試合結果

RESULT

NTT JAPAN RUGBY LEAGUE ONE 2023-24 第3節

ノエビアスタジアム神戸(兵庫)

39

18 前半 24
21 後半 22

46

HOST

コベルコ神戸スティーラーズ

コベルコ神戸スティーラーズ

39

-

46

18 前半 24
21 後半 22

VISITOR

東芝ブレイブルーパス東京

東芝ブレイブルーパス東京

HOME
コベルコ神戸スティーラーズ

VISITOR
東芝ブレイブルーパス東京

T G PT PG DG スコア T G PT PG DG
2 1 0 2 0 18 前半 24 3 3 0 1 0
3 3 0 0 0 21 後半 22 3 2 0 1 0
5 4 0 2 0 39 合計 46 6 5 0 2 0

登録選手

HOME
コベルコ神戸スティーラーズ
TEAM VISITOR
東芝ブレイブルーパス東京
No 名前 POS 名前 No
1 髙尾 時流 PR 木村 星南 1
2 北出 卓也 HO 原田 衛 2
3 具 智元 PR 眞壁 照男 3
4 ワイサケ・ララトゥブア LO ワーナー・ディアンズ 4
5 ブロディ・レタリック LO ジェイコブ・ピアス 5
6 サウマキ アマナキ FL シャノン・フリゼル 6
7 アーディ・サべア FL 伊藤 鐘平 7
8 ティエナン・コストリー NO.8 リーチ マイケル 8
9 中嶋 大希 SH 杉山 優平 9
10 ブリン・ガットランド SO リッチー・モウンガ 10
11 山下 楽平 WTB 桑山 淳生 11
12 李 承信 CTB 眞野 泰地 12
13 ナニ・ラウマペ CTB ロブ・トンプソン 13
14 松永 貫汰 WTB ジョネ・ナイカブラ 14
15 山中 亮平 FB 松永 拓朗 15
16 松岡 賢太 リザーブ 橋本 大吾 16
17 中島 イシレリ リザーブ 三上 正貴 17
18 渡邉 隆之 リザーブ タウファ・ラトゥ 18
19 ジェラード・カウリートゥイオティ リザーブ アニセ サムエラ 19
20 今村 陽良 リザーブ 佐々木 剛 20
21 日和佐 篤 リザーブ 小川 高廣 21
22 マイケル・リトル リザーブ セタ・タマニバル 22
23 濱野 隼大 リザーブ 森 勇登 23

試合経過

  • トライ
  • ゴール
  • ペナルティゴール
  • ドロップゴール
  • 入替・交替
  • イエローカード
  • レッドカード
コベルコ神戸スティーラーズ 東芝ブレイブルーパス東京
ブリン ・ガットランド 2’ 3 0    
    15’ 3 5 シャノン ・フリゼル
    16’ 3 7 リッチー ・モウンガ
    21’ 3 10 リッチー ・モウンガ
中嶋 大希 24’ 8 10    
ブリン ・ガットランド 25’ 10 10    
    26’ 10 10 ジョネ ・ナイカブラ → 森 勇登
    28’ 10 15 シャノン ・フリゼル
    29’ 10 17 リッチー ・モウンガ
    30’ 10 22 ロブ ・トンプソン
    30’ 10 24 リッチー ・モウンガ
松永 貫汰 36’ 15 24    
ブリン ・ガットランド 40’ 18 24    
ハーフタイム
    5’ 18 29 眞野 泰地
    6’ 18 31 リッチー ・モウンガ
    6’ 18 31 杉山 優平 → 小川 高廣
高尾 時流 → 中島 イシレリ 8’ 18 31    
北出 卓也 → 松岡 賢太 8’ 18 31    
    11’ 18 31 伊藤 鐘平 → 佐々木 剛
    11’ 18 31 ジェイコブ ・ピアス → アニセ サムエラ
    11’ 18 31 眞野 泰地 → セタ ・タマニバル
ナニ ・ラウマペ 14’ 23 31    
    15’ 25 31 眞壁 照男 → タウファ ・ラトゥ
    16’ 25 36 シャノン ・フリゼル
    17’ 25 38 リッチー ・モウンガ
    22’ 25 41 リッチー ・モウンガ
ワイサケ ・ララトゥブア → 今村 陽良 22’ 25 41    
ナニ ・ラウマペ → マイケル ・リトル 22’ 25 41    
山下 楽平 → 濱野 隼大 22’ 25 41    
    22’ 25 41 木村 星南 → 三上 正貴
具 智元 → 渡邉 隆之 25’ 25 41    
中嶋 大希 → 日和佐 篤 25’ 25 41    
    29’ 25 41 原田 衛 → 橋本 大吾
日和佐 篤 31’ 30 41    
ブリン ・ガットランド 32’ 32 41    
    34’ 32 46 シャノン ・フリゼル
ブロディ ・レタリック → ジェラード ・カウリートゥイオティ 35’ 32 46    
日和佐 篤 38’ 37 46    
ブリン ・ガットランド 38’ 39 46    

概要

【リーグワン公式レポート】
NTTリーグワン2023-24 D1 第3節レポート(神戸S 39-46 BL東京)

【リーグワン公式ハイライト】
神戸S vs BL東京|NTTリーグワン2023-24 D1 第3節

レビュー

【マッチレポート】
vsコベルコ神戸スティーラーズ(2023/12/24)

「自信に繋がる一戦に。大量得点で接戦を制し、開幕3連勝!」

ともに開幕2連勝の東芝ブレイブルーパス東京(以下、BL東京)とコベルコ神戸スティーラーズ(以下、神戸S)。クリスマスイブに神戸で開催された全勝対決は、激しく得点を奪い合う激戦となった。
試合の序盤は神戸Sが試合の主導権を握った。開始10分まで相手の勢いに押され、自陣深くでプレーする時間が続く。だが精度の高いプレーでチャンスを確実にものにし、得点を重ねると6点リードで後半へ。後半も終始、戦況がめまぐるしく動くタフなゲームとなった。それでもFWのフィジカルと推進力、BKのスピードとテンポなど持ち味が光り、46-39で勝利を収めた。

開始2分、BL東京のペナルティーから神戸SがPGを成功させ、開始早々に先制を許す。その後も神戸Sの勢いは止まらず、自陣深くまで攻め入られ、試合の主導権は神戸Sに。だが前半13分、BL東京陣内深くで、相手がラインアウトをミス。HO原田衛がこぼれ球に反応し、サポートに入ったWTBジョネ・ナイカブラが一気に敵陣深くへと侵攻する。そして神戸Sのオフサイドから、タップキックでFWが突進。最後はFLシャノン・フリゼルが次々に襲いかかるディフェンスを引きずりながら、トライを決めた。

その後、BL東京はPGで3点を追加。先行したものの前半23分には、1トライを返され10-10と試合は振り出しに戻る。前半26分、相手の反則からSOリッチー・モウンガが長いタッチキックで敵陣深くまでエリアを獲得し、ラインアウトモールからフリゼルが持ち出してトライ。さらにその直後には、WTB森勇登が空いたスペースへ蹴り込むと、相手のキック処理をCTBロブ・トンプソンがインターセプト。トライへと結び、24-10とリードを広げた。だが神戸Sも底力を発揮。1トライとPGで10点を返され、24-18の6点差で試合を折り返した。

前節の課題であった後半の入り。後半3分、自陣でのマイボールスクラムから、SH杉山優平を中心にテンポの良いアタックを展開。着実にフェーズを重ね、ゴール5メートル前まで前進すると、CTB眞野泰地が角度をつけて切り込み仕留め切った。「(前節の)反省もよくクリアできたと思う」(FLリーチ マイケルキャプテン)と成長を感じる得点となった。
後半13分には神戸Sの猛攻を受け、トライを献上すると31-25と再び6点差に。その直後にはキックオフからの展開において、相手が敵陣深くでノックオン。こぼれた球に反応したシャノンが本試合3本目となるトライを決めた。

 その後、BL東京が1PGと1トライで追加点を挙げる。対する神戸Sも2トライ2ゴールを決め、取っては取られる点数の取り合いが終始繰り広げられた。試合終了のホイッスルが鳴るころには、46-39と1トライ1ゴールの得点差に。終了間際には、逆転を狙う神戸Sに執念の猛攻を受けたが、これをしのぎ切った。形勢が二転三転する接戦をBL東京がものにし、開幕3連勝を飾った。

相手のプレッシャーを受けながらも、試合の中で立て直し接戦を勝ち切れたのは、今後のさらなるタフな戦いに向けて、大きな糧となったことだろう。
トッド・ブラックアダ―HCも「今年のチームを表す「立て直す力」を示すことができたのは非常に良かった」と満足気に試合を振り返る。
「強いチームに勝って、本当に自信がついた。相手に恐怖心を与えることもできるから(中略)今後に必ず繋がっていくと思う」(リーチ)。開幕3連勝、接戦を勝ち切る力、修正力。着実にレベルアップし、力をつけるBL東京から今後も目が離せない。
次戦は年をまたいで、昨季の王者・クボタスピアーズ船橋・東京ベイと対戦する。新たな年を勝利で飾り、気持ちの良いスタートを切りたいところだ。
(ライター:山田彩愛)

【試合後コメント】
■トッド・ブラックアダー(HC)

Q. 今日の試合を振り返って
 まず、勝てて本当に良かったです。メリークリスマス。リーチを始めとして、選手全員のことを誇りに思います。ものすごく素晴らしかった。序盤は、コベルコ神戸スティーラーズさんから本当にすごいプレッシャーをかけられましたが、慌てず立て直す力を示すことができたのは非常に良かったなと思います。アタックとディフェンス、どちらも大きな瞬間というのがいくつもあった試合でした。もちろんプレッシャーもかかりましたし、ストレスも感じましたし、いくつかの局面でやられてしまったなと感じるところもあります。それでも結果として勝てたのは、本当にシンプルで単純なことを継続してしっかりとやっていけたから。あのようなプレッシャーのかかる試合を制してくれた選手たちにこれ以上のことはありません。

Q.リッチー・モウンガ選手やシャノン・フリゼル選手は、元々ポテンシャルがある選手だと思いますが、両選手のプレーは東芝にアジャストして伸びてきている部分なのか、どのように捕らえていますか
 自分の役割というところで、ディフェンスをしっかりやるという事はチームとしていつも話している部分ですし、そこに対してアグレッシブに情熱を持ってやれる、そこを継続してできるというのは、リッチーもそうですし、シャノン、リーチという選手は、ワールドクラスといえると思います。今日の試合に関しては、例えばリッチーがフロントラインに入ったシーンでもしっかりと横から入ってくれましたし、リッチーを含めて本当に容赦なく守り切るというところを示してくれていたかなと思います。システムの中で、しっかり守りながらコネクションを保つというのは、彼らを含めてどれだけ選手たちが一体となっているかということの一つの証明だったのかなと思います。

Q. 開幕3年目となるリーグワンに関してどのように思いますか
 リーグ全体に関しては本当に毎年毎年タフなリーグになっているなと感じていて、フィジカルのレベルもものすごく上がっていますし、今日の試合に関しても、幸運にも私たちは勝てましたが、その勝ちの差はわずかだったなという風に思っています。今後も良かったところを良かったとしっかり認めて、さらに成長し続けると同時に、地に足をつけてやらなきゃいけないことはやりつつ、シーズンを進んでいきたいなと思います。

Q.チームの良いところと課題があれば
 まず、チームのスタートのところに関しては、これ以上ないくらい嬉しく思います。自信もつけることができましたし、選手たちがプレッシャーのかかったところでどうやって切り抜けて、自分たちのペースに持っていくかというところも学ぶことができたし、どんどん力をつけることもできたかなと思います。プレッシャーがかかったところで、落ち着いてプレーするということが、実際の試合で出せたというのは、残りのシーズンに向けてもすごく良い基盤になったのかなと感じています。

Q.立ち直れる力というのは、プレシーズンや開幕からどういう風に培ってきたのですか
 ハードなトレーニングを重ねるというところに尽きるかと思います。具体的に言いますと、ノンメンバーの選手たちが、毎週毎週メンバーに対して、良いプレッシャーをかけてくれて、そういう準備が1週間通してできているというところですね。良い判断ができるようなシナリオを練習中でも再現しながら、中心には経験のあるリーダーや選手たちが(いて)、彼らの経験だったり、知識だったりというところでチームの落ち着きをもたらしてくれて、厳しい局面を乗り越えていけるのかなと思います。

■リーチマイケルキャプテン(FL)

Q. 今日の試合を振り返って
 3試合続けて多くのファンの前でプレーできて、そして東芝ブレイブルーパス東京が勝って、本当に良かったなと思います。先週の東京サントリーサンゴリアス戦の反省も、ディシプリンのところと、後半の入りも、よくクリアできたと思います。東芝ブレイブルーパス東京としても、最初から最後まで大事な場面をよくコントロールできたと思っています。プレッシャーがかかった時にコントロールもできましたし、相手にもどんどんプレッシャーをかけることもできて、自分としては良かったです。あと1週間リフレッシュして、さらに成長したいなと思います。毎試合毎試合タフなゲームが続いている中で勝って、チームに良い自信がついています。今日はありがとうございました。

Q.序盤戦で静岡ブルーレヴズやコベルコ神戸スティーラーズというFWの強いチームに、接点で勝利していますが
 強いチームに勝って、本当に自信がついています。これから長いシーズンの中では、自分たちの結果を見て、相手に恐怖心を与えることもできますから、チームとして3試合連続の勝利はすごく大きいと思います。今後に必ずつながっていくと思います。

Q. 前半から相手のFWに対して常に東芝ブレイブルーパス東京側が押しているように見受けられたのですが、それらを実現できた要因はどの辺りにありますか
 準備がやはり大きいですよね。東芝ブレイブルーパス東京には大きな選手がたくさんいますが、全員が80分間走れるているというところが相手にプレッシャーをかけられていると思います。

■杉山優平(SH)

Q. 小川高廣選手とのポジション争いについて譲らないという気持ちは
そういう気持ちももちろんゼロではないですが、たかさんのスタイルと僕のスタイルはもちろん違うと思っているので、自分のスタイルを見失わないように、自分の強みを常に出し続けられるようにしたいし、それがまたチームの強みになったら良いなと思います。自分の強みがチームとして必要となってくれたら良いなと思います。

Q.ポジションを奪い取るというよりかは、このまま自分の強みを伸ばしていきたいということです
 そうですね、やるべきことをやるだけかなと。もちろん全然できてないことはいっぱいあるけれど、それ以上に強みを伸ばして、何より自分のスタイルでやることが自分にとって楽しいですね。

Q. 今年の東芝ブレイブルーパス東京について
 新加入した選手と自分たちのやりたいラグビーというのが明確で、シンプル。リーダーが「これやろう」といったことに対してみんなが「OK」といって、それが上手くハマっているかなと。リーダーがやろうといったことに対して、みんながスイッチを入れている、試合中にスイッチを切らない、点数を取られても焦らないといった部分は良いなと思うところです。自分たちの攻撃が上手くいっているからというのもあるかもしれません。

イベント

12月24日(日)コベルコ神戸スティーラーズ戦(ビジターゲーム)の観戦について

2023年12月24日(日)にビジターゲームとして開催される「NTTジャパンラグビー リーグワン2023-24」第3節 コベルコ神戸スティーラーズ戦をご観戦いただく皆さまにご案内いたします。

詳しくはこちら→https://www.kobesteelers.com/lp/game20231224/
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