試合結果

RESULT

NTT JAPAN RUGBY LEAGUE ONE 2023-24 プレーオフトーナメント 準決勝

秩父宮ラグビー場

28

7 前半 10
21 後半 10

20

HOST

東芝ブレイブルーパス東京

東芝ブレイブルーパス東京

28

-

20

7 前半 10
21 後半 10

VISITOR

東京サンゴリアス

東京サンゴリアス

HOME
東芝ブレイブルーパス東京

VISITOR
東京サンゴリアス

T G PT PG DG スコア T G PT PG DG
1 1 0 0 0 7 前半 10 1 1 0 0 1
3 3 0 0 0 21 後半 10 1 1 0 1 0
4 4 0 0 0 28 合計 20 2 2 0 1 1

登録選手

HOME
東芝ブレイブルーパス東京
TEAM VISITOR
東京サンゴリアス
No 名前 POS 名前 No
1 木村 星南 PR 森川 由起乙 1
2 原田 衛 HO 堀越 康介 2
3 小鍜治 悠太 PR 垣永 真之介 3
4 ワーナー ・ディアンズ LO サム ・ジェフリーズ 4
5 ジェイコブ ・ピアス LO ハリー ・ホッキングス 5
6 シャノン ・フリゼル FL 下川 甲嗣 6
7 佐々木 剛 FL 山本 凱 7
8 リーチ マイケル NO.8 ツイ ヘンドリック 8
9 杉山 優平 SH 齋藤 直人 9
10 リッチー ・モウンガ SO 高本 幹也 10
11 桑山 淳生 WTB チェスリン ・コルビ 11
12 ニコラス ・マクカラン CTB イザヤ ・プニヴァイ 12
13 マイケル ・コリンズ CTB 尾崎 泰雅 13
14 ジョネ ・ナイカブラ WTB 尾崎 晟也 14
15 松永 拓朗 FB 松島 幸太朗 15
16 橋本 大吾 リザーブ 宮崎 達也 16
17 三上 正貴 リザーブ 小林 賢太 17
18 眞壁 照男 リザーブ 中野 幹 18
19 アニセ サムエラ リザーブ トレヴァ ・ホゼア 19
20 德永 祥尭 リザーブ 桶谷 宗汰 20
21 髙橋 昴平 リザーブ タマティ ・イオアネ 21
22 森 勇登 リザーブ 中村 亮土 22
23 眞野 泰地 リザーブ 江見 翔太 23

試合経過

  • トライ
  • ゴール
  • ペナルティゴール
  • ドロップゴール
  • 入替・交替
  • イエローカード
  • レッドカード
東芝ブレイブルーパス東京 東京サンゴリアス
    8’ 0 3 高本 幹也
    14’ 0 3 サム ・ジェフリーズ → トレヴァ ・ホゼア
    22’ 0 8 堀越 康介
ニコラス ・マクカラン → 眞野 泰地 23’ 0 8    
    24’ 0 10 高本 幹也
    25’ 0 10 トレヴァ ・ホゼア → サム ・ジェフリーズ
ジェイコブ ・ピアス 37’ 5 10    
リッチー ・モウンガ 38’ 7 10    
ハーフタイム
    0’ 7 10 垣永 真之介 → 中野 幹
佐々木 剛 2’ 12 10    
リッチー ・モウンガ 3’ 14 10    
    8’ 14 10 森川 由起乙 → 小林 賢太
    13’ 14 13 高本 幹也
ジェイコブ ・ピアス → アニセ サムエラ 14’ 14 13    
シャノン ・フリゼル 15’ 19 13    
リッチー ・モウンガ 16’ 21 13    
    16’ 21 13 山本 凱 → 桶谷 宗汰
    19’ 21 13 イザヤ ・プニヴァイ → 中村 亮土
    19’ 21 13 ツイ ヘンドリック → タマティ ・イオアネ
    19’ 21 13 サム ・ジェフリーズ → トレヴァ ・ホゼア
木村 星南 → 三上 正貴 21’ 21 13    
小鍜治 悠太 → 眞壁 照男 21’ 21 13    
杉山 優平 → 髙橋 昴平 21’ 21 13    
ジョネ ・ナイカブラ 24’ 26 13    
リッチー ・モウンガ 25’ 28 13    
原田 衛 → 橋本 大吾 25’ 28 13    
    33’ 28 13 チェスリン ・コルビ → 江見 翔太
ワーナー ・ディアンズ → 德永 祥尭 34’ 28 13    
桑山 淳生 → 森 勇登 34’ 28 13    
    34’ 28 18 ハリー ・ホッキングス
    34’ 28 20 高本 幹也
    40’ 28 20 堀越 康介 → 宮崎 達也

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概要

【リーグワン公式レポート】
NTTリーグワン2023-24 プレーオフトーナメント準決勝レポート(BL東京 28-20 東京SG)
【リーグワン公式ハイライト】
【公式ハイライト】 BL東京 vs 東京SG|NTTリーグワン2023-24 プレーオフトーナメント準決勝

レビュー

【マッチレポート】
vs東京サンゴリアス(2024/5/19)
 SOリッチー・モウンガがタッチへ蹴り出す。スタンドで見守るファンが立ち上がる。東芝ブレイブルーパス東京(BL東京)がプレーオフトーナメント決勝への切符を掴んだ瞬間だった。
 ついに迎えた東京サントリーサンゴリアス(東京SG)とのプレーオフトーナメント準決勝。舞台は、秩父宮ラグビー場。前半は、東京SGが主導権を握り、30分もの間苦しめられたBL東京。しかし前半35分のトライを皮切りに、修正力を見せ攻勢に転換。7ー10で試合を折り返した。
一方の後半は、序盤から流れをものにし、個々のゲインからトライを生み出すシーンが多く見られた。ロースコアの接戦の中、28ー20で東京SGを下し、悲願の決勝進出を決めた。目まぐるしくボールが動く試合展開に、17,133人の観衆は酔いしれた。

 「絶対に違うことをやってくると予想していた」(NO.8リーチマイケル)。ブレイクダウンの攻防が激しく、スピード溢れる試合展開が繰り広げられた前半。8分、敵陣22メートル付近で相手優勢のアタックが継続される中、東京SGの司令塔がドロップゴールを決め、先制点を許す。序盤は、余儀なく自陣でファイトすることを強いられ、なかなか敵陣に入り込めないBL東京。22分には、ラインアウトモールで押し込まれ、右隅にトライを許す。スコアは0ー10。劣勢に立たされ、30分間を自陣で耐えしのいだ。
 待望の得点が生まれたのは、37分。敵陣でのマイボールラインアウトをスティールされるが、すぐさま奪取。LOワーナー・ディアンズが前に出たところで連続攻撃を仕掛け、リーチCTBマイケル・コリンズに続き、最後はLOジェイコブ・ピアスがゴールライン中央にねじ込んでトライ。時計が40分に差しかかったところ、FL佐々木剛の猛進を起点に好機を生んだが、惜しくもターンオーバー。東京SGが外に蹴り出し、7ー10で前半を折り返した。

 後半勢いづいたのは、修正力を見せたBL東京。後半2分、センターライン付近でのラインアウトからモウンガWTBジョネ・ナイカブラが一気に飛び出す。直後、サポートに駆け寄った佐々木が爆発的な走りを見せ、右サイドに飛び込みトライ。力強くガッツポーズを見せ、14ー10と逆転に成功。7分には、相手にトライを許したかと思われたが、トライ寸前、東京SGにオブストラクションの反則があり、ノートライの判定に。
 序盤の勢いそのままに、15分には、縦に切り裂くPR小鍜治悠太のゲインやCTB眞野泰地が相手ディフェンスをうまくかわしながら右サイドをブレイクし、オフロードパスでFB松永拓朗へつなぐ。その後は、ラックから瞬時に持ち出したFLシャノン・フリゼルがフィニッシャーとなった。円陣を組んだ直後の24分にも、素早いアタックを仕掛ける中、WTB桑山淳生が右端で抜け出し、それをサポートしたジョネが内側に切り込んでトライ。両WTBによるパスリレーで追加点を生み、28ー13と再リードする。それからは、グラウンドを広く使った一進一退の展開となり、34分、東京SGにトライを献上。以降、追加得点はなかったが、最後まで油断を許さない白熱した試合展開となった。
 終盤は、相手ボールラインアウトでボールがこぼれたところをFL德永祥尭がすぐさま反応。相手にチャンスを与えることなく、FWを筆頭に隙のない守備を徹底し、反則を誘発。ホーンが鳴ったところで、モウンガが外に蹴り出し、28ー20でBL東京が勝利した。

 当日にアクシデントが相次いだものの、チームの底力が存分に発揮された試合だった。来たる決勝の日に向け、チームとして向き合うべきことは「規律の部分」と試合後冷静に語った佐々木。さらに「隙を見せないように、クリーンなラグビーをして(相手を)止めきるのが勝利への近道」と語気を強める。
 ひとりひとりがタフに向き合い、2016年以来の決勝に勝ち進んだ。「絶対に優勝を狙えるというチームの力にしていきたい」とシーズン序盤に語った眞野。特に本試合前半でも際立った、チーム全体で厳しい局面を乗り越えるシーンは、今季BL東京の強みとしても挙げられる。「優勝旗を府中に持ってこれたら」(シャノン)。いざ全員で、リーグワン全勝中の埼玉ワイルドナイツとの戦いへ。勝利の女神はどちらに微笑むか。
(ライター:谷口花)

【試合後コメント】
■シャノン・フリゼル(FL)
Q.本日の試合を振り返って
 最初の序盤20分っていうのは、東京サンゴリアスはアタッキングチームですので、アタックされてすごくタフな試合でした。その最初の20分をしっかりディフェンスで粘れたっていうのは誇りに思いますし、諦めずにプレーできました。
Q. レギュラーシーズンと比べてコンタクトの強度の部分に変化は感じましたか
 ほんとにインテンシーの部分では、レギュラーシーズンと比べると高いものでしたし、試合開始から最後まで相手も諦めずにプレーしてきたので、本当にタフな試合でした。
Q. 決勝の印象は
 楽しみにしています。これまで1日1日にフォーカスして先の事は考えずにやってきました。だから今日は家に帰って休み、また翌日からしっかりと準備していきたいと思います。
Q. 決勝で気を付けたい選手は
 埼玉ワイルドナイツはチーム全員が危険だと思っています。無敗のチームですし、唯一リーグ戦で負けた相手が埼玉ワイルドナイツなので。本当に全員を侮らずにいきたいです。
Q.どんな結果を求めて生きたいか
 チームとして優勝して、優勝旗を府中にもって来れたらなと思っています。

■佐々木剛(FL)
Q.相手のバックスリーを突破したシーンはどんな感覚でしたか
 スペースというか、相手との間合いがある位置でボールをもらえたので、相手をよくみてどっち行こうかなって考えて、フィジカルで行く選択をした感じです。
Q.30分くらいまで相手のペースが続いていましたが、どんなことを考えてプレーしていましたか
 気持ちを切らさないというか、それぞれが跳ね返そうとバラバラなことをしちゃうとちぐはぐになってしまうので。チームとしてやってきたことを遂行しきることが1番かなと考えていました。
Q.結構長い時間押される時間が続きましたが
 レギュラーシーズンの第2戦とは違うシチュエーションではあったんですけど、東京サンゴリアスさんは強いチームなので、こういうこともあるかなくらいに思っていました。
Q.トライシーンを振り返って
 あれはジョネが抜けるサインというか、そういうデザインされた場面ではあったので、そこに上手く顔を出してトライまで持っていけたのは良かったなと思います。
Q. ジャッカルについては
 ボールが見えたらしっかりチャレンジしようと持っていたので、その中でしっかり2本取り切れたのは良かったかなと思います。
Q.決勝で勝つために何が必要だと思いますか
 規律の部分ですね。相手は勝ち方をしっているチームで、自陣で規律を犯せばどんどんショットを狙われて気づかないうちに点差が開いていくっていうのはよくあることなので。なるべく自分たちは隙を見せないように、クリーンなラグビーをして止め切るのが勝利への近道かなと思います。
Q.埼玉ワイルドナイツは自陣でペナルティーをしないですが、覆すことは大変では
 そうですね。埼玉ワイルドナイツさんのディフェンスは、ブレイクダウンでかける人数だとかバランスが明確になっていて、崩すのが大変だなと思うんですけど、我々も力強いキャリアーだったり走れる選手もいるので、そこで揺さぶりをかけていけば引っ張れるんじゃないかなと思います。

■リッチー・モウンガ(SO)
Q.今日の試合はどういったプランでしたか
 事前のプランとしてはしっかりボールをもって展開していこう、アタッキングなラグビーをしていこう、というのが一つあったんですけど、前半の戦いも踏まえてもっと敵陣でプレーできるようにというところは変更を加えました。
Q.どうやって流れをこっちに引き寄せたか、なぜうまくいったと思いますか
 キックを蹴ってボールを手放したところでもしっかりディフェンスで戦えてたことが一つ大きなことかなと思います。後半に入ったら流れを取り戻せて、自分たちが流れに乗って敵陣深くに入っていけたところです。
Q.日本で初めてのプレーオフはいかがですか
 強度もフィジカリティもかなり高くて、その中で最初の30分は正直かなり苦しんだところはあったのですが、その中でもあきらめずにしっかり耐えてくれた自分含めたチームメイトを誇りに思います。最初の30分でしがみつけたのが勝利に繋がったのかなと思います。
Q.3月の埼玉ワイルドナイツ戦では一度敗れていますが
 埼玉ワイルドナイツ戦で敗れて、確かに僕たちの遂行力というところで自分たちの首を絞めてしまった部分もあったのですが、試合が終わってスタジアムを出る時には、これもう一回やったら勝てるなというのがチームの中にしっかりありました。プレーオフはレギュラーシーズン誰が良かったかとか関係なく、最後勝ち切れるのがだれかということだけになるので、負けた試合は負けた試合として、今回は別ものとして勝つために準備します。
Q.キックの使い方で意識した点は
 前半の30分はあれだけ攻められて10点で抑えられたのは頑張った方かなと思っていて、後半に関してはもう少しスマートに。ボールを回すだけじゃなくてスマートにというところで、キックのバリエーションを増やしました。
Q.前半はクイックスタートをしていて、後半プランを変えたのは意図があったのですか
 前半は向かい風だったので、距離がでないだろうなということでそういう蹴り方になっていました。後半に関しては、深いところまでいきたいということでの選択でした。
Q.来週どんなところに注目してほしいか
 とにかくブレイブルーパスを応援してもらえればいいなと思いますけど(笑)。チームはまだリーグワンで優勝したことがないので、これまで踏み入れたことのない領域に踏み入れるということで、楽しみであると同時に、緊張しすぎることなく笑顔で1週間過ごして楽しんで勝利を収められたらなと思います。

■眞野泰地(CTB)
Q.今日の試合の感想は
 勝ち切れたのが一番で自分の役割をやりきれたっていう安心感と達成感、喜びが1番大きいです。
Q.HCによると試合前にメンバー外の選手と強度の高い練習をした後に、急遽メンバー入りとのことですが、疲れなどいかがですか
 メンバー外練習で結構走っていたので疲れはあったんですけど、バックアップメンバーはいつでも出る機会があるんで。疲労はありますけどやりきれたのでしっかりリカバリーして次につなげたいと思います。
Q.どんな練習をしたんですか
 ボールゲーム的な練習をして、それがいいかたちで試合にも生きたのかなと思います(笑)。拓朗(松永)がいいところに来てくれたので、それがトライに繋がって良かったなと思います。
Q.次戦は決勝となりますが意気込みをお願いします
 今日の試合でブレイブルーパスのチーム力を改めて感じたので、埼玉ワイルドナイツというチームに対してもチーム力で戦って絶対に勝って、優勝してマイケル(リーチ)さんが喜ぶ姿がみたいですね。

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NTTジャパンラグビー リーグワン2023-24 プレーオフトーナメントは一般社団法人ジャパンラグビーリーグワンが主催となります。
チケット販売や当日情報につきましては、下記のジャパンラグビーリーグワンの公式サイトをご確認ください。
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