試合結果

RESULT

NTT JAPAN RUGBY LEAGUE ONE 2022 プレーオフトーナメント準決勝

東大阪市花園ラグビー場(大阪)

30

17 前半 17
13 後半 7

24

HOST

東京サンゴリアス

東京サンゴリアス

30

-

24

17 前半 17
13 後半 7

VISITOR

東芝ブレイブルーパス東京

東芝ブレイブルーパス東京

HOME
東京サンゴリアス

VISITOR
東芝ブレイブルーパス東京

T G PT PG DG スコア T G PT PG DG
2 2 0 1 0 17 前半 17 2 2 0 1 0
1 1 0 2 0 13 後半 7 1 1 0 0 0
3 3 0 3 0 30 合計 24 3 3 0 1 0

登録選手

HOME
東京サンゴリアス
TEAM VISITOR
東芝ブレイブルーパス東京
No 名前 POS 名前 No
1 石原 慎太郎 PR 三上 正貴 1
2 北出 卓也 HO 橋本 大吾 2
3 垣永 真之介 PR 小鍜治 悠太 3
4 ツイ ヘンドリック LO ワーナー・ディアンズ 4
5 ハリー・ホッキングス LO ジェイコブ・ピアス 5
6 飯野 晃司 FL リーチ マイケル 6
7 小澤 直輝 FL マット・トッド 7
8 箸本 龍雅 NO.8 山本 浩輝 8
9 流 大 SH 小川 高廣 9
10 田村 煕 SO 中尾 隼太 10
11 テビタ・リー WTB セタ・タマニバル 11
12 中村 亮土 CTB ティム・ベイトマン 12
13 サム・ケレビ CTB ニコラス・マクカラン 13
14 尾崎 晟也 WTB ジョネ・ナイカブラ 14
15 ダミアン・マッケンジー FB 松永 拓朗 15
16 堀越 康介 リザーブ 森 太志 16
17 森川 由起乙 リザーブ 藤野 佑磨 17
18 セミセ・タラカイ リザーブ 知念 雄 18
19 小林 航 リザーブ シオネ・ラベマイ 19
20 山本 凱 リザーブ 德永 祥尭 20
21 齋藤 直人 リザーブ 高橋 昴平 21
22 中野 将伍 リザーブ 眞野 泰地 22
23 尾崎 泰雅 リザーブ 桑山 聖生 23

試合経過

  • トライ
  • ゴール
  • ペナルティゴール
  • ドロップゴール
  • 入替・交替
  • イエローカード
  • レッドカード
東京サンゴリアス 東芝ブレイブルーパス東京
    17’ 中尾 隼太
尾崎 晟也 24’    
ダミアン・マッケンジー 25’    
    27’ ジェイコブ・ピアス
    29’ 中尾 隼太
ダミアン・マッケンジー 31’    
    36’ 小川 高廣
    37’ 中尾 隼太
石原 慎太郎 42’    
ダミアン・マッケンジー 44’    
ハーフタイム
    5’ 小川 高廣
    6’ 中尾 隼太
ダミアン・マッケンジー 9’    
テビタ・リー → 尾崎 泰雅 9’    
石原 慎太郎 → 森川 由起乙 10’    
北出 卓也 → 堀越 康介 10’    
垣永 真之介 → セミセ・タラカイ 10’    
ダミアン・マッケンジー 12’    
    13’ 三上 正貴 → 藤野 佑磨
    13’ 小鍜治 悠太 → 知念 雄
    14’ ジョネ・ナイカブラ → 桑山 聖生
    16’ ワーナー・ディアンズ → シオネ・ラベマイ
中村 亮土 19’    
ダミアン・マッケンジー 20’    
流 大 → 齋藤 直人 20’    
田村 煕 → 中野 将伍 20’    
    24’ 橋本 大吾 → 森 太志
箸本 龍雅 → 山本 凱 24’    
    25’ ティム・ベイトマン → 眞野 泰地
    27’ 小川 高廣 → 高橋 昴平
ツイ ヘンドリック → 小林 航 30’    
    31’ 山本 浩輝 → 德永 祥尭

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チケット

<ハイライト映像>
5月21日に行われたNTTジャパンラグビー リーグワン2022 プレーオフトーナメント準決勝 (vs東京サンゴリアス) のハイライト映像はこちら

レビュー

<マッチレポート>
vs東京サンゴリアス(2022/5/21)
「流れをつかめず東京SGに惜敗 次週3位決定戦へ」

 リーグワン1年目の今季、全16節を戦い抜いた東芝ブレイブルーパス東京(BL東京)はリーグ4位につけ、6年ぶりにプレーオフ進出への切符を手にした。準決勝でBL東京が対戦したのは東京サンゴリアス(東京SG)。くしくも、今シーズン3度目の府中ダービーとなった。花園ラグビー場での府中ダービーは初めてだったが、今回の対戦も両者譲らない熱戦となった。
 前半、東京SGに最初のトライを奪われたが、BL東京もすぐに奪い返し、試合を振り出しに戻す。その後も体を当て続け、得意のモールを起点にトライを奪ったが、前半最後のプレーで粘り切ることができずに失点。17 - 17とイーブンで前半を終えた。
 後半開始直後、先に得点したのはBL東京だった。ところが、試合が進むにしたがってペナルティの数が増え、東京SGにペナルティゴール(PG)を献上し、逆転トライまで与えることに。反撃したいところだったが、最後の10分でラインアウトが決まらず、自分たちがアタックする時間をつくれない。そのまま試合は終了し、24 - 30で東京SGに敗北した。

 東京SGとの対戦成績は1勝1敗。決着をつけるという意味合いもあるこの試合は、試合前練習から緊張感が漂っていた。
 前半開始直後の10分間、BL東京はアタックでパスミスが続き、なかなか自陣から抜け出すことができない。前半17分、SO中尾隼太のPGで先制し、徐々に敵陣でプレーする時間をつくるが、先にトライを奪ったのは東京SGだった。しかし、すぐさま反撃を仕かけたのはBL東京。前半27分、シーズン後半で強みとなったモールで相手を押し込み、LOジェイコブ・ピアスがトライ。前半35分には、SH小川高廣のハイパントキックをWTBジョネ・ナイカブラがチェイスしたことで、ターンオーバーに成功。ラックから小川自身がボールを持ち出し、インゴールに飛び込んだ。7点リードで前半を終えるかに思われたが、ラストプレーのディフェンスで粘り切ることができずに東京SGにトライを奪われ、17 - 17で前半を終えた。

 後味の悪い終わり方だった前半だが、後半も流れはBL東京にあった。後半4分、またしても敵陣ゴール前でラインアウトを得ると、モールで押し込むと見せかけて小川が自らボールを出し相手の意表を突き、ボールをグラウンディング。ところが、そこからBL東京にペナルティが増えていき、思うようなプレーができない時間が続く。その間に東京SGは着々とPGで点差を縮め、点差はあっという間1点に。さらに、後半19分には逆転を許し、ペースは完全に東京SGのものになる。後半24分にLOシオネ・ラベマイがトライをしたかと思われたが、TMOの結果トライとは認められず。さらに、終盤で何度もマイボールラインアウトを得たがなかなか決まらず、アタックする時間が得られない。そのまま試合終了のホーンがなり、スコアは24 - 30。プレーオフ決勝に進むことはかなわなかった。

 あと6点が遠かった。「自分たちが自分たちに対してプレッシャーをかけてしまった」とトッド・ブラックアダーHCは話す。ミスが続いたり、守りきれなかったり、冷静さを保てなかったことが悔やまれる。長年トップチームで居続けた東京SGと6年ぶりにプレーオフに進出したBL東京。経験値の差がこのゲームに出たのかもしれない。
「ここでまだ終わらないので」。そう小川共同主将は言った。今シーズンは泣いても笑ってもあと1試合。次戦は3位決定戦だ。5月22日に行われる準決勝の敗者と対戦する。対戦相手が埼玉ワイルドナイツであっても、クボタスピアーズ船橋・東京ベイであっても、BL東京が今シーズン敗北しているチームと対戦することに変わりはない。シーズン中、試合を重ねるごとに成長してきたBL東京。「良い準備をして、全てを出し切って、良いかたちで終わりたい」(中尾)。次節、5月28日、秩父宮ラグビー場で『強い東芝が帰ってきた』と言われるような試合をしてみせる。(ライター:内海日和)

<試合後コメント>
■トッド・ブラックアダー(HC)
Q.今日の試合を振り返っていかがですか。
 はじめに、自分たちのチームを誇りに思いました。当然がっかりしています。そして、ここからまた上がっていきたいと思っています。今日はエクスキューション、実行するという部分で自分たちが自分たちに対してプレッシャーをかけてしまいました。ボールを持っている時は自分たちのプレーというものができていたと思っています。ここから学んでさらに良くなりたいと思います。
また、今日は判定の部分でも大事な判定が行われた試合だったと思っています。LOシオネ・ラベマイ選手のトライなどですね。もちろんボールが見えていなかったということはあるのですが、誰も下にいなかったということで自分たちのトライだと思っています。本当にこのような試合では、そのような小さなことが重要になってきます。しかし、自分たちのエクスキューションの部分がうまくいかなかったということにつきるので、自分たちの中でさらによくしていきたいです。すごく良い経験ができたと思っています。やはりこの決勝トーナメントでは、プレッシャーというものを感じました。

Q. 後半の最後の10分でラインアウトがなかなか成功しませんでしたが、どのように修正するべきだったのでしょうか。 
 実行の部分で特に最後のラインアウトというのは苦しんだということで、まさにもっと勝てる、ボールを取れる選択肢を選ぶべきだったと考えています。

Q. 終盤のラインアウトは、何が原因であのような結果になったのでしょうか。
 そこは純粋にまっすぐなボールを投げたかったのですが、プレッシャーを受けていたということだと思います。

■小川高廣(SH/共同主将)
Q. 今日の試合を振り返っていかがですか。
 今日は絶対にフィジカルバトルになると思って東京SGさんに挑みました。そのフィジカルの部分では、自分たちもやれた部分がありましたし、自分たちの方が上回っているんだと思っていました。ただやはり、東京SGさんはずっと上位チームとしてやっていて、プレーオフに慣れていて落ち着いていました。それに対しBL東京は試合中、あまり冷静でいられなかったところがあったと思います。その差がペナルティの数もなどに出たのかなと思っています。しかし、ここでまだ終わらないので。また来週の最終戦で、この緊張感のまましっかりと修正してプレーしたいと思っています。

Q. 後半最後の10分でラインアウトがなかなか成功しませんでしたが、小川キャプテンならどのように修正しますか。
 まずは確実にボールを出せるポジションを選ぶなどの判断が冷静にできれば、残りの時間自分たちがボールをキープして、相手のプレッシャーをかけられたかなと思います。

Q. 後半28分のところでペナルティをもらった時に、ショットを狙わなかった理由は何ですか。
 自分的にFWでは絶対に勝てるという自信があったということが一番大きいですね。また、相手には良いキッカーがいるので、得点差を広げてプレッシャーをかけることが大事だと考えていました。自分たちが22メートル入ってからのことを信じて、タッチを狙っていきましたね。

Q. 冷静になれなかったとありましたが、具体的にどのような場面でそう感じられましたか。
特にブレイクアウトの部分で、自分たちのやっていることに対してレフェリーのコールが冷静に聞こえていませんでした。そのような部分で前が見えなくなってしまっていましたね。

Q. 前半はうまくいっているように見えましたが、プレーしていてどう感じていましたか。
 感覚的には風上にいたと感じていたので、しっかりリードして前半を終えたかったと思いました。しかし、前半最後のところで追いつかれてしまって、もう一歩引き離すことができなかったと思いました。そこで波に乗れないなと感じましたね。しかし、後半も最初にトライを取れたので、そこからもう一度流れをつくりたいところで、ペナルティで3点を重ねられてしまったことがよくなかったと思っています。本当にペナルティのところがもったいなかったです。

■ジェイコブ・ピアス(LO)
Q.今日の試合を振り返っていかがですか。
 本当にタフなゲームでしたし、チャンスがあってもつかみきれなかったという感じですかね。

Q. 序盤から前に出られていたという意味では立ち上がりは良かったのではないでしょうか。
 東京SGさんというチームは長年トップチームとしてやってきていますし、ゲームの入りから勢いづけてくるというところで、今日も東京SGには勢いがありました。自分たちよりも相手の方に勢いがあったと感じています。

Q. ここ数年のBL東京を考えると、とても良いシーズンだったのではないですか。
 今シーズンは私にとって初めてのシーズンなのですが、BL東京は絶対によくなるチームだと確信していました。ただこの最後の試合のところでうまくいかなかったなという感じです。

■リーチ マイケル(FL)
Q.自身のプレーを振り返ってみてどうですか。
 セミファイナルということで、プレッシャーの中で楽しんで出来ました。良かった点もあったし上手くいかなかったところもありました。次に切り替えていきたいです。

Q.プレーオフは雰囲気が違いましたか。
もちろんプレッシャーがある試合で、いつもよりプレッシャーを感じた試合だったかなと思います。

Q.3位決定戦に向けて修正していく点はありますか。
 自分達のラグビーをやり切ることがフォーカスポイントだと思います。ここまできたら修正することを考えるのではなく、自分達のラグビーをやり切ることが一番重要なポイントだと思います。

■中尾隼太(SO)
Q.今日の試合は冷静になれなかったと小川キャプテンからありましたが、振り返っていかがですか。
 やはり風も強かったですし、もちろん全てが完璧にいくわけではないのですが、うまくいかないことが多くて、ミスが続いた中で、どのように自分たちのかたちを取り戻すかというところが、最後まであまりしっくりきませんでした。

Q. それは緊張が原因ですか。
 やはりトップ4に入って、セミファイナルになり、お互いシーズンでつくり上げたものを出したいというところで、レベルが上がったこともありますし、もちろんプレッシャーを感じたシーンもありました。その2つかなと思います。

Q. ラインアウトが決まらない中で、中尾選手の中で判断を変えたところはありますか。
 最初の1回目、2回目で取れなかったので、一番シンプルにいける4人のラインアウトでやりました。FWもそのフィーリングが良いということだったので、コミュニケーションをとってやりましたが、それでもうまくいかなかったことは、自分たちの力不足かなと思います。

Q. プレーオフ慣れしている東京SGと久しぶりに出場したBL東京ということで違いがあったのでしょうか。
 僕らにとっては未知のところに進むということで、その分思いっきりいけるというところはあったと思うのですが、逆にそのようなところを長い期間経験していなかった経験値という側面もあると思っています。

Q. ご自身としてはその経験値の差についてどう思われていますか。
 ゲームマネジメントにおいてお互いミスが多い中で、どのエリアでプレーするかということが大切になってくるのですが、そこでのキックの使い方やセーフティーに攻めるところとチャレンジするところのバランスなどは、次に生かせると思っています。

Q. 試合前の緊張感はいかがでしたか。
 やれることはやってきたので、むしろ思いっきりやろうということで、緊張しすぎることはありませんでした。緊張感自体は良いものだったので、悪くはなかったと思います。

Q. これまでのリーグ戦と精神的なところで違いはなかったのですか。
 あとから振り返ってみれば、ミスも多かったですし、そのようなメンタルの部分で何かが働いてそのようなことになったのかなとは思うので、そこは後で振り返ってみたいです。自分としては特に違いは感じていませんでした。

Q. 今シーズンここまでの成長というのはどのように感じられていますか。
 たくさんの時間をプレーできて、その中でタフな状況もたくさんありましたし、苦しいこともありましたが、それを乗り越えて今があります。やっている時はタフでしたが、それを乗り越えて得るものはあったので、そこに挑戦し続ける姿勢を持ち続けたいと思います。

Q. 技術的な成長はどのようなところで感じられましたか。
 ゲームの中でプレッシャーの中でしかキックもパスもトレーニングできなかったので、全てのところにおいてそこは生きたかなと思います。

Q. ここ数年BL東京として成績が上がらない中で、中尾さんは入団してからどのように感じていたのでしょうか。
 自分は何も知らない、実力もないところから来て、その中で試合に出る経験をさせてもらって、まだまだ足りないと思いながらやってきました。しかし、今年はいろいろなものがそろってきて、選手もスキルも戦術も良いものがそろっていると感じましたし、自分としても、いけるという自信がついたシーズンだったので、いろいろなものがパズルのように組み合って今シーズンの成績になったのだと思っています。

Q. その自信はどのようについていったのでしょうか。
 積み重ねですね。それがプレッシャーのかかる状況下で成功したり、自分がそのチャンスをつかめたりして、その経験の数ですかね。

Q. 次戦はどのようなゲームにしたいですか。
 自分たちらしさを出すということが一番だと思っています。それで結果がついてくるかはわからりませんが、やりたいことをできずに終わるのではなく、もう一度自分たちの強みを出すにはどうしたら良いかということを考えて、良い準備をして、全てを出し切って、良いかたちで終わりたいです。

Q. 中尾選手らしさというのはどこにあるのでしょうか。
 アタックでは、ボールを出しながら見ていてわくわくするアタックをすることです。ディフェンスは全員が一体感をもって相手のことを止めることですかね。アグレッシブなディフェンスを見せたいと思います。

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・時間:12:00(予定)~14:30
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