試合結果

RESULT

NTT JAPAN RUGBY LEAGUE ONE 2022 プレーオフトーナメント3位決定戦

秩父宮ラグビー場

15

15 前半 17
0 後半 6

23

HOST

東芝ブレイブルーパス東京

東芝ブレイブルーパス東京

15

-

23

15 前半 17
0 後半 6

VISITOR

クボタスピアーズ船橋・東京ベイ

クボタスピアーズ船橋・東京ベイ

HOME
東芝ブレイブルーパス東京

VISITOR
クボタスピアーズ船橋・東京ベイ

T G PT PG DG スコア T G PT PG DG
2 1 0 1 0 15 前半 17 3 1 0 0 0
0 0 0 0 0 0 後半 6 0 0 0 2 0
2 1 0 1 0 15 合計 23 3 1 0 2 0

登録選手

HOME
東芝ブレイブルーパス東京
TEAM VISITOR
クボタスピアーズ船橋・東京ベイ
No 名前 POS 名前 No
1 三上 正貴 PR 海士 広大 1
2 森 太志 HO ジャバ・ブレグバゼ 2
3 知念 雄 PR 北川 賢吾 3
4 ヒュー・パイル LO ヘル ウヴェ 4
5 ワーナー・ディアンズ LO ルアン・ボタ 5
6 シオネ・ラベマイ FL トゥパ フィナウ 6
7 德永 祥尭 FL ピーター・ラピース・ラブスカフニ 7
8 山本 浩輝 NO.8 ファウルア ・マキシ 8
9 高橋 昴平 SH 谷口 和洋 9
10 松永 拓朗 SO バーナード・フォーリー 10
11 セタ・タマニバル WTB 山崎 洋之 11
12 中尾 隼太 CTB 立川 理道 12
13 ニコラス・マクカラン CTB ライアン・クロッティ 13
14 桑山 聖生 WTB 根塚 洸雅 14
15 豊島 翔平 FB ゲラード・ファンデンヒーファー 15
16 大内 真 リザーブ 杉本 博昭 16
17 藤野 佑磨 リザーブ 山本 剣士 17
18 眞壁 照男 リザーブ オペティ・ヘル 18
19 梶川 喬介 リザーブ デーヴィッド・ブルブリング 19
20 佐々木 剛 リザーブ 末永 健雄 20
21 ジャック・ストラトン リザーブ 藤原 忍 21
22 眞野 泰地 リザーブ テアウパ シオネ 22
23 桑山 淳生 リザーブ 金 秀隆 23

試合経過

  • トライ
  • ゴール
  • ペナルティゴール
  • ドロップゴール
  • 入替・交替
  • イエローカード
  • レッドカード
東芝ブレイブルーパス東京 クボタスピアーズ船橋・東京ベイ
セタ・タマニバル 7’    
松永 拓朗 11’    
松永 拓朗 11’    
    18’ ゲラード・ファンデンヒーファー
    27’ 山崎 洋之
    29’ バーナード・フォーリー
松永 拓朗 36’    
    38’ 山崎 洋之
ハーフタイム
    9’ バーナード・フォーリー
三上 正貴 → 藤野 佑磨 11’    
知念 雄 → 眞壁 照男 11’    
ヒュー・パイル → 梶川 喬介 11’    
高橋 昴平 → ジャック・ストラトン 11’    
    14’ ジャバ・ブレグバゼ → 杉本 博昭
    14’ 北川 賢吾 → オペティ・ヘル
    17’ トゥパ フィナウ → 末永 健雄
    17’ 根塚 洸雅 → 金 秀隆
森 太志 → 大内 真 21’    
    27’ バーナード・フォーリー
山本 浩輝 → 佐々木 剛 27’    
豊島 翔平 → 桑山 淳生 27’    
    29’ オペティ・ヘル
    29’ 海士 広大 → 山本 剣士
    29’ 谷口 和洋 → 藤原 忍
    31’ ルアン・ボタ → デーヴィッド・ブルブリング
    35’ ライアン・クロッティ → テアウパ シオネ

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概要

<ハイライト映像>
5月28日に行われたNTTジャパンラグビー リーグワン2022 プレーオフトーナメント3位決定戦 (vs クボタスピアーズ船橋・東京ベイ) のハイライト映像はこちら

レビュー

<マッチレポート>
vs東京サンゴリアス(2022/5/21)
「精彩を欠きS東京ベイに敗北 BL東京の挑戦は来シーズンへ」

 長かった今シーズンが終わろうとしている。1月8日に開幕したリーグワンも、気がつけば最終戦。目が覚めるような青空の下、リーグ3位の座をかけてブレイブルーパス東京(BL東京)は、クボタスピアーズ船橋・東京ベイ(S東京ベイ)と対戦した。S東京ベイには3月19日に行われた第10節で、15点の差をつけられて敗北している。今シーズンの集大成としても、来シーズンに弾みをつけるためにも、この試合では勝利を手にしたいところ。

 BL東京は前半、BK陣の連携で先制すると、こぼれ球を抑えてトライを奪い、S東京ベイを突き放す。しかし、裏キックや相手アタックへの対応が後手にまわり、すぐさま同点とされると、前半終了間際にもトライを奪われ、15 − 17で試合を折り返した。
 後半もどこか歯車が噛み合わないままゲームが進む。後半開始直後から自陣でプレーする時間が長く、ペナルティが重なってペナルティゴール(PG)でじわじわと点差が広げられた。自身のアタックの際もペナルティを取られ、思うようなプレーができない。後半は1点も奪わえないまま試合が終了。15 − 23でS東京ベイに敗北を喫した。

 前節にあたる準決勝の東京サンゴリアス戦からスタメンを8人入れ替えて、この試合に臨んだBL東京。「これだけのプレッシャーを若い選手に経験させたかった」とトッド・ブラックアダーHCは話す。前半7分、SO松永拓朗CTB中尾隼太の司令塔コンビの連携から、SH髙橋昴平が自ら押し込み、最後はWTBセタ・タマニバルがグラウンディング。前半11分にもラックからこぼれたボールを高橋が拾い、ボールを受けた松永がインゴールを駆け抜けた。この時点で12点の差をつけたBL東京であったが、そこからなかなかボールを落ち着かせることができない。接点の強いS東京ベイに対して、キック処理やディフェンスがうまく噛み合わず、前半18分と27分に続けてトライ奪われ、同点に。前半36分に松永のPGで逆転するが、前半終了間際に自陣でのペナルティからスクラムで圧倒され失点。15 − 17と2点ビハインドで前半を終えた。

 まずは2点差を縮めたいBL東京だったが、後半は開始直後から自陣でプレーする時間が長くなり、なかなか敵陣に攻め込むことができない。その間、S東京ベイにPGで点差を広げられていった。何度かゴール前でチャンスをつくったが、S東京ベイのディフェンスの圧力を受け、肝心なところでペナルティをもらう。終始流れをつかむことができず、後半は1本のトライを奪えずに、15 − 23で試合を終えた。

 「ミスが多くて、流れをつかみきれない展開になったのが大きな敗因」(FB豊島翔平)。勝利を手にできなかった悔しさは残る。しかし、リーグ戦終盤に6連勝を飾り、リーグ4位で、6年ぶりにプレーオフに出場できたということには非常に大きな意味がある。3位決定戦というプレッシャーのかかる状況で、多くの若手選手が経験を積むことができた。この経験はいつかBL東京の力になる。
 「僕たちは来季の優勝会見で、この試合でこれだけ成長できたと言えるようにしたい」と強気な発言をした德永祥尭共同主将。彼の目はもうすでに前を見据えている。悔しさの残る今シーズン。あのシーズンがあって良かったと言えるように。優勝という目標を掲げるBL東京の次の挑戦は、今日この日から始まるのだ。(ライター:内海日和)

<試合後コメント>
■トッド・ブラックアダー(HC)
Q.今日の試合を振り返っていかがですか。
 全体としてはチームのことを誇りに思いました。良いラグビーをすることができました。学ぶことはいろいろありましたが、プレッシャーの中で遂行する部分が所々でうまくいきませんでした。この試合に臨むにあたって、今後のことを考えて、これだけのプレッシャーを若い選手に経験させたいという気持ちで臨みました。常にいつも前向きに未来のことを念頭に動くようにしているため、今日はすごく良い材料を得ることができました。勝てるチャンスはあったのですが、そこをつかみきれなかったところで学びの大きい試合になりました。ディフェンスでもフィジカルにいこうと覚悟を持って取り組んでくれました。タフな試合になりました。今年成長できた部分についてはうれしく思いますし、今日の試合も新たな一歩だと思っています。そして本日来場していただいたファンの皆さんの声援をありがたく思います。ラグビーをサポートしていただけているのを目の当たりにできてうれしいです。ありがとうございます。

Q.若い選手の力をつけたいとのことですが、気持ちとしては3位になりたかったのでしょうか。
 当然この試合も勝ちたいと臨んでいました。若手に経験を与えながら勝ちたいと思っていました。若手のメンバーを使ってでもしっかり勝てると思っていましたし、準決勝、決勝を経験したことがある選手は5人しかいませんでした。今回この3位決定戦を経験できたことで貴重な経験をした人が増えたと思っています。常に勝ちたい気持ちで望んでいますが、今日はエクスキュ―ションの部分は残念に思っています。

Q.今季うまくいったことと来季に向けての感想
 コロナで難しさはありましたが、この3シーズンでかなり成長できたと手ごたえは感じています。コーチ陣、選手自身も楽しめるようなラグビーをしたいとハードワークしてここまで来ました。シーズンを振り返ると素晴らしいラグビーができたと思っています。ただし直近の2週間を振り返ると、大事な瞬間にスキルを実行できるかが大事だと教訓になっています。この学びを生かして次回チャンスがあった時は、プレッシャーの中で実行できるようにしたいと思います。信念を持って自分たちのことを信じてこれていますし、良いメンバーが揃っていますのでさらに良くなると確信しています。

Q. 森太志選手(HO)の起用について
 先週非常に残念な結果が個人的にあったため、まず彼をスタートさせたいと決めました。そうすることで先週の状況を克服してもらいたい気持ちがありました。それが選手自身にとってもチームにも良いことだと思いました。スポーツではこういうことは起きます。やはり森選手にもチームとして彼を信じていることを伝えたかったですし、自分たちのチームで、チーム全員がミスをすることはあってもお互いを助け合うということが大事なことだと思っています。

德永祥尭(FL/共同主将)
Q.今日の試合を振り返っていかがですか。
 今日は試合に入る前にフォーカスしたことは、アタックは自分たちがやってきたこと、リーグ戦を通して通用してきたことである、早くセットしてスペースにボールを運ぶこと。ディフェンスではチョップで相手を倒してそのあとボールを遅らせて、良いスペーシングを取ってしっかりラインスピードで前にあがること。今まで何試合も戦ってきて繰り返し行ってきたこと、自分たちのやっているラグビーに自信を持って最後まで戦おうと言って試合に臨みました。チャンスエリアで得点に結びつけることが難しい時もありましたが、次のシーズンは今回学んだことをしっかり生かして22メートル以内に入ったらしっかりトライを取れるようなチームにして戻ってきたいと思います。

Q.今季多かったラインアウトのノットストレートについてどうお考えですか。
 自分たちにフォーカスを当てると、自分たちにプレッシャーを与える状況にしてしまっていることが原因だと思います。前節は自分たちの取りたいところ、他のスポットが空いているのに良いモールが組めるところでボールを取ったことで、結果としてHOにプレッシャーをかけてしまい、相手の張っている場所で挑んでしまっていました。今回は修正して前で取るように1週間取り組んできたので、その部分ではうまくいったところもありますし、自分たちが用意してきたスペシャルプレーに対して相手の勘が当たったことは悲観していなくて、僕たちは来季の優勝会見で、この試合でこれだけ成長できたと言えるようにしたいです。

Q. 森太志選手(HO)の1週間はどのように見ていましたか
 彼は責任感が強いですし、毎朝誰よりも早く来て、体幹など自分に必要なトレーニングをひたむきにやっています。それでもミスする時はミスしてしまいます。個人的にも、前半節でよくミスしていた時に、ミスは絶対するから恐れないでいいよ、ミスしても仲間がフォローしてくれるからという言葉をもらって前を向くことができました。同じように太志さんに対しても接しましたし、太志さんなら絶対に乗り越えられると思ったので、過度に声をかける必要はないと思ってやっていました。結果として週の後半になるにつれて、どんどん余裕を持って笑顔が出てきて、チームとしても太志さんの明るさがエナジーを与えてくれたので、良い状態で試合を迎えることができました。

三上正貴(PR)
Q.今日の試合を振り返っていかがですか。
 久しぶりの緊張感を味わえて、チームとしては良かったかなと思います。結果はプレーオフに進出したチームの中で最下位にはなってしまいましたが、すごく勢いのあるチームだと思うので、今日良いプレーもありましたし、来年にもつながっていくのかなと思っています。

Q.先週負けてから、どのようなモチベーションでやってこられたのですか。
 今シーズンのBL東京はいろんな選手が試合に出て、出たらチャンスをつかんで良いプレーをして、というサイクルで良い流れをつかんできたと思うので、結果確定メンバーのようになってしまって出られなくなっていた選手が最後にまた良いプレーをしてくれたのは、選手層という部分では全体的に良かったと思っています。そういった意味ではモチベーション云々ではなく、チャンスをつかんでやってやろうという雰囲気がすごく大きかったと思います。

Q.チームとして低迷した時期もありましたが、成績を伸ばせたことについてはいかがですか。
 毎試合毎試合フォーカスしてやっていくという部分では全く変わっていないと思いますが、結果が伴っていませんでした。今は若手がすごく良いエナジーがあって躍動していて、そういった部分で良い方向に向いてきているのだと思います。

Q.100CAPの中で、今シーズンのようなクラブの成長は過去に経験したことがあるのでしょうか。
 ここまで急に成長するというのは感じたことがなかったです。今までだと23人決まったメンバーがプレーしていて、ケガで穴が開いたら代わりに選手が出る、その選手にすごくプレッシャーがかかってあまり良いプレーができなかったというのがあったのですが、今回はHCが選出した選手がすごく良いプレーをするというサイクルが続いたので、結果的にプレーオフまで行けたのだと思います。

森太志(HO)
Q. 今試合のスタメン出場はどのようなタイミングで伝えられましたか。
 英語でわからない部分もあったのですが、試合が終わったすぐ後に「(次の試合はスタメンで)いくぞ」と言ってくれていたと思います。その時僕は感情的になっていたのでよくわかっていませんでしたが、おそらくそう言っていたと思います。

Q. スタメンを告げられた時はどう思われましたか。
 正直最初は嫌だなと思いましたね。でも。そこは応えなくちゃダメだなと思いました。全力で頑張ろうと思いましたね。

Q. 今日の試合で交代する時に流した涙の理由を教えてください。
 マイナスな感情ではなく、選手としての責任を果たせなかった僕に対して、チームメイトやスタンドのファンのみなさんから温かい拍手をいただけました。僕はそれがうれしくて。しかし、うれしかったのですが、心配をかけてしまったので、来シーズン機会があれば、心配をかけないように、準備をしっかりしていきたいと思っています。

Q. 試合開始直後にラインアウトがあったと思いますが、その時はどのようなお気持ちでしたか。
 試合前はいろいろ考えて緊張はありました。しかし、実際試合に入ったらチームメイトを信じるだけでした。実際にコールしたワーナー選手も、僕に気を遣って特別に何かを言うということもなく、ただただ信頼してくれていると感じました。僕もそれに応えたいと言う気持ちでした。

Q. この1週間はどんな気持ちで練習して来ましたか。
 自分の感情は関係なく、もう一度チームメイトの信頼を取り戻したい一心でした。簡単な1週間ではなかったです。

Q. その中で、今試合で自分のプレーができたということは今後のラグビー人生にどのような影響があると思われますか。
 僕の中では、今日の試合は満足いくような結果ではありません。正直試合に向かってポジティブだったかと言われれば、そうではありません。逃げ出したい気持ちも少しありました。橋本大吾も代表のセレクションの時間でもありましたし、若いHOの選手もこのゲームに出たいと思っている中で、僕がゲームタイムをいただけました。だからこそ自分の責任は果たしたいという思いでした。

Q. BL東京の良さのようなものを感じましたか。
 めちゃくちゃ感じました。本当に良いチームです。でもそれはBL東京だけではなくて、東京SGの選手もノーサイドの後、ガッツポーズして喜ぶ権利があるのに、すごく心配そうな顔をしてセミセ・タラカイ選手らが声をかけてくれました。その時は僕も応えられなかったのですが、すごくうれしかったです。S東京ベイの選手も(ラインアウトの際に)『あいつダメだぞ』とか、言葉でプレッシャーをかけても良かったと思います。でも、誰も言いませんでした。そこで『ラグビー選手っていいな』と思いました。

Q. 前試合から切り替えるのは難しかったですか。
 僕個人としては切り替えるのは難しかったです。しかし、チームメイトはそんな様子は一切見せずに、月曜日の最初のセッションから「このゲーム取りに行く」という雰囲気でした。何も変わらなかったのが、僕の中では良かったと思っています。ブラックアダーがそれを意識してやっていたかはわかりませんが、特に変わることはなく「いつも通りやるだけだぞ」という雰囲気をつくってくれたので、そこが僕はやりやすかったです。

Q.この1週間で成長した部分はどこですか。あと、今日の試合を振り返って。
 ラグビーの怖い部分も見られましたし、今まで見られなかった良いところも見られました。やっぱりラグビーが好きだなと思いましたね。
 みんなでプライドを持って準備して、自分たちのラグビーを表現できたところもありましたし、できなかったところもあったと思います。今日は楽しかったですね。

Q.3位を争うというのは難しかったのではないですか。
 僕たちが入ってからそのようなシチュエーションはありませんでしたが、一貫してブレることはありませんでした。自分たちが練習してきたことを出し切ればできると思ってやってきたことが、徐々にカタチになっていましたね。負けてしまったのですが、来季以降チームはすごく自信をつけるのではないかと思っています。僕自身も、自信をつけたチームに置いていかれないように、チームのスタンダードが上がってきているのは感じるので、ポジティブに準備期間を迎えられるシーズンだったと思います。チームはすごく良いサイクルに入っているかなと思います。

中尾隼太(SO)
Q.試合を終えた気持ちを聞かせてください。
 1年間やっと終わって、結果は望んだものではなかったですが、自分の力を出し切ったシーズンで、気持ち的にはすっきりしています。

Q.競った試合も多かったと思いますが、どのように臨まれていましたか。
 どのチームに対しても、簡単に勝てる試合はないので、拮抗したゲームでこそ成長のチャンスがあると考えていました。

Q.リーグワンに変わったことで選手として成長できた部分はありますか。
 選手としては試合数が増えたことが成長につながるので、たくさん試合を準備していただいたことはありがたいと思っています。

Q.ご自身の活躍の要因は何でしょうか。
 まずプレシーズンでは、今までで一番ハードワークできたかなと思います。フィジカルの準備にしても、チャレンジに向かっていくというマインドセットの部分にしても、挑戦し続けられたプレシーズンになったことで、シーズンに入って試合を重ねるごとに成長できたのだと思います。

Q.ご自身のプレーで毎試合掲げていたものはありますか。
 毎試合、自分のベストを出し切りたいというのは思っていました。そのような姿勢がないと成長は止まってしまうと考えていたので、一貫して出し切る、その後で何か出てきた反省点に関しては取り組んでいくということを意識していました。

Q.日本代表候補についてはどのように考えられていたのですか。
 この試合が終わるまではリーグワンに集中していたのであまり考えていなかったのですが、来週から合宿が始まるということで、自分としては新しいラグビーに挑戦できること、新しい人たちの中で成長できることにすごくワクワクしています。

Q.特に(日本代表候補として)どういうプレーをしたいですか。
 求められているラグビーによって変わってくるとは思いますが、求められるラグビーに対して自分が適応できるスキルはあると思っているので、それに対してコミットしていきたいと思っています。どこのチームのスタイルにも合わせてプレーできるのが自分の強みだと思っています。

豊島翔平(FB)
Q.今日の試合を振り返っていかがですか。
 BL東京としてはミスが多くて、流れをつかみきれない展開になったのが大きな敗因だと思っていて。細かいミスやセットプレーのところをもう少し良くすれば、来年もっと良いラグビーができると思っています。

Q.前節からどのようなマインドセットで臨まれたのですか。
 BL東京のアイデンティティを絶対に出そう、観客に見せようと話していました。3位にこだわるというよりも、自分たちのやりたいことをやって、その結果勝てたらベストだというマインドでやっていました。

Q.具体的にBL東京のアイデンティティとはどのようなところですか。
 BKとFWで考え方は違いますが、BKとしてはスマートにエリア取りをして、スペースにボールを運んで相手よりもタフなラグビーをするというところですね。

Q.シーズンを通してどのような目標を掲げていたのか、また総評を教えてください。
 シーズン前の自分のビジョンとしては、リーグワンの全チームのFBのナンバーワンになりたいと思っていました。理由としてはダミアン・マッケンジー(東京SG)が来たり、同い年の山中亮平(神戸S)が日本代表にいたり、これ以上ない目標選手が多かったので、それを上回ることを目標にしていました。ただ自分自身が試合に出場できたのは後半からだったので、それに関しては正直悔しいと思っていますし、来シーズンもう一度同じ目標で挑みたいと思っています。

Q.自分自身が成長できた部分はありますか。
 今は正直に成長したと言えるかはわからないのですが、同期のリーチマイケル(No.8)三上正貴(PR)が100CAPになって、森太志(HO)もタフなゲームが続いている中で切り替えて頑張っていますし、そういった彼らの存在が頑張る理由になっていました。

Q.来季に向けて一言お願いします。
 BL東京のラグビーはまだまだ発展すると思っています。今年チーム全員が自信を持ったラグビーができたので、これにさらに磨きをかけて日本一を目指していくので、応援していただきたいですし、それに応えられるように僕たちもしっかり結果を残したいと思います。

髙橋昴平(SH)
Q.ボールを出す早さが印象的でした。
 試合前からテンポを上げていこうということがあって、僕的にもそこには自信があったので、意識していました。

Q. SHとして自らアタックするシーンが多くありましたが、日頃から意識されているプレーなのでしょうか。
 自分でボールを持っていけるというところが強みなので、そこは意識していますね。

Q.結果的にそのプレーがトライにつながりましたが、あれはトライを狙っていたのですか。
 いつも狙っているつもりなのですが、スペースがあるところで仕掛けていけば、仲間が走ってきているので、そこを基本的に意識しています。

Q. 今日の自分のプレーに点数をつけるなら何点でしょうか。
 50点くらいですか。コミュニケーション不足などもあったので。もっとコミュニケーションをとっていかなければいけなかったですね。SHなので、BKとFWともっと会話をしなければいけなかったと思います。

Q. 今季は小川高廣選手とスタメン争いがあったと思いますが。
 タカさん(小川選手)のことはすごく尊敬していて、全てのスキルで僕を上回っている人だと思っています。僕的には体の強さをストロングポイントとしているので、そこをもっとアピールしていけばスタメン争いにも絡んでいけるのではないかと思っています。

Q. 今季自分を評価できる点はどこにありますか。
 最初の方はけがで出られていなかったので、来季は怪我をしないことと、もっとアグレッシブなアタックができるように心がけていきたいです。

Q. リーグワン元年でしたが、トップリーグとどのようなところで違いを感じましたか。
 プロ選手も増えてきていて、どんどん競争も激しくなっています。すごく切磋琢磨できる環境なので、僕はすごく楽しいです。

Q. 今シーズンはどのようなシーズンでしたか。
 最初はチームとしても、個人としても、うまくいかないシーズンでしたが、後半にかけてみんなが一致団結してプレーできました。来季は最初からそんなプレーができるようにしていきたいです。

Q. 来シーズンへの意気込みを聞かせてください。
 来シーズンはチームとしても、個人としても、もっとアグレッシブなBL東京のアタックができるように、頑張っていきたいです。

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