシーンについて、あの時間帯はチームとして相当疲れがあったのですか。
試合を通じて本来やるべきであるタックル、セカンドショルダーを決めきれずに相手の大きな選手にキャリーさせてしまい、オフロードさせてしまったという部分がありました。自分たちとしてはハードにプレーするというところを誇りに思っていましたが、そこがうまくいきませんでした。
イベント
<ハイライト映像>
3月19日に行われたNTTジャパンラグビー リーグワン2022 第10節 (クボタスピアーズ船橋・東京ベイ戦) のハイライト映像はこちら
https://youtu.be/mAyobQznUUE
3月19日(土)クボタスピアーズ船橋・東京ベイ戦 ホストゲームイベントのご案内
ホストゲーム開催にあたり《HAVE FUN & SHARE FUN》に注力して、ご来場されるファンの皆さまのために、スタジアムに来場して楽しい、参加して楽しい、見て楽しいイベントを準備してお待ちしております。ぜひ、試合観戦とあわせて毎試合開催するイベントもお楽しみください!
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