試合結果
RESULT
NTT JAPAN RUGBY LEAGUE ONE 2022-23 第11節
柏の葉公園総合競技場(千葉)
HOST
グリーンロケッツ東葛
VISITOR
東芝ブレイブルーパス東京
HOME
グリーンロケッツ東葛
VISITOR
東芝ブレイブルーパス東京
T | G | PT | PG | DG | スコア | T | G | PT | PG | DG | ||
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
1 | 1 | 0 | 2 | 0 | 13 | 前半 | 18 | 2 | 1 | 0 | 2 | 0 |
1 | 1 | 0 | 0 | 0 | 7 | 後半 | 31 | 4 | 4 | 0 | 1 | 0 |
2 | 2 | 0 | 2 | 0 | 20 | 合計 | 49 | 6 | 5 | 0 | 3 | 0 |
チケット
【リーグワン公式レポート】
NTTリーグワン2022-23 D1 第11節レポート(GR東葛 20-49 BL東京)
【リーグワン公式ハイライト】
GR東葛 vs BL東京|NTTリーグワン2022-23 D1 第11節
登録選手
HOME グリーンロケッツ東葛 |
TEAM | VISITOR 東芝ブレイブルーパス東京 |
||
---|---|---|---|---|
No | 名前 | POS | 名前 | No |
1 | 久保 優 | PR | 木村 星南 | 1 |
2 | アッシュ・ディクソン | HO | 橋本 大吾 | 2 |
3 | 當眞 琢 | PR | タウファ・ラトゥ | 3 |
4 | ルーク・ポーター | LO | ワーナー・ディアンズ | 4 |
5 | ジェイク・ボール | LO | ジェイコブ・ピアス | 5 |
6 | 細田 佳也 | FL | 德永 祥尭 | 6 |
7 | 大澤 蓮 | FL | 佐々木 剛 | 7 |
8 | フェトゥカモカモ・ダグラス | NO.8 | リーチ マイケル (C) | 8 |
9 | 田中 史朗 | SH | ジャック・ストラトン | 9 |
10 | 吉村 紘 | SO | トム・テイラー | 10 |
11 | 宮島 裕之 | WTB | 濱田 将暉 | 11 |
12 | クリスチャン・ラウイ | CTB | 眞野 泰地 | 12 |
13 | ティム・ベネット | CTB | バーガー・オーデンダール | 13 |
14 | 後藤 輝也 | WTB | 豊島 翔平 | 14 |
15 | レメキ ロマノラヴァ(C) | FB | 松永 拓朗 | 15 |
16 | 佐藤 耀 | リザーブ | 原田 衛 | 16 |
17 | 山本 耕生 | リザーブ | 三上 正貴 | 17 |
18 | 上田 聖 | リザーブ | 眞壁 照男 | 18 |
19 | ヴィリアミ・ルトゥア・アホフォノ | リザーブ | 梶川 喬介 | 19 |
20 | 大和田 立 | リザーブ | 伊藤 鐘平 | 20 |
21 | 藤井 達哉 | リザーブ | 小川 高廣 | 21 |
22 | 小幡 将己 | リザーブ | ニコラス・マクカラン | 22 |
23 | トム・マーシャル | リザーブ | 桑山 淳生 | 23 |
試合経過
- トライ
- ゴール
- ペナルティゴール
- ドロップゴール
- 入替・交替
- イエローカード
- レッドカード
グリーンロケッツ東葛 | 東芝ブレイブルーパス東京 | |||
---|---|---|---|---|
9’ | タウファ・ラトゥ | |||
11’ | 佐々木 剛 → 眞壁 照男 | |||
14’ | 橋本 大吾 | |||
15’ | 松永 拓朗 | |||
吉村 紘 | 21’ | |||
22’ | 豊島 翔平 | |||
吉村 紘 | 27’ | |||
30’ | 松永 拓朗 | |||
34’ | ジャック・ストラトン | |||
アッシュ・ディクソン | 35’ | |||
吉村 紘 | 36’ | |||
41’ | 松永 拓朗 | |||
ハーフタイム | ||||
クリスチャン・ラウイ | 2’ | |||
吉村 紘 | 4’ | |||
フェトゥカモカモ・ダグラス | 8’ | |||
田中 史朗 → 藤井 達哉 | 8’ | |||
10’ | 松永 拓朗 | |||
當眞 琢 → 上田 聖 | 10’ | |||
11’ | 松永 拓朗 | |||
18’ | 橋本 大吾 → 原田 衛 | |||
18’ | 原田 衛 | |||
ティム・ベネット → トム・マーシャル | 18’ | |||
アッシュ・ディクソン → 佐藤 耀 | 18’ | |||
久保 優 → 山本 耕生 | 18’ | |||
18’ | 木村 星南 → 三上 正貴 | |||
19’ | 松永 拓朗 | |||
19’ | 眞野 泰地 → ニコラス・マクカラン | |||
19’ | 濵田 将暉 → 桑山 淳生 | |||
25’ | ジェイコブ・ピアス → 梶川 喬介 | |||
26’ | ジャック・ストラトン → 小川 高廣 | |||
28’ | 原田 衛 | |||
29’ | 松永 拓朗 | |||
細田 佳也 → 大和田 立 | 29’ | |||
29’ | ワーナー・ディアンズ → 伊藤 鐘平 | |||
36’ | リーチ マイケル | |||
37’ | 松永 拓朗 | |||
フェトゥカモカモ・ダグラス → ヴィリアミ・ルトゥア・アホフォノ | 37’ | |||
宮島 裕之 → 小幡 将己 | 37’ | |||
42’ | 松永 拓朗 |
レビュー
<マッチレポート>
vs グリーンロケッツ東葛(2022/03/12)
「数的不利の状況の中、GR東葛に白星!「逆境をはね返すことができた」トッドHC」
前節、コベルコ神戸スティーラーズとの5位6位対決を制し、大きな勝ち点5を手にした東芝ブレイブルーパス東京(BL東京)。交流戦最終戦となる今節、BL東京はNECグリーンロケッツ東葛(GR東葛)と対戦した。
前半開始早々、アクシデントがBL東京を襲う。PRの選手が危険なプレーをしたとして、レッドカード一発退場。1人少ない14人で残りの時間を戦うこととなったが、BL東京は数的不利の中でもモールトライを奪って先制すると、敵陣でのキックチャージから相手のディフェンスの穴をつき追加点を奪う。ところが、BL東京はシンビンで1人の選手が一時退場となった上、GR東葛にモールトライを献上し、前半終了。18-13で試合を折り返した。
後半開始直後、主導権を握ったのはGR東葛だった。BL東京のラインアウトミスでこぼれたボールを一気に持ち込まれ、逆転を許す。それでもBL東京のやることは変わらず、ラインアウトからの展開ラグビーやモールなどでトライを奪取。ボーナスポイントを得るため、果敢に敵陣に攻め入り、さらに2トライを追加した。後半はモールトライを奪われて以降は失点せず、49-20でGR東葛に勝利した。
今節は前節でケガを負ったPR小鍜治悠太の代わりにPRタウファ・ラトゥがスタメン入りし、前節POMのCTB眞野泰地が今節も12番を背負った。
試合開始直後はお互いの陣地を行き来する互角の攻防が続く。ところが、前半9分にタウファが頭部へタックルしたとして一発退場となるアクシデントが発生。スクラムの安全性を保つため、FL佐々木剛と代わってPR眞壁照夫がピッチに入った。残りのおよそ70分を14人で戦うことになったBL東京だが、前半14分にはラインアウトモールからトライを奪い先制する。さらに、LOワーナー・ディアンズが敵陣でキックチェイスをすると、中央でつくったラックから、眞野がボールを出し、1人飛ばして大外にいたWTB豊島翔平がトライ。しかし、1人少ない状態で押し込まれ、2本のPGと1本のトライを奪われ、点差は2点差に。さらに、SHジャック・ストラトンがシンビンとなり、一時は13人で戦うこととなったBL東京。SHの不在は豊島がカバーし、18-13とリードして前半を終えた。
後半も数的不利の状況は変わらない。後半2分、自陣でのラインアウトミスから一気にトライまで持っていかれ、逆転を許す。それでも、決して焦ることのなかったBL東京は、後半10分にモールを起点に眞野、豊島とボールをつなぎ、FB松永拓朗がトライして再びBL東京がリードする。さらに、3トライ差をつけてボーナスポイントを奪いたかったBL東京は、たたみかける。後半28分には敵陣でのペナルティからクイックスタートで展開し、HO原田衞が押し込んだ。後半36分にもNO.8リーチマイケルがトライを奪い、後半は7得点しか許さず、試合終了。49-20で白星を挙げた。
ゲーム序盤で数的不利の状況に陥り、一時は逆転されながらも、ボーナスポイントを含む勝ち点5点を獲得したBL東京。「逆境をはね返すことができた」とトッド・ブラックアダーHCもこの結果に満足している。7人でスクラムを組む必要があったり、SHが不在の時間帯があったりした中で、他の選手がそれをフォローするチーム力を証明してみせた。
交流戦もこの試合で幕をとじ、シーズンも佳境に入る。「自分たちの立たされている状況は分かっている」と小川高廣共同主将。TOP4入りをかけて、1つも落とせない試合が続く。
次節はトヨタヴェルブリッツ戦。尻上がりに調子を上げているチーム相手に、BL東京らしいラグビーを展開できれば、勝機は見えてくる。1週間後が待ち遠しい。
(ライター:内海日和)
※会見コメントはリーグワン公式レポートをご確認ください。
NTTリーグワン2022-23 D1 第11節レポート(BL東京 49-20 GR東葛)
<試合後コメント>
■リーチ マイケル(NO.8)
Q.一番意識したことは何ですか。
意思統一ですね。何をやらなくちゃいけないかと、やっちゃいけないことを明確にして、80分通してやりました。
Q.スタミナ的にもきつかったのではないですか。
かなりきつかったです。しかし、自陣でボールを蹴って、敵陣でプレーしようという話をしていて、ボールを持ったらとにかく勢いを持って、止まったら蹴り返すというゲームでした。よくうちの9番10番がゲームをコントロールしてくれたと思います。
Q.モールやスクラムで1人少ない中戦えた理由は何でしょうか。
感覚ですね。いけるという感覚もありましたし、練習もかなりやってきたので、自信もありました。その中で、一度押せたことが一番良かったですね。組めばいけるという自信はありました。
Q.ご自身のプレーは振り返っていかがですか。
まあまあですね。1人少ない状況で焦ったり、全部やろうとして結局何もできなかったりしました。よくなかったとは思います。もう少し落ち着いてプレーしたかったです。
Q.2人少ない時間帯での豊島選手のSHについて振り返っていかがですか。
良かったです。もともとSHなので。中学校の時にSHだったから。大丈夫でした。
Q.ボーナスポイントにはこだわったのでしょうか。
そこはこだわってやってきましたし、簡単に諦めてセーフティーに戦うということはありませんでした。ロッカールームに帰った瞬間にみんなすごく元気になって、この状況でも勝つという勢いがあったので、良かったです。ハーフタイムは今までで一番元気でした。目の色が違いました。
■眞壁照夫(PR)
Q.今日の試合を振り返っていかがですか。
初っ端でスタメンのタウファがレッドになって、スイッチが入りました。しかし、もともと長い時間出ることを予想していたというか、もしかしたら後半最初からいくかなと思って、しっかり準備はしていたので、TMOがかかった瞬間にスイッチを入れました。事前にみんなが「もしかしたら長い時間あるよ」ということを言ってくれていたので、準備していて良かったと思いました。試合中は、走って、セットプレーを安定させることだけを意識していたので、自分の役割はできたかなと思います。
Q.TMOがかかった瞬間のお気持ちについて教えてください。
「行くしかない」と思いましたね。僕も個人的に、今年のプレシーズンのNEC戦に出場してから試合ができていませんでした。それもあって、気持ちはかなり入れてきていたので、そこでスイッチを一気に入れて、良い感じでした。
Q.今季リーグワン初出場でしたが、緊張しましたか。
緊張はしていましたがリザーブだったので、前の日まではしっかりリラックスできていました。試合直前に少し自分の中で高まってきましたし、一緒に先週までやっていたノンメンバーが「ここでいけよ」とか、「期待してる」とか、「いくしかない」ということを言ってくれていたので、その言葉などに後押しされて、すごく気持ちは入っていました。
Q.ご自身のプレーの手応えを教えてください。
やはりまだまだ小鍜治のように安定して走り続けて良いプレーをするなどはできていないですし、少しポジショニングが遅れたところもありました。次も試合に出られたら、そこをしっかりと取り戻して、試合の中のスピード感を意識してやっていきたいなと思います。
Q.7人のスクラムは難しかったのではないですか。
難しかったです。しかし、今季三菱重工相模原ダイナボアーズ戦でマイケルさんがシンビンになった時に、7人でスクラムを組んだことがありました。それをきっかけにいろいろとチームで対策して、そのようなことをしっかりとミーティングで共有されていました。そこの驚きや、変わったところはあまりなくて、ただやるだけという感じでしたね。
Q.PRとして70分出場ということはなかなかないことだと思いますが。
決まった瞬間に速攻で切り替えました。また、ゲーム中にも他のフロントロー、HO橋本大吾さんなどが、「キャリーとかは無理しなくていいから、スクラムを70分安定してできるように。キャリーとかはパスして、俺らが突っ込んでも良いし。そういうので80分しっかりゲームをつくっていこう」ということを言ってくれたので、気持ちはすごく楽でした。僕だけではなく、みんなでプレッシャーを和らげてくれたので、やりやすかったですね。
Q.今季も残り5試合になりましたが、意気込みを教えてください。
僕らはどんな状況でも勝つしかないと思っているので、そこで自分の仕事をやるということをしっかり意識したいです。
■ワーナー・ディアンズ(LO)
Q.地元で試合をすることはすごく久しぶりだったのではないですか。
そうですね。昨年はやっていなかったので、今年ここで試合ができてうれしかったです。
Q.母校の関係者も来ていたのですか。
来てくれていました。今の学年はちょうど誰も知らない時期なので、あまり知っている人はいませんでしたが、先生は来てくれていましたね。
Q.今日の試合を振り返っていかがですか。
自分たちのラインアウトはうまくいって、良いところがいっぱいありました。相手のボールに対してあまりプレッシャーは与えられなかったですが、人数が少ないなど、いろいろプラン通りにいかないこともあって、そこは修正したいと思います。
Q.人数が少ない中で意識したことはありますか。
自分はあまり変わりませんでした。LOなので。1人少ないからもう少し頑張るという感じでした。
Q.ハドルで話をしているシーンが印象的でした。
相手が良いモメンタムを持っていた時に、切り替えて、次の仕事を考えてやらないといけないという話をしました。
Q.試合後は母校の選手から声をかけられていましたが。
「頑張って」という声が聞けたことはすごくうれしいです。もっと頑張りたいと思いました。ファンのためでもありますし、自分のためにも頑張りたいと思いました。
Q.スクラムで後ろのウエイトがない時はやりにくかったですか。
大変でしたが、良い感じで組めていました。フロントローがすごく良い仕事をしていたから、LOとFLはうまく自分たちの力を伝えました。大変でしたが、よく頑張れたと思います。相手のウエイトはとても感じましたが、良い感じで組めていました。
■豊島翔平 (FB)
Q.SHに入る練習はしていたのですか。
していないですね。「その状況になった時にトヨが入っていたらトヨがやって」ということはコーチから言われていました。それは、この試合になる前からですね。
Q.SHに入った時に一番意識していたことは何ですか。
テンポを落としたくないとは思っていました。しかし、下手くそだったので遅くはなりましたけど(笑)。リズムを崩さないようにだけは意識していました。
Q.SHはいつぶりですか。
ラグビーを始めた頃の中学3年生くらいまでやっていましたね。セブンズの時以来でした。だから、下から投げることに関してはそこまで抵抗なくやれました。
Q.時間を使って攻めるということは考えましたか。
そういうことは考えませんでしたね。セットプレーを遅くするということは少しやりましたが、アタックの時間になった時はそういうことは一切考えませんでした。しかし、人数が13人だったので、アタックの仕方はみんなで統一してやっていきましたね。
Q.フェーズを重ねると人が足りなくなる危険があったということで、何を意識したのでしょうか。
なるべく遠くまで運ばない、オープンには持っていかないということは意識しました。
Q.厳しい状況でしたが、どのようにチームを鼓舞しましたか。
「ネクストタスク」とずっと言い合っていて、とにかく次の仕事を意識していました。また、一人一人の仕事を丁寧にやっていこうということはありましたね。
イベント
3月12日(日)NECグリーンロケッツ東葛戦(ビジターゲーム)の観戦について
2023年3月12日(日)にビジターゲームとして開催される「NTTジャパンラグビー リーグワン2022-23」第11節 NECグリーンロケッツ東葛戦をご観戦いただく皆さまにご案内いたします。
詳しくはこちら→https://www.bravelupus.com/news/230310_1//
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