試合結果
RESULT
NTT JAPAN RUGBY LEAGUE ONE 2022-23 第13節
秩父宮ラグビー場(東京)
HOST
ブラックラムズ東京
VISITOR
東芝ブレイブルーパス東京
HOME
ブラックラムズ東京
VISITOR
東芝ブレイブルーパス東京
T | G | PT | PG | DG | スコア | T | G | PT | PG | DG | ||
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 前半 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 |
1 | 1 | 0 | 1 | 0 | 10 | 後半 | 12 | 2 | 1 | 0 | 0 | 0 |
1 | 1 | 0 | 1 | 0 | 10 | 合計 | 12 | 2 | 1 | 0 | 0 | 0 |
登録選手
HOME ブラックラムズ東京 |
TEAM | VISITOR 東芝ブレイブルーパス東京 |
||
---|---|---|---|---|
No | 名前 | POS | 名前 | No |
1 | 西 和磨 | PR | 木村 星南 | 1 |
2 | 佐藤 康 | HO | 橋本 大吾 | 2 |
3 | パディー ・ライアン | PR | 小鍜治 悠太 | 3 |
4 | マイケル ・ストーバーグ | LO | ワーナー ・ディアンズ | 4 |
5 | ロトアヘア ポヒヴァ大和 | LO | ジェイコブ ・ピアス | 5 |
6 | アマト ・ファカタヴァ | FL | 德永 祥尭 | 6 |
7 | ブロディ ・マクカラン | FL | 佐々木 剛 | 7 |
8 | ネイサン ・ヒューズ | NO.8 | リーチ マイケル (C) | 8 |
9 | 高橋 敏也 | SH | 小川 高廣 | 9 |
10 | 堀米 航平 | SO | トム ・テイラー | 10 |
11 | ネタニ ・ヴァカヤリア | WTB | 豊島 翔平 | 11 |
12 | 礒田 凌平 | CTB | 眞野 泰地 | 12 |
13 | 池田 悠希 | CTB | ニコラス ・マクカラン | 13 |
14 | ロトアヘア アマナキ大洋 | WTB | ジョネ ・ナイカブラ | 14 |
15 | マット ・マッガーン | FB | 松永 拓朗 | 15 |
16 | 小池 一宏 | リザーブ | 原田 衛 | 16 |
17 | 谷口 祐一郎 | リザーブ | 三上 正貴 | 17 |
18 | 千葉 太一 | リザーブ | 眞壁 照男 | 18 |
19 | ジョシュ ・グッドヒュー | リザーブ | 梶川 喬介 | 19 |
20 | 湯川 純平 | リザーブ | 伊藤 鐘平 | 20 |
21 | 南 昂伸 | リザーブ | ジャック ・ストラトン | 21 |
22 | アイザック ・ルーカス | リザーブ | 森 勇登 | 22 |
23 | 栗原 由太 | リザーブ | 桑山 淳生 | 23 |
試合経過
- トライ
- ゴール
- ペナルティゴール
- ドロップゴール
- 入替・交替
- イエローカード
- レッドカード
ブラックラムズ東京 | 東芝ブレイブルーパス東京 | |||
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礒田 凌平 → シオペ ・タヴォ | 6’ | |||
ハーフタイム | ||||
マット ・マッガーン | 5’ | |||
ネイサン ・ヒューズ | 9’ | |||
マット ・マッガーン | 10’ | |||
11’ | 橋本 大吾 → 原田 衛 | |||
11’ | 小鍜治 悠太 → 眞壁 照男 | |||
西 和磨 → 谷口 祐一郎 | 15’ | |||
17’ | 小川 高廣 → ジャック ・ストラトン | |||
18’ | 原田 衛 | |||
19’ | 松永 拓朗 | |||
20’ | ワーナー ・ディアンズ → 梶川 喬介 | |||
佐藤 康 → 小池 一宏 | 20’ | |||
パディー ・ライアン → 千葉 太一 | 20’ | |||
ネタニ ・ヴァカヤリア → アイザック ・ルーカス | 20’ | |||
22’ | 木村 星南 → 三上 正貴 | |||
栗原 由太 | 27’ | |||
マイケル ・ストーバーグ → ジョシュ ・グッドヒュー | 27’ | |||
30’ | ジョネ・ナイカブラ | |||
32’ | ジョネ ・ナイカブラ → 桑山 淳生 | |||
高橋 敏也 → 南 昂伸 | 32’ | |||
35’ | 佐々木 剛 → 伊藤 鐘平 | |||
ネイサン ・ヒューズ → 湯川 純平 | 38’ |
チケット
【リーグワン公式レポート】
NTTリーグワン2022-23 D1 第13節レポート(BR東京 10-12 BL東京)
【リーグワン公式ハイライト】
BR東京 vs BL東京|NTTリーグワン2022-23 D1 第13節
レビュー
<マッチレポート>
vs ブラックラムズ東京(2023/03/24)
「雨に苦戦も2戦連続で接戦制す BR東京に辛勝」
ジャパンラグビーリーグワン第13節、東芝ブレイブルーパス東京(BL東京)はブラックラムズ東京(BR東京)と対戦した。この日はBL東京にとって今季初のナイトゲーム。秩父宮ラグビー場は一味違った。ナイター照明がグラウンドを煌々と照らし、霧雨が降りしきる中、試合は幕を開けた。
前半は、コンディションの悪さもあり、キックが中心のゲームとなった。BL東京は果敢に敵陣へ攻め込むものの、ゴール前でペナルティを繰り返してチャンスを失う。一方、ディフェンスは自陣22m内にBR東京を入らせない。両者決め手を欠いて、0-0で試合を折り返した。
後半、BR東京にペナルティゴール(PG)を決められ、先制を許す。その直後にモールトライを奪われ、点差は10点に。その状況でも焦ることのなかったBL東京は、敵陣でのラインアウトを起点にトライを奪取。さらに数的有利の状況を作り出し、逆転に成功した。この時点で12-10。PG1本で逆転できる点差を保ち、最後まで手に汗握る時間が続いたが、そこを守りきり、BR東京に辛勝した。
今節からBL東京の最前線にPR小鍜治悠太が、バックスリーにWTBジョネ・ナイカブラがそれぞれ復帰した。
両チームとも雨に苦戦した。雨に濡れたグラウンドは滑る上に、ボールキャッチの感触もいつもとは異なる。前半開始直後から、敵陣に攻め込んでいくが、BR東京の激しいプレッシャーを受けペナルティが重なり、トライまで辿り着けない。一方のディフェンスでは、圧力をかけ、BR東京には自陣22m内でプレーをさせなかった。お互いに精彩を欠き、決定機を作り出せないままフォーンが鳴り、0-0で前半を終えた。
後半開始直後にやっとゲームが動いた。後半5分、BL東京の選手がキックボールをうまくキャッチできずに自陣に攻め込まれると、BR東京にPGを与えて先制を許す。さらに、後半9分には、モールトライを奪われ10点差。しかし、BL東京は珍しくアタックが噛み合わず、なかなかチャンスを作り出せない。反撃の兆しが見えたのは、後半18分。敵陣でのラインアウトモールからボールを受けたHO原田衛が、空いたスペースに向かってステップを切り、倒れながらも片手でグラウンディング。その後もBR東京の強固なディフェンスに苦戦するが、徐々にアタックにテンポが出始める。BR東京の選手がシンビンとなった中で、右へ左へボールを回し、最後は右サイドで余ったジョネがインゴールを駆け抜け、12-10と逆転に成功した。点差はPG1本で逆転が可能の2点。1つのミスもペナルティも許されない状況下で、BR東京の選手がPGを外すシーンもあり、そのまま試合は終了。接戦を制し、BR東京に勝利した。
「前半から我慢比べだった」とSH小川高廣共同主将が振り返るよう、非常にタフなゲームとなった。苦しいコンディションの中でも、10点の差をつけられても、それぞれの役割を全うし、勝利できたことは、自信につながったことだろう。
次戦はバイウィークを挟み、静岡ブルーレヴズと対戦する。残りのゲームは3試合。全てナイトゲームとなる。TOP4入りを目指すものの、照準を合わせるのは次戦。全ての試合に白星が必要である状況に変わりはない。シーズン終盤に突入しただけに、嫌でも力が入ることだろう。次節も、気合いと思いのこもったハードワークに期待したい。
(ライター:内海日和)
※会見コメントはリーグワン公式レポートをご確認ください。
NTTリーグワン2022-23 D1 第13節レポート(BR東京 10-12 BL東京)
<試合後コメント>
■ワーナー・ディアンズ(LO)
Q.今日の試合を振り返っていかがですか。
難しいですね。変な試合だった気がするんです。チームもあまりやりたいようにできない試合だったと思いますが、最後に勝ち切れたことは僕たちの自信になったと思います。先週も同じような試合で、2週連続だったので。この6試合のブロックではうまくいったのではないかと思いますね。
Q.焦るシーンはありましたか。
あまり焦ってはいませんでした。自分たちのミスが多かったですが、そこを直したらアタックも良い感じになりましたし、ディフェンスもうまくいったので。そのため、焦ってはいなかったです。しかし、最後ベンチに行ったらちょっと焦っていました。自分がそこで何もできない状況だと焦りますね。
Q.逆転のトライを振り返っていかがですか。
すごかったですね。冷静に外までボールを振って最後に、ジョネが頑張りすぎるのではなく、雨などを使ってトライにできたことは良かったと思います。
■リーチマイケル(NO.8)
Q.前半を振り返っていかがですか。
FWに力を入れてきました。お互い同じゲームなので、蹴ったボールをとって、それを蹴ってきて、それの繰り返しでしたね。我慢比べでした。どっちに転ぶか分からなかったので、80分戦いました。
自分たちでボールを持ち込んでノックオンしたりとか、ブレイクダウンで引っかかったりしたこともありました。プレッシャーをかけられたところもあったので、そこは修正しないと行けないと思います。
ブレイクダウン周りでのミスがあって、分かってはいるのですが、それでも相手のプレッシャーがすごかったと思います。
Q.個人のタックル振り返っていかがですか。
フィジカル的には良かったという感じです。ネイサン ・ヒューズのことは試合前から意識していましたね。彼はイングランド代表のキーメンバーでしたし、リコーブラックラムズ東京にとっては、かなり前に出せる選手です。同じ8番ですし、かなり意識はしてきました。ここで自分の意地を出したかったです。かなり良いファイトができました。イングランドとの対決でしたね。結果的には勝ったということで(笑)。
Q.昨シーズン同様負けられない状況が続きますが、勝てたことは大きいですか。
でかいですね。負けたら終わりと強くプレッシャーを感じているので、その試合に勝てるのはポジティブに試合ができているからです。
疲れも出ていますが、それはどこのチームもそうなので。できるだけコンディションを整えたいと思います。
Q.バイウィークはどのように過ごしますか。
休まずにもう一度走り込んで、ギアを上げていきたいなと思います。僕は休んだらダメになるから。今まで連戦で走る量が少なくなってきたので、一度走る量を増やして、シャープにしていきたいなと思います。
Q.ずっと体を動かし続けるということはうまくいっているのでしょうか。
うまくいっているのですが、逆に走る量が少なくなってくると良くないので、ラグビーじゃない走りをシャープに走りたいと思います。
Q.チームでWBCは盛り上がりましたか。(最後に掲載)
かなり盛り上がりましたね。日本の野球は好きです。練習終わってすぐに、2つのケータイが用意されてみんなで見ました(笑)。かなり刺激をもらえましたし、楽しかったです。 村上選手が最後で打ったのは良かったですね。野球は詳しくないのですが。最後の監督のコメントも良かったです。
■ニコラス・マクラカン(CTB)
Q.試合を振り返っていかがですか。
決して綺麗にいった試合ではなかったです。ボールをたくさん落としてしまったり、観客の皆さんが見るには楽しい試合ではなかったかもしれません。最遊的に粘って勝てたことは誇りに思います。勝てたことは良かったです
Q.お兄さんとの対決は振り返っていかがですか。
昨年も戦いましたし、今季の第2節でも対戦していて、3連勝中です。彼のタックルは一度受けましたが、兄からクリーンにきたというところは何度かありました。そして、自分にイライラさせようとやってくる場面もありました(笑)。もちろん同じチームでプレーすることができればそれは最高ですが、そういった意味ではタフです。兄にも良いプレーはしてほしいですが、自分も良いプレーをしたいので。当然自分のチームが勝ってほしいのですが。
ニュージーランドから家族も見にきていたので、良かったです。もう会いました。写真も一緒に撮りましたね。
Q.今日の試合に勝利した感想を教えてください。
負けることはできないというところで勝利できて良かったです。
■松永拓朗(FB)
Q.試合を振り返っていかがですか。
キックが多くなってタフなゲームだったと思うのですが、勝てたことは良かったです。
Q.ご自身のプレーは振り返っていかがでしょう。
キックを何本かノックオンしていますし、相手が「キックに対してミスをしてほしい」というところでミスをしてしまったところは、相手のおもうつぼだったなと思います。そこをしっかりできたら良かったなと思います。
Q.アタックについてはどう感じていらっしゃいますか。
試合を重ねるごとに、自信がついているということがあります。また、抜き方における自分のパターンというものを理解してきました。自分がどうやったら抜けるのか、どこまで思い切ってやれば良かったとか、自分の力量をシーズンの前半では認識できていませんでした。今は自分の強みを出すことができています。
Q.今季初のナイトゲームとなりましたが。
雨ということもあって、ボールが見にくかったです。次からもナイターはずっと続くと思うのですが、そこは良い経験になったなと思います。雨でナイターだと、雨で光が反射するので、ボールの落下地点の焦点が合わなくなるので、難しいです。
Q.BL東京の皆さんはTOP4が念頭にありながら「次の試合が大事だ」とおっしゃいますが、これは誰からどのようなアクションがあるからなのでしょうか。
TOP4を目指すということはチームのみんなが思っていることだと思います。しかし、監督のトディ(トッド・ブラックアダーHC)が毎回言うのは、「1試合1試合大事にしよう。相手を潰す気持ちでやろう」ということは毎回言うので、それがチームに浸透しているのではないかと思います。
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