試合結果
RESULT
NTT JAPAN RUGBY LEAGUE ONE 2022-23 第1節
熊谷スポーツ文化公園ラグビー場(埼玉)
HOST
埼玉ワイルドナイツ
VISITOR
東芝ブレイブルーパス東京
HOME
埼玉ワイルドナイツ
VISITOR
東芝ブレイブルーパス東京
T | G | PT | PG | DG | スコア | T | G | PT | PG | DG | ||
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
2 | 1 | 0 | 0 | 0 | 12 | 前半 | 16 | 1 | 1 | 0 | 3 | 0 |
1 | 1 | 0 | 1 | 0 | 10 | 後半 | 3 | 0 | 0 | 0 | 1 | 0 |
3 | 2 | 0 | 1 | 0 | 22 | 合計 | 19 | 1 | 1 | 0 | 4 | 0 |
登録選手
HOME 埼玉ワイルドナイツ |
TEAM | VISITOR 東芝ブレイブルーパス東京 |
||
---|---|---|---|---|
No | 名前 | POS | 名前 | No |
1 | 稲垣 啓太 | PR | 木村 星南 | 1 |
2 | 坂手 淳史 | HO | 原田 衛 | 2 |
3 | 藤井 大喜 | PR | 小鍜治 悠太 | 3 |
4 | マーク・アボット | LO | ワーナー ・ディアンズ | 4 |
5 | エセイ・ハアンガナ | LO | ジェイコブ ・ピアス | 5 |
6 | 福井 翔大 | FL | 伊藤 鐘平 | 6 |
7 | 布巻 峻介 | FL | 德永 祥尭 | 7 |
8 | ジャック・コーネルセン | NO.8 | リーチ マイケル | 8 |
9 | 小山 大輝 | SH | 小川 高廣 | 9 |
10 | 松田 力也 | SO | トム ・テイラー | 10 |
11 | マリカ・コロインベテ | WTB | 濵田 将暉 | 11 |
12 | ダミアン・デアレンデ | CTB | 中尾 隼太 | 12 |
13 | ディラン・ライリー | CTB | セタ ・タマニバル | 13 |
14 | セミシ・トゥポウ | WTB | ジョネ ・ナイカブラ | 14 |
15 | 野口 竜司 | FB | 松永 拓朗 | 15 |
16 | 堀江 翔太 | リザーブ | 大内 真 | 16 |
17 | クレイグ・ミラー | リザーブ | 三上 正貴 | 17 |
18 | 平野 翔平 | リザーブ | 山川 力優 | 18 |
19 | 長谷川 崚太 | リザーブ | 佐々木 剛 | 19 |
20 | 大西 樹 | リザーブ | 藤田 貴大 | 20 |
21 | 本堂 杏虎 | リザーブ | ジャック ・ストラトン | 21 |
22 | 山沢 拓也 | リザーブ | ニコラス ・マクカラン | 22 |
23 | ヴィンス・アソ | リザーブ | 豊島 翔平 | 23 |
試合経過
- トライ
- ゴール
- ペナルティゴール
- ドロップゴール
- 入替・交替
- イエローカード
- レッドカード
埼玉ワイルドナイツ | 東芝ブレイブルーパス東京 | |||
---|---|---|---|---|
4’ | トム・テイラー | |||
11’ | リーチ マイケル | |||
13’ | トム・テイラー | |||
16’ | トム・テイラー | |||
布巻 峻介 | 20’ | |||
松田 力也 | 21’ | |||
27’ | トム・テイラー | |||
36’ | ジェイコブ・ピアス | |||
坂手 淳史 | 40’ | |||
松田 力也 | 41’ | |||
ハーフタイム | ||||
坂手 淳史 → 堀江 翔太 | 12’ | |||
稲垣 啓太 → クレイグ・ミラー | 12’ | |||
松田 力也 | 15’ | |||
松田 力也 | 16’ | |||
エセイ・ハアンガナ → 長谷川 崚太 | 16’ | |||
20’ | トム・テイラー | |||
松田 力也 → 山沢 拓也 | 22’ | |||
布巻 峻介 → 大西 樹 | 27’ | |||
28’ | 木村 星南 → 三上 正貴 | |||
28’ | 原田 衛 → 大内 真 | |||
28’ | ジェイコブ・ピアス → 佐々木 剛 | |||
山沢 拓也 | 31’ | |||
34’ | 小鍜治 悠太 → 山川 力優 | |||
34’ | 小川 高廣 → ジャック・ストラトン | |||
34’ | トム・テイラー → ニコラス・マクカラン |
レビュー
<マッチレポート>
vs埼玉ワイルドナイツ(2022/12/17)
「前年王者に3点届かず 開幕戦は接戦の末、惜敗」
1万人を超える人々が詰めかけた熊谷ラグビー場。この試合は地上波でも生中継され、注目度としても開幕戦にふさわしいものとなった。
前半6分のファーストスクラムで埼玉WKに押し負け、流れを渡したかに思われたBL東京だったが、HO原田衛やCTBセタ・タマニバルのタックルでピンチを防ぎ、相手に主導権を渡さない。SH小川高廣がハイパントキックを効果的に使い、徐々に流れはBL東京へ。前半11分、ハーフウェーライン付近でのラインアウトからフェーズを重ね、最後はNO.8リーチマイケルが押し込み、先制。さらに、埼玉WKのキックミスやペナルティもあり、ペナルティゴール(PG)で得点を重ねる。王者に一瞬の隙を突かれ2本のトライを許したものの、16-12と4点リードで試合を折り返した。
前半の勢いを失いたくなかったBL東京だったが、後半は敵陣でフェーズを重ねても埼玉WKの強固なディフェンスを崩せず、攻めあぐねる。一方で、小川が「自分たちでコントロールできるかできないか」と話すように、辛抱できずにBL東京の方でオフサイドなどのペナルティが増えていき、後半15分に逆転される。ゴールラインに近づけずとも、PGで同点としたBL東京だったが、後半31分には、反対に埼玉WKにPGを与え、再度逆転を許した。WTBジョネ・ナイカブラのビックゲインなど、反撃のチャンスはかすかに見えたが、それをものにすることができず、試合は終了。22-19と3点届かず、埼玉WKに惜敗した。
「自分は絶対に勝てると思っていた」と小川主将が話す一方で、「悔しい半分、嬉しい半分」とリーチは話す。選手によってこの試合に抱く思いはさまざまだ。しかし、前年無敗のチャンピオン相手に、3点差まで迫ったことは確かだ。昨シーズン後半から調子を上げていったBL東京の勢いを継続できているということだろう。ペナルティが多いなどの課題はあるものの、「チャンピオンを目指せる」という手応えは感じられたはずだ。
さらに、今試合のフロントローは若手のPR木村星南、原田、PR小鍛冶悠太らだった。プレシーズンはさまざまな選手を起用し、選手層を厚くすることを目指してきたBL東京。「チーム内に競争が生まれている」とトッド・ブラックアダーHCは話している。これからますますチーム内競争も激しくなり、チーム力はどんどん増していくはずだ。
次戦は今シーズン初のホストゲーム。ブラックラムズ東京と対戦する。プレシーズンマッチでは勝利した相手だが、今季初の白星獲得となるか。ここから、頂点を目指した長いシーズンが始まる。
(ライター:内海日和)
<試合後コメント>
■トッド・ブラックアダー(HC)
Q.今日の試合を振り返っていかがですか。
開幕戦を無事にプレーできたことをうれしく思います。自分たちにとってはすばらしいチャレンジの日でした。前半のプレーには満足しています。よくプレーできていたなという印象です。後半に関してはプレッシャーを積み上げきれなかった。ミスの数が自分たちは多すぎました。ペナルティの部分で規律が足りなかったと思います。ただ自分たちのワークの部分は誇りに思います。順調にいっている部分は増えてきているかなと。今日のチームのプレーには満足しています。ここからたくさん学んでいきたいですね。
Q.フロントローの選手に若手を起用しましたが、意図と評価を教えてください。
若手のフロントローは本当に良い活躍をしてくれたと思っています。プレシーズンを重ねて、良い手応えをここまでつかんできました。チーム内で良い意味での競争心が根付いていると思います。しっかりと準備できている時は、信用して送り出せていますね。今回も重要なテストでありましたが、それに合格したという認識です。すごく誇りに思っています。
■小川高廣主将(SH)
Q.今日の試合を振り返っていかがですか。
自分たちのミスだったり、あとはディシプリン(規律)だったりのところ、本当にそこで苦しめられたと思います。自分たちで首を絞めてしまいました。しかし、試合に入る時に本当に良い準備ができていたので、一人一人が自信を持って戦おうということだったのですが、本当にみんなが自信を持ってプレーできていたと思います。次につながる良い試合だったと思いますね。また、修正点を改善して次節は勝利をつかみ取れるように、やっていきたいです。
Q.昨シーズンは12点差で負けている相手でしたが、悔しい思いが強いのでしょうか。
今日は悔しさの方が強いです。僕は絶対に勝てると思って試合に臨んでいたので、悔しいですね。
Q.反則が増えた理由はあるのでしょうか。
昨シーズンの入りからペナルティが一番多いチームで、本当にそこで苦しめられました。今シーズンに入る時に、チャンピオンになるためには、絶対にペナルティを少なくしていかなければいけないという話はしました。埼玉WKさんは去年も一番ディシプリンが良いチームだったと思います。今格上の相手として戦うためには、絶対にディシプリンのところは自分たちの方が良くならなければと思います。なぜかという理由については、みんな意識はしていますし、試合中も「ペナルティしないで」というコールもあります。そこは自分をコントロールできるかできないかというところの差が出てしまったかなと思いますね。
Q.松田力也選手にトライを取られた場面について振り返っていただけますか。
自分は反対側にいたのですが、埼玉WKのアタック自体は正直あまり怖くないと思っていて、ただその中でやはり埼玉WKは前を見てプレーをしてくるので、そこのコネクションが切れてしまったところをいかれてしまったと思います。そこはもう一つレベルを上げなければいけないと思いますね。
■リーチ マイケル(NO.8)
Q.今日の試合を振り返っていかがですか。
結果はすごく悔しいです。悔しい半分、うれしい半分です。昨年の勢いをそのまま継続して、去年の王者に良いチャレンジができたと思います。負けた理由は自分たちの規律の部分が一番の原因かなと。そこを修正して、次の試合で勝利できるようにしたいです。
Q.フロントローが若い選手たちでしたが、後ろから見ていていかがでしたか。
僕はそこまで歳の差は気にしていませんが、すごくハードな練習を乗り越えて、代表クラスの選手も揃っているので、この3人が頑張れば良いアピールができると信じています。
Q.松田力也選手にトライを取られた場面について振り返っていただけますか。
僕もちょうどタックルして立ち上がったところだったので、立ち上がったら抜かれていました。BL東京はディフェンスに関しては自信があるので、修正して来週のゲームに臨みたいと思います。
Q.規律の部分で課題が残ったことについて、前半と後半の違いを教えてください。
違いは疲れた時にいかに集中できるかということだと思います。埼玉WKに出ている選手はベテランが多くて、経験もあって、士気の高い選手が入ってくると、自然と規律が高まると思っています。自分たちはそこでいつも気にかけているのですが、あとは疲れた時にどれだけできるかが重要だと思いますね。
イベント
J SPORTS 放送情報
第1節 埼玉ワイルドナイツ vs. 東芝ブレイブルーパス東京
12/17(土)午後2:30~ 無料生中継・無料LIVE配信
J SPORTS 1(放送):https://www.jsports.co.jp/program_guide/03/12/96006_1265933
J SPORTSオンデマンド(配信):https://jod.jsports.co.jp/p/rugby/leagueone/96008-L
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