試合結果
RESULT
NTT JAPAN RUGBY LEAGUE ONE 2023-24 第13節
秩父宮ラグビー場
HOST
東芝ブレイブルーパス東京
VISITOR
コベルコ神戸スティーラーズ
HOME
東芝ブレイブルーパス東京
VISITOR
コベルコ神戸スティーラーズ
T | G | PT | PG | DG | スコア | T | G | PT | PG | DG | ||
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
5 | 4 | 0 | 0 | 0 | 33 | 前半 | 14 | 2 | 2 | 0 | 0 | 0 |
1 | 1 | 0 | 0 | 0 | 7 | 後半 | 26 | 4 | 3 | 0 | 0 | 0 |
6 | 5 | 0 | 0 | 0 | 40 | 合計 | 40 | 6 | 5 | 0 | 0 | 0 |
登録選手
HOME 東芝ブレイブルーパス東京 |
TEAM | VISITOR コベルコ神戸スティーラーズ |
||
---|---|---|---|---|
No | 名前 | POS | 名前 | No |
1 | 木村 星南 | PR | 中島 イシレリ | 1 |
2 | 原田 衛 | HO | 松岡 賢太 | 2 |
3 | 小鍜治 悠太 | PR | 具 智元 | 3 |
4 | ワーナー ・ディアンズ | LO | ジェラード ・カウリートゥイオティ | 4 |
5 | ジェイコブ ・ピアス | LO | ブロディ ・レタリック | 5 |
6 | 伊藤 鐘平 | FL | 今村 陽良 | 6 |
7 | 佐々木 剛 | FL | アーディ ・サベア | 7 |
8 | シャノン ・フリゼル | NO.8 | サウマキ アマナキ | 8 |
9 | 杉山 優平 | SH | 日和佐 篤 | 9 |
10 | 松永 拓朗 | SO | ブリン ・ガットランド | 10 |
11 | 森 勇登 | WTB | 松永 貫汰 | 11 |
12 | ニコラス・マクカラン | CTB | ラファエレ ティモシー | 12 |
13 | ロブ・トンプソン | CTB | 李 承信 | 13 |
14 | ジョネ・ナイカブラ | WTB | 山下 楽平 | 14 |
15 | マイケル・コリンズ | FB | 山中 亮平 | 15 |
16 | 橋本 大吾 | リザーブ | 牛原 寛章 | 16 |
17 | 三上 正貴 | リザーブ | 高尾 時流 | 17 |
18 | 眞壁 照男 | リザーブ | 山下 裕史 | 18 |
19 | 梶川 喬介 | リザーブ | ワイサケ ・ララトゥブア | 19 |
20 | アサエリ・ラウシー | リザーブ | ティエナン ・コストリー | 20 |
21 | 髙橋 昴平 | リザーブ | 小畑 健太郎 | 21 |
22 | セタ・タマニバル | リザーブ | マイケル ・リトル | 22 |
23 | 濵田 将暉 | リザーブ | 濱野 隼大 | 23 |
試合経過
- トライ
- ゴール
- ペナルティゴール
- ドロップゴール
- 入替・交替
- イエローカード
- レッドカード
東芝ブレイブルーパス東京 | コベルコ神戸スティーラーズ | |||
---|---|---|---|---|
ニコラス ・マクカラン | 3’ 5 0 | |||
ジョネ ・ナイカブラ | 7’ 10 0 | |||
松永 拓朗 | 8’ 12 0 | |||
マイケル ・コリンズ | 19’ 17 0 | |||
松永 拓朗 | 20’ 19 0 | |||
24’ 19 5 | ラファエレ ティモシー | |||
25’ 19 7 | ブリン ・ガットランド | |||
27’ 19 12 | サウマキ アマナキ | |||
27’ 19 14 | ブリン ・ガットランド | |||
マイケル ・コリンズ | 35’ 24 14 | |||
松永 拓朗 | 36’ 26 14 | |||
森 勇登 | 40’ 31 14 | |||
松永 拓朗 | 41’ 33 14 | |||
ハーフタイム | ||||
0’ 33 14 | 中島 イシレリ → 高尾 時流 | |||
8’ 33 19 | 山下 楽平 | |||
9’ 33 21 | ブリン ・ガットランド | |||
12’ 33 21 | 具 智元 → 山下 裕史 | |||
木村 星南 → 三上 正貴 | 14’ 33 21 | |||
原田 衛 → 橋本 大吾 | 14’ 33 21 | |||
小鍜治 悠太 → 眞壁 照男 | 14’ 33 21 | |||
ジェイコブ ・ピアス → 梶川 喬介 | 18’ 33 21 | |||
18’ 33 21 | ジェラード ・カウリートゥイオティ → ワイサケ ・ララトゥブア | |||
18’ 33 21 | 山中 亮平 → マイケル ・リトル | |||
ニコラス ・マクカラン → セタ ・タマニバル | 19’ 33 21 | |||
20’ 33 21 | 日和佐 篤 → 小畑 健太郎 | |||
杉山 優平 → 髙橋 昴平 | 24’ 33 21 | |||
ジョネ ・ナイカブラ → 濵田 将暉 | 24’ 33 21 | |||
24’ 33 21 | 松岡 賢太 → 牛原 寛章 | |||
26’ 33 26 | ワイサケ ・ララトゥブア | |||
26’ 33 28 | ブリン ・ガットランド | |||
森 勇登 | 27’ 38 28 | |||
松永 拓朗 | 28’ 40 28 | |||
28’ 40 28 | 今村 陽良 → ティエナン ・コストリー | |||
30’ 40 33 | サウマキ アマナキ | |||
佐々木 剛 → アサエリ ・ラウシー | 30’ 40 33 | |||
31’ 40 35 | ブリン ・ガットランド | |||
33’ 40 35 | ラファエレ ティモシー → 濱野 隼大 | |||
シャノン ・フリゼル | 39’ 40 35 | |||
46’ 40 40 | 濱野 隼大 |
概要
【マッチプレビュー】
NTT JAPAN RUGBY LEAGUE ONE 2023-24 第13節 コベルコ神戸スティーラーズ戦のマッチプレビューを公開しました。
ぜひご覧ください。
NTT JAPAN RUGBY LEAGUE ONE 2023-24 第13節 マッチプレビュー
【リーグワン公式レポート】
NTTリーグワン2023-24 D1 第13節レポート(BL東京 40-40 神戸S)
【リーグワン公式ハイライト】
【公式ハイライト】 BL東京 vs 神戸S|NTTリーグワン2023-24 D1 第13節
レビュー
【マッチレポート】
vsコベルコ神戸スティーラーズ(2024/4/14)
「神戸Sと40-40の激闘を繰り広げる プレーオフ進出決めるも、悔いが残る一戦に!」
夏日の気温を記録する秩父宮ラグビー場。東芝ブレイブルーパス東京(BL東京)にとってプレーオフ進出を確定させるべく、重要な一戦となったコベルコ神戸スティーラーズ(神戸S)戦。終始、緊迫感のある試合展開となった。
前半の立ち上がりはBL東京が優勢に立ち、アグレッシブな攻撃から3連続でトライを記録。BK、FWの連携もあり、順調な試合運びを見せる。33―14とリードして前半を終えた。一転した迎えた後半は、「ミスで自分たちにプレッシャーをかけてしまった」(SO松永拓朗)というように、思い通りのアタックを仕掛けることができない。神戸Sの反撃からディフェンスを崩され、立て続けにトライを許す。5点差までに追い上げられた終盤は、ディフェンスで粘りを見せるが、スクラムからの展開でインゴールを割られ、40―40の同点でノーサイド。プレーオフ進出を決めたものの、悔いが残る一戦となった。
前半、最初にスコアボードを動かしたのはBL東京。前半3分、自陣10メートルラインでのラインアウトから、左右にボールを動かし、CTBロブ・トンプソンが相手をかわしながらゲインを切り、アシストしたCTBニコラス・マクラカンが先制トライ。続く7分、LOワーナー・ディアンズとFL佐々木剛のダブルタックルでターンオーバー。そのままWTBジョネ・ナイカブラが自らのグラバーキックから爆発的なスピード力で球を追い、インゴールで押さえる。19分には、ナイカブラのブレイクからパスを受けたWTB森勇登がタッチライン右側を鮮やかに駆け抜け、内側を走り込むトンプソンに見事なロングパスが繋がり、華麗なトライが生まれた。3連続でトライを記録し、19―0とリード。
しかし24分、27分は自陣での相手スクラムの展開からディフェンスに綻びが見られ、連続でトライを許す。両チーム共にミスが際立ち始めるが、35分、敵陣左サイドでハイパントキックを弾いた相手のプレーにトンプソンが反応し、最後はFBマイケル・コリンズがトライを挙げた。終盤は、敵陣でファイトし、じりじりと敵陣深くへ押し寄せる。そして40分、5メートルラインでのスクラムから、松永、森へと細かくパスを刻み、森が軽やかな走りで中央にフィニッシュ。33-14の19点リードで試合を折り返した。
注目の後半戦は、手に汗握る一戦を繰り広げた。後半序盤から2連続でトライを奪われ、BL東京は長らく防戦一方となる。
27分、ついに好機は訪れた。相手のこぼれ球を確保したワーナーがポイントを形成。するとSH髙橋昂平の素早い裁きから、左サイドに向かってパスを連続でつなぎ、再び森のトライで、40―28と点差を広げる。その後もキックや巧みなパス回しで追加点を奪いにいくが、神戸Sも執念の反撃を開始。5点差と追い詰められた終盤も自陣で守り切る時間が続く。得意の粘りを見せたが、最後は相手に執念のトライを許し同点。そのままノーサイドの笛が鳴り響き、40―40で死闘に終止符が打たれた。本試合の結果により、BL東京はプレーオフ進出が決定した。
タフなゲーム展開に観客は酔いしれたことだろう。主力のリッチー・モウンガが欠場した中、ひと際目立ったのは、松拓朗永のゲームコントロール力だ。これまでの15番の特性を生かし、冷静な判断スキルで多彩な攻撃を仕掛けた。
試合後には「悔しい」という思いを口にした選手たち。特に後半は守りの態勢となったが、後半戦で浮き彫りとなった課題は、プレーオフに向けた修正材料として見つけられたことは収穫だともいえるだろう。全体がハードワークして高め合い、その中で個の力が存分に発揮された時、BL東京はチームとしての魅力が増す。まだまだ成長を止めないBL東京、次戦に向けてまたさらに加速していく。
(ライター:谷口花)
【試合後コメント】
■松永拓朗(SO)
Q.POMに選ばれてどんな気持ちですか
そうですね。実際、試合には勝てなかったので、今はすごく悔しい気持ちが残っています。
Q.リードした中で、流れが変わった時に立て直せなかった要因は何だと思いますか
後半は特に、ボールを持って相手にプレッシャーをかけられず、ミスで自分たちにプレッシャーをかけてしまったことだと思います。
Q.練習では15番と10番両方に入っていたのですか
はい。練習ではいつもどちらもやっていました。
Q.リッチー・モウンガ選手と数カ月プレーした中で、10番に戻った時どういったところで自分自身学びと成長がありましたか
リッチーのプレーを見ていたら、リッチーは余裕を持っていて、試合中でもいろんなことを考えていて、この場面だったらこうしようとか、いろいろアイデアがある選手なので、今日はアイデアの部分でパニックにならないように気を付けて試合に臨みました。その部分では良かったかなと思います。
Q.アイデアの部分でパニックにならないようにどういう部分を心掛けましたか
コーチとか選手と喋ったりだとか、他の選手とコミュニケーションを取って助けてもらった部分もすごく大きかったです。
Q.勝ち続けているチームだからこそのプレッシャーはありましたか
そうですね。勝ち続けてるってこともそうですし、何よりリッチーの代わりってところで少しプレッシャーはありました。けどそこは気にせず、自分にできることだけをやろうと考えて臨みました。
Q.残り3試合となりましたが、心境は
プレーオフが決めれたのはすごくうれしいことですが、今日も勝ってプレーオフを決めれたわけではなかったので、次の試合で相手に対してしっかりと自分たちのラグビーをしていきたいですね。
■ジョネ・ナイカブラ(WTB)
Q.今日のパフォーマンス振り返って
今日の試合に向けてプレビューしたことについてやっただけです。バックスとして「もっとチャレンジしていこう」という話があって、「オフロードでもっとボールを繋いでいきたい」と話していました。
Q.ケガから復帰して、スピードの感覚はいかがですか
スピードはまだ出せると思います。チームに若手もいますので、彼らと競い合っています。
Q. ゲーム勘というのはどれくらい戻ってきたと感じますか
自信を取り戻せてきてるのかなと思います。継続して毎試合で自分のベストを尽くしたいなと思います。
Q. 改めて今日の試合でどんな役割が求められていましたか
できる限りボールをもらって、トライを取りに行きたい、チームにできるだけ貢献したいという気持ちで臨みました。
Q. トライの感触はいかがでしたか
今日トライを取れてうれしく思います。今日はバックスとフォワードの連携があったチームトライだったと思います。自分の仕事をこれからも継続して、どんどんトライを取っていければと思います。
Q. ケガとの付き合い方、どういう風にケガをしないように気を付けていますか
フットワークをもっと使って、接触をされないようにしようと思っています。
Q. トップ4入りが決まりましたが、プレーオフでどんなチャレンジがしたいですか
アタックとディフェンスの一貫性を継続して、ペナルティーが痛手だったのでペナルティーの数を減らしたいです。
Q.今年はどうして負けないのですか
お互いのためにプレーして、細かい部分でしっかりと正しくやっていくことができています。お互いのためにハードワークで来ているのが一番かなと思います。
Q. 今週のチームの雰囲気はいかがでしたか
自分たちにとって多くのチャレンジがあって、メンバーに選ばれていない人がしっかりと相手チームのイメージを見せてくれて、それによってしっかり準備できた1週間でした。
■森勇登(WTB)
Q.前半に良い流れがあったのに、後半に取られていく中でどうやって流れを戻そうとチームでしましたか
前の試合もエグジットの部分でうまくいかなかったので、そこは修正しようと声をかけていたんですけど、後半はできてなかったなと思っています。
Q.森選手のラインの裏から出てくるプレーはすごく効果的だったと見受けられましたが、そのあたりはどういうことを意識していますか
チームでそういう戦術なので、自分がハードワークして強みであるタフさを意識して動いていました。
Q.視野の広さも生きているのかなと感じましたが、ご自身ではどう考えますか
スタンドとセンターがメインのポジションだと思っているので、その部分は自信をもってやれているのかなと思います。
Q.最後の方は相手のペースでしたが、その中でも森選手は冷静にプレーできていた印象がありますが、雰囲気に左右されることはないのですか
集中していたので、ゲーム展開がどうとかは考えてなかったです。
Q.モウンガ選手がいないことでバックス陣で変わったことはありましたか
特になかったです。みんな冷静にプレーできていました。いつも通りだったなと思います。
■マイケル・コリンズ(FB)
Q.今日の試合を振り返って
楽しみました。かなりオープンな展開で勝利できるパフォーマンスができたので、引き分けに終わってしまったことを少し残念に思います。自陣からの脱出のところであまりうまくいかなくて、相手にチャンスを与えてしまったからなと思います。ただプレーオフでまたコベルコ神戸スティーラーズさんと対戦することができたら、そこをしっかりと修正したいと思います。
Q.今回はモウンガ選手の欠場が決まって、急遽出ることになりましたが、そのあたりの調整について大変さはありましたか
今のブレイブルーパスのシステムとして週初めにメンバーがアナウンスされて、ノンメンバーに関しては相手チームについて準備するというところで、最初は相手側の準備をしていました。それが急にブレイブルーパス側に代わって、覚える難しさを感じて、それと同時にあまり考えすぎなくて良いとも言ってもらえたので、頭がフレッシュな状態で試合に臨めるのが新鮮で良かったなと思います。特に拓朗(松永)が一番良かったなと感じていて、15番として出場している中でリッチーの代わりとしてしっかりと10番の役割を果たしてくれてものすごく良いプレーをしてくれたなと思います。
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