試合結果

RESULT

NTT JAPAN RUGBY LEAGUE ONE 2023-24 第6節

豊田スタジアム(愛知)

12

7 前半 10
5 後半 18

28

HOST

トヨタヴェルブリッツ

トヨタヴェルブリッツ

12

-

28

7 前半 10
5 後半 18

VISITOR

東芝ブレイブルーパス東京

東芝ブレイブルーパス東京

HOME
トヨタヴェルブリッツ

VISITOR
東芝ブレイブルーパス東京

T G PT PG DG スコア T G PT PG DG
1 1 0 0 0 7 前半 10 1 1 0 1 0
1 0 0 0 0 5 後半 18 2 1 0 2 0
2 1 0 0 0 12 合計 28 3 2 0 3 0

登録選手

HOME
トヨタヴェルブリッツ
TEAM VISITOR
東芝ブレイブルーパス東京
No 名前 POS 名前 No
1 三浦 昌悟 PR 木村 星南 1
2 彦坂 圭克 HO 原田 衛 2
3 崔 凌也 PR 眞壁 照男 3
4 小池 隆成 LO ジェイコブ・ピアス 4
5 アイザイア ・マプスア LO ワーナー・ディアンズ 5
6 ピーターステフ ・デュトイ FL シャノン・フリゼル 6
7 ウィリアム ・トゥポウ FL 佐々木 剛 7
8 姫野 和樹 (C) NO.8 リーチ マイケル(C) 8
9 福田 健太 SH 小川 高廣 9
10 ボーデン ・バレット SO リッチー・モウンガ 10
11 ヴィリアメ ・ツイドラキ WTB 桑山 淳生 11
12 チャーリー ・ローレンス CTB ニコラス・マクカラン 12
13 シオサイア ・フィフィタ CTB ロブ・トンプソン 13
14 高橋 汰地 WTB ジョネ・ナイカブラ 14
15 ティアーン ・ファルコン FB 松永 拓朗 15
16 有田 隆平 リザーブ 橋本 大吾 16
17 清水 岳 リザーブ 三上 正貴 17
18 淺岡 俊亮 リザーブ タウファ・ラトゥ 18
19 西村 龍馬 リザーブ アニセ サムエラ 19
20 古川 聖人 リザーブ 伊藤 鐘平 20
21 アーロン ・スミス リザーブ 杉山 優平 21
22 丸山 凜太朗 リザーブ セタ・タマニバル 22
23 岡田 優輝 リザーブ 森 勇登 23

試合経過

  • トライ
  • ゴール
  • ペナルティゴール
  • ドロップゴール
  • 入替・交替
  • イエローカード
  • レッドカード
トヨタヴェルブリッツ 東芝ブレイブルーパス東京
高橋 汰地 8’ 5 0    
ボーデン ・バレット 9’ 7 0    
    13’ 7 0 ジョネ ・ナイカブラ → 森 勇登
ボーデン ・バレット → 丸山 凜太朗 16’ 7 0    
    19’ 7 3 リッチー ・モウンガ
彦坂 圭克 → 有田 隆平 20’ 7 3    
    30’ 7 8 小川 高廣
    31’ 7 10 リッチー ・モウンガ
有田 隆平 → 彦坂 圭克 32’ 7 10    
ハーフタイム
福田 健太 → アーロン ・スミス 0’ 7 10    
    0’ 7 10 木村 星南 → 三上 正貴
    10’ 7 13 リッチー ・モウンガ
ヴィリアメ ・ツイドラキ 11’ 7 13    
    11’ 7 13 眞壁 照男 → タウファ ・ラトゥ
    11’ 7 13 原田 衛 → 橋本 大吾
    12’ 7 16 リッチー ・モウンガ
高橋 汰地 17’ 12 16    
    18’ 12 16 佐々木 剛 → 伊藤 鐘平
    22’ 12 16 ジェイコブ ・ピアス → アニセ サムエラ
    22’ 12 16 桑山 淳生 → セタ ・タマニバル
崔 凌也 → 淺岡 俊亮 23’ 12 16    
小池 隆成 → 西村 龍馬 23’ 12 16    
    27’ 12 16 小川 高廣 → 杉山 優平
アイザイア ・マプスア 28’ 12 16    
    29’ 12 21 シャノン ・フリゼル
    30’ 12 23 リッチー ・モウンガ
三浦 昌悟 → 清水 岳 31’ 12 23    
    33’ 12 28 森 勇登
彦坂 圭克 → 有田 隆平 34’ 12 28    
姫野 和樹 → 古川 聖人 34’ 12 28    
ヴィリアメ ・ツイドラキ → 岡田 優輝 34’ 12 28    

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チケット

【リーグワン公式レポート】
NTTリーグワン2023-24 D1 第6節レポート(トヨタV 12-28 BL東京)

【リーグワン公式ハイライト】
トヨタV vs BL東京|NTTリーグワン2023-24 D1 第6節

レビュー

【マッチレポート】
vsトヨタヴェルブリッツ(2024/1/27)

「両者一歩も譲らない激しい肉弾戦を制し、交流戦白星発進!」

カンファレンスAでの総当たり1周目を、全勝で終えた東芝ブレイブルーパス東京(以下、BL東京)。バイウイークを挟み、迎えた交流戦初戦は、トヨタヴェルブリッツ(以下、トヨタV)と対戦した。
前半は、トヨタVからの激しい圧力により、なかなかリズムをつかめなかった。先制を許すと、しばらくは好守に阻まれ、攻めあぐねる時間が続く。激しい攻防戦が繰り広げられる中、1PGと華麗なつなぎから1トライを返し、逆転。10-7とリードで前半を終えた。後半に入り、BL東京がようやく本来のリズムを取り戻す。さらにトヨタVの反則、2度のシンビンも重なり、有利な状況でプレーすることができた。中盤までにPGで6点を追加し、13-7とリードを広げる。一時は1トライを返され4点差に迫られたものの、後半は一貫して敵陣でのアタックを継続し、終盤に2トライを追加。相手の勢いに押されても崩れることなく立て直し、28-12で勝利した。

 開始からトヨタVの大きなプレッシャーを受け、守る時間が続いた。8分には一瞬のスキを突かれ、先制されてしまう。その後も攻守が激しく入れ替わり、試合は膠着状態となる。だが18分、敵陣深くでのマイボールスクラムで、相手がオフサイド。SOリッチー・モウンガがPGを確実に沈めて3点を返した。その後は再び相手の気迫に押され、しばらく好機を生むことができない。
 28分、ようやく試合が動いた。BL東京がハーフウェーライン付近でパスをつなぎ、大外まで展開。FLシャノン・フリゼルがタッチライン際を駆け抜け、内でサポートするCTBニコラス・マクカランへと華麗にオフロードパス。さらに内で待つSH小川高廣へと繋ぎ、本試合で公式戦100試合目に到達した小川がトライ。Gも決まり、10-7と逆転する。その後は両者ともに得点のないまま試合は進み、ハーフタイムを迎えた。

 後半は、BL東京がリズムをつかみ、流れを引き寄せた。49分には、相手のオフサイドからPGで3点を追加し、13-7とリードを広げる。その直後には、モウンガがディフェンスのギャップを突いて自陣22メートル内から抜け出し、一気に敵陣へ。サポートに入ったCTBロブ・トンプソンフリゼルと繋ぎ、敵陣深くに攻め入る。その後できたラックで、相手選手がシンビンとなり、PGでさらに3点を追加した。 
56分には1人人数の少ない状態のトヨタVにゴール前スクラムからトライを奪われ、16-12と4点差に迫られる。それでも焦ることなく敵陣内での攻撃が続けたが、なかなか得点に結ぶことができなかった。再びチャンスが訪れたのは68分、敵陣深くのスクラムで相手がコラプシングを犯す。その直後にも反則を犯し、度重なるペナルティーによってトヨタVは2度目のイエローカードを受けてしまう。BL東京は数的有利の好機を逃さず、FWが突撃し、フリゼルがトライを決めた。  
さらに71分、互いにキックを蹴り合う中、SH杉山優平がタッチキックをクイックで投入し、蹴り合いを優位にする。再び蹴り返された楕円級を受けたモウンガが、今度は自ら仕掛けた。ディフェンスの隙を抜けてラインブレイクすると、大外のWTB森勇登へのロングパスが通り最後はがグラウンディングし、連続トライで一気に突き放した。その後もトヨタVの反撃を封じ、28-12でノーサイド。交流戦初戦を白星で飾り、開幕6連勝とした。
 
 日本代表の新旧キャプテン対決、オールブラックス対決、と観客の期待も大きかったであろう本試合。前半だけでも負傷者が多発するなど、極めて強度の高い、見ごたえのある一戦となった。前半に東芝らしさを発揮できず、相手に主導権を握られてしまった部分もあったが、後半以降はトヨタVの圧力に対応し、ペースを取り戻すと、最後は突き放して勝利することができた。今季、BL東京が幾度も接戦を勝ち抜く中で積み重ねてきた自信と強さは確かなものだと示す一勝になったといえる。

次戦は約1か月後に行われる横浜キャノンイーグルス戦。長いブレイクを挟むため、週末の楽しみは一旦お預けとなる。だがその分、負傷選手の復帰、主力のリカバリー、練習による進化など、ベストな状態で迎える第7節に期待が膨らむ。高鳴る心とともに、赤く染まった秩父宮で、再び共に戦おう。
(ライター:山田彩愛)

【試合後コメント】
■リッチー・モウンガ(SO)
Q. 厳しい試合を勝ち切れました。どういったところが良かったですか
 試合中ミスとかもありましたが、最後まで諦めなかったのは良かったなと思います。

Q. 後半はエリアの取り合いが多かったですが、そこに関してはどのように対処されていましたか
 後半は、風上だったというのもあり、キックの回数を増やすことで勢いをこちらに取り戻すということを考えました。

Q. 特に狙ったスペースとかは
 後半は前半とは違った部分というのを出せるようにしたかったというのはあります。

Q. トヨタVの福田健太選手が後半良いディフェンスをされました
 そうですね。風もありましたし、フィールドの違った部分に蹴ることによって、いろいろなところをディフェンスしなきゃいけなかった。前半は、自分たちこそプレッシャーを感じたので、そういった部分ではトヨタさんが先にうまくはじかせてきたなという印象はあります。

Q. 今シーズン、モウンガ選手のラインブレイクが多い。どのようにして抜けられているのですか
 毎週あるチャンスというのは、いろいろ違うチャンスがあります。今週はオープンなラグビーだった。フロントラインに2人を後ろに置いたということで、フロントラインにはもっとスペースがあったかなと思います。

Q. ボーデン・バレット選手(トヨタV)とトイメンでやってみた感想は
 世界で最高の選手と対戦するというのは常に嬉しいことです。バレット選手はとんでもない。最高でしたね。

Q. アーロン・スミス選手(トヨタV)がすごく狙ってきて追いかけっこになっていましたが
 かなりしっかり読んできたことによって、プレッシャーを自分にかけてきました。

イベント

1月27日(土)トヨタヴェルブリッツ戦(ビジターゲーム)の観戦について

2024年1月27日(土)にビジターゲームとして開催される「NTTジャパンラグビー リーグワン2023-24」第6節 トヨタヴェルブリッツ戦をご観戦いただく皆さまにご案内いたします。

詳しくはこちら→https://sports.gazoo.com/verblitz/lp/game_20240127/
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