【マッチプレビュー】NTT JAPAN RUGBY LEAGUE ONE 2023-24 第11節 ブラックラムズ東京戦

 21歳の大器が、逞しさを増しています。
 NTTジャパンラグビーリーグワン 2023-24ディビジョン1第11節、対ブラックラムズ東京(BR東京)戦を前に、ホストゲーム恒例の事前取材が行なわれました。今回はワーナー・ディアンズ選手が、オンラインで対応しました。
 BR東京戦へ向けて、「すごくいい感じで準備ができています」と切り出します。「BR東京戦は毎回タフな試合になることが分かっているので、フォワードとしてドミネートしないといけない、ということで準備をしてきました。チームの雰囲気もいいので、すごくいい感じで試合に入れると思います」と、手ごたえを口にします。
 東芝ブレイブルーパス東京は、ここまで9勝1敗の勝点42で2位につけています。第9節の埼玉ワイルドナイツ戦で連勝が途切れたものの、前節の三菱重工相模原ダイナボアーズ戦は41対19で勝利しました。ディアンズ選手は全10試合でメンバー入りし、スタートから出場しています。
「前節はラインアウトが、あまりうまくいかなかったです。風の影響で試合直前にオプションを色々と変えて、練習していたものがあまり使えませんでした。今週はちゃんとプランBを持って、最初のプランがうまくいかなかったら次のプランを用意して試合に入れます。BR東京はいいラインアウトを持っているので、すごく楽しみなチャレンジになります」

 ディアンズ選手はラインアウトのリーダーを務めています。同じフォワードのシャノン・フリゼル選手はもちろん、司令塔のリッチー・モウンガ選手らともコミュニケーションをはかり、ラインアウトを練り上げています。
「シャノンからはオールブラックスでこういうことをやっていた、ハイランダーズでこんなことをしていたといった意見を聞いて、すごく勉強になっています。リッチーもオールブラックスやクルセイダーズの話をしてくれて、ゲームコントロール、試合のマネジメントのところで、ラインアウトのアタックについてとか、いつキックを使うか、といった話をしています。試合のときにどういうサインを使うのかなどを、ふたりで決めています。ゲームマネジメントを学んでいます」
 キャプテンのリーチ マイケル選手は、「リーダーシップを持った選手が出てきている」と話し、そのひとりとしてディアンズ選手の名前をあげます。ディアンズ選手自身も、昨シーズンまでとは違う思いを抱いています。
「ラインアウトのアタックをリードする役割を昨シーズンからやっているのですが、初めてだったのであまりうまくいきませんでした。今年はもうちょっとバックスと話し合っていること、そしてリッチーが入ってきたことでやりやすくなっています。昨シーズンよりもリーダーシップを発揮したい。そういうは気持ちが強くなっています」
 ラインアウトで、スクラムで、ブレイクダウンで。アタックで、ディフェンスで。今試合、背番号4を背負うディアンズ選手から、目が離せません。

(文中敬称略)
(ライター:戸塚啓)

 


【試合情報】
3/24(日)はホストゲームとして、秩父宮ラグビー場にてブラックラムズ東京と対決します!
チームは9勝1敗と好調キープし、この勢いのままにプレーオフに向け勝利を重ねていきます!
ぜひ皆様のご声援をよろしくお願いいたします。

3/24(日) vsブラックラムズ東京 チケット情報(@秩父宮ラグビー場)
3/24(日) vsブラックラムズ東京戦 メンバー

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