【マッチプレビュー】NTT JAPAN RUGBY LEAGUE ONE 2023-24 第5節 三重ホンダヒート戦
1948年の創部から受け継がれてきた伝統を、ピッチ上で表現していきます。
NTTジャパンラグビー リーグワン2023-24 ディビジョン1第5節、対三重ホンダヒート戦を2日後に控えた1月12日、ホストゲーム前恒例の事前取材が行なわれました。クラブを代表して橋本大吾選手が、オンラインで対応しました。
今シーズンの東芝ブレイブルーパス東京は、開幕節から4連勝を飾っています。同じ4連勝の埼玉WKに勝点1差の2位と、好位置につけています。
1月14日に秩父宮ラグビー場で開催される今回のホストゲームでも、様々なイベントが予定されています。来場者特典のひとつとして、先着3,000名にオリジナル「ニット帽」がプレゼントされます。また、ファンクラブの皆さまを対象に「BRAVE★LUPUS FAN’s DAY」が開催されます。
三重H戦へ向けて、橋本選手は落ち着いた口ぶりで話します。
「今週は自分たちのラグビーに対してフォーカスしようということで、自分たちのスタンダードをしっかり見せようと。それから、自分たちのDNAである力強いキャリーやブレイクダウンの部分を、重点的に準備してきました」
東芝ブレイブルーパス東京とは対照的に、三重Hは開幕から勝利がありません。だからといって、チームに油断や慢心はなく、相手の特徴を踏まえた準備も進めてきました。
「三重ホンダヒートさんがワイドで深いアタックをしてくるというのもあると思うんですが、それに対して僕らは出足の速いラインスピードを持ったディフェンスをしていきたい。アタックはボールをしっかりクリアに継続するために、鋭いキャリーとそれをクリーンに出すブレイクダウンにフォーカスしてやってきました」
今シーズンからタイ・リーバDFコーチが就任しています。それに伴って、チームのディフェンスにどのような変化が生じているのでしょう。
「ディフェンスのシステムが少し変わりましたが、ラインスピードを上げることについては、以前のDFコーチと変わりません。細かい部分をディスカッションしてくれるようになって、それが、選手が自信を持ってラインスピードを上げてタックルへ向かうところにつながっていると思います」
今シーズンの橋本選手は、2節の東京SG戦で途中出場し、3節の神戸S戦、前節のS東京ベイ戦も後半途中から起用され、チームの勝利に貢献しています。
「個人としては今季初の先発ということで、気負わずにいつもどおり、自分のスタンダードをしっかり出せたらいいな、と。2番でも16番でも、僕はそんなに緊張するほうではないので、自分のいつもどおりのプレーをしたいなと思っています」
16年から東芝ブレイブルーパス東京に在籍する29歳は、様々な経験を積み重ねています。今シーズン初出場だからといって気持ちが揺れることはないのでしょうが、特別な感情が沸き上がっているところもあるようです。
「純粋に2番を着られることが、僕としては嬉しいことです。2番は特別なものだと、以前から取材などで話をしています。東芝ブレイブルーパス東京の2番を着たいという憧れを抱いて加入していますし、「強い東芝」の2番というものを作っていきたい気持ちがずっとあります。誰が出ても東芝ブレイブルーパス東京のフッカーはいい選手だということを、証明できればと思います」
セットプレーで、ブレイクダウンで、ボールキャリーで、東芝ブレイブルーパス東京の2番はどんなプレーを見せてくれるのでしょうか。三重H戦の楽しみなポイントです。
(ライター:戸塚啓)
【チケット情報】
1/14(日)は三重ホンダヒートとの対決となります。
皆様のご声援をよろしくお願いいたします。
・1/14(日)三重ホンダヒート戦(@秩父宮ラグビー場)
※当日券も会場にて販売いたします(12:00~)